年金生活者の特権、平日の映画に行く。いかにもフランス的なテーマ「愛、アムール」だが、内容は何かしら日本的な面もある(一面的かな?)81歳ぐらいの老音楽家夫婦の最終章に向かうまでの夫婦の日常を映し出している。観客も中高年というより高年の方である。誰でも避けてとうれない道を私と妻を重ね合わせてします。
パリのアパートに住み、コンサート、ディナーなど悠々自適な生活を送る音楽家夫婦にも老いに伴う病がくる、妻の発病で夫婦の生活は日増しに変わっていく、車いす、電動ベッドの購入、週3日、看護士に面倒を見てもらうが、症状が悪くなる「おもらし」「うわごと」など年老いた夫では日増しに荷が重くなってくる、老々介護の状態である。フランスも日本と変わらないと思う、世界的な問題なのだ。娘が心配して訪れるが、長年の苦楽を過ごしてきた夫婦であり、最後まで二人の道を一緒にを歩む決意、二人の尊厳、気高が他を受け入れられない。そうした介護の日々の中、夫が魘される妻を看病しながら、悲劇的な結末を迎える、日本では老々介護での結末では、新聞に載る内容の映画で、欧米で「パルムドール賞」、「アカデミー賞外国映画賞」を受賞しているのが理解出来ない部分もある。しかし、愛と生を考えさせる映画ではある。劇中でお互いに「ありがとう」「感謝する」という言葉があったが、この夫婦の「愛」「ヒューマン」を感じさせられた。私も見習わなくては・・・
パリのアパートに住み、コンサート、ディナーなど悠々自適な生活を送る音楽家夫婦にも老いに伴う病がくる、妻の発病で夫婦の生活は日増しに変わっていく、車いす、電動ベッドの購入、週3日、看護士に面倒を見てもらうが、症状が悪くなる「おもらし」「うわごと」など年老いた夫では日増しに荷が重くなってくる、老々介護の状態である。フランスも日本と変わらないと思う、世界的な問題なのだ。娘が心配して訪れるが、長年の苦楽を過ごしてきた夫婦であり、最後まで二人の道を一緒にを歩む決意、二人の尊厳、気高が他を受け入れられない。そうした介護の日々の中、夫が魘される妻を看病しながら、悲劇的な結末を迎える、日本では老々介護での結末では、新聞に載る内容の映画で、欧米で「パルムドール賞」、「アカデミー賞外国映画賞」を受賞しているのが理解出来ない部分もある。しかし、愛と生を考えさせる映画ではある。劇中でお互いに「ありがとう」「感謝する」という言葉があったが、この夫婦の「愛」「ヒューマン」を感じさせられた。私も見習わなくては・・・