起き抜けから冷や水をぶっかけられた気分でした。
北朝鮮がミサイル6発発射 政府、経済制裁発動へ 東京新聞
北朝鮮が5日午前3時半ごろから断続的にミサイルを計6発発射、いずれもロシア沿海州南方の日本海に着弾した。具体的な被害は出ていない。日本政府は5日中に経済制裁を発動する方針で調整、国連安全保障理事会の開催を要請した。防衛庁によると、着弾地点がほかと異なる3発目が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」とみられる。残りは中距離弾道ミサイル「ノドン」の可能性が高い。安倍晋三官房長官は記者会見で「北朝鮮に対し厳重に抗議し、遺憾の意を表明する」と強調。拉致問題をめぐる対応にも影響を与えそうだ。
朝方は情報が錯綜しており、次々と新しい情報が出てきていました。最初3発だった発射数も、途中2回の追加を経て、最終的には6発で日本、アメリカ、韓国の3カ国とも落ち着いたようです。
このうち、肝心のテポドン2は3発目に発射され、北海道西の日本海に着弾したとのこと。航続距離は1000km足らずで、3,500~6,000kmというスペック通りの性能にはほど遠い数値です。
このことに関しては、各報道機関が一致して「テポドン2は上昇中に不具合に見舞われ、実験に失敗した」としています。
しかしながら、失敗していて結果的にラッキーだったのかもしれません。
もし、前回のテポドン1同様に人工衛星(という建前)ならば、地球の自転を利用するため真東に打っていたはず。そうなると、東北地方周辺に落ちることになります。ですが、今回北海道脇に落ちたと言うことは、アラスカ付近にねらいを定めていたと考えられます。アメリカにしてみたら、成功していたらアメリカ領が直接ねらわれる事態になっていたため、「報復」を本気で検討していたかもしれませんから。
今回のミサイル発射を受けて、日本政府の動きは素早いものでした。
昼には経済制裁の発動を検討という声明の先駆けとして、万景峰号の半年間の入港停止が決定されました。北朝鮮への送金、貿易の停止については、関係各国との協議を進めるとのこと。これは一国だけでやっても、第3国経由で送金されたときに対応できないためです。効果が薄いとは言え、「強硬な対応」というアピールにはなる経済制裁。政府には断固たる対応をしていただきたいものです。
北朝鮮は、今回のミサイル発射において、抑止力の獲得と言うよりは、技術力不足の露呈というデメリットを背負ったことになります。
日本にとっては脅威であることは変わりないですが、アメリカにしてみると「本土に届くのはまだ先」となりますので、2国での対話の場を持つまで至らず、いたずらに警戒感を喚起しただけとの見方が強いです。
また、親北派であったロシア、中国も今回のミサイル発射には遺憾の意を表明しており、日本とアメリカが進めている国連安保理への審議において、テポドン1の時のような緩い対応ではすまなさそうです。特に、もっとも北寄りである中国に関しては、6カ国協議において「ミサイル発射の凍結を約束させた」ことになっている建前、北朝鮮は中国の顔に泥を塗ったことになります。これで中国が北朝鮮に対して、あくまで寛大を貫くか、それとも強硬な姿勢を示すか、安保理の決議が左右されるだけに注目されています。メンツを重んじる中国のこと。何らかの方策は考えていると思うのですが・・・
で、結局ミサイル発射という外交カードは成功したのでしょうか?
独立記念日、スペースシャトルの発射に合わせ、注目を喚起した北朝鮮の瀬戸際外交は、アメリカとの対話カードにならなかったことで海外の資産凍結等の懸念材料を解くには至らず、さらに周辺各国の経済制裁も加わる可能性が色濃くなってきた事で、ミサイル同様失敗したと言えそうです。
極東のジャイアン、北朝鮮。日本とは全く違うルールで動いている国。国際的な約束事など「関係ない」と言いきる国。今回のミサイル発射と、それに伴う厚顔無恥な対応に、「北朝鮮とは国家の皮を被った犯罪集団である」事を再認識した次第です。
現在、アメリカに海外資産を凍結されてしまい、経済的に大変厳しいと目されている北朝鮮。これで経済制裁を受けようものなら、経済的に崩壊することも考えられるんじゃないかと思っているのですけれど。
追いつめられて放ったミサイルが、さらなる悪循環を招く・・・北朝鮮は次にどんなとんでもない手を打ってくるのでしょうか。
北朝鮮がミサイル6発発射 政府、経済制裁発動へ 東京新聞
北朝鮮が5日午前3時半ごろから断続的にミサイルを計6発発射、いずれもロシア沿海州南方の日本海に着弾した。具体的な被害は出ていない。日本政府は5日中に経済制裁を発動する方針で調整、国連安全保障理事会の開催を要請した。防衛庁によると、着弾地点がほかと異なる3発目が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」とみられる。残りは中距離弾道ミサイル「ノドン」の可能性が高い。安倍晋三官房長官は記者会見で「北朝鮮に対し厳重に抗議し、遺憾の意を表明する」と強調。拉致問題をめぐる対応にも影響を与えそうだ。
朝方は情報が錯綜しており、次々と新しい情報が出てきていました。最初3発だった発射数も、途中2回の追加を経て、最終的には6発で日本、アメリカ、韓国の3カ国とも落ち着いたようです。
このうち、肝心のテポドン2は3発目に発射され、北海道西の日本海に着弾したとのこと。航続距離は1000km足らずで、3,500~6,000kmというスペック通りの性能にはほど遠い数値です。
このことに関しては、各報道機関が一致して「テポドン2は上昇中に不具合に見舞われ、実験に失敗した」としています。
しかしながら、失敗していて結果的にラッキーだったのかもしれません。
もし、前回のテポドン1同様に人工衛星(という建前)ならば、地球の自転を利用するため真東に打っていたはず。そうなると、東北地方周辺に落ちることになります。ですが、今回北海道脇に落ちたと言うことは、アラスカ付近にねらいを定めていたと考えられます。アメリカにしてみたら、成功していたらアメリカ領が直接ねらわれる事態になっていたため、「報復」を本気で検討していたかもしれませんから。
今回のミサイル発射を受けて、日本政府の動きは素早いものでした。
昼には経済制裁の発動を検討という声明の先駆けとして、万景峰号の半年間の入港停止が決定されました。北朝鮮への送金、貿易の停止については、関係各国との協議を進めるとのこと。これは一国だけでやっても、第3国経由で送金されたときに対応できないためです。効果が薄いとは言え、「強硬な対応」というアピールにはなる経済制裁。政府には断固たる対応をしていただきたいものです。
北朝鮮は、今回のミサイル発射において、抑止力の獲得と言うよりは、技術力不足の露呈というデメリットを背負ったことになります。
日本にとっては脅威であることは変わりないですが、アメリカにしてみると「本土に届くのはまだ先」となりますので、2国での対話の場を持つまで至らず、いたずらに警戒感を喚起しただけとの見方が強いです。
また、親北派であったロシア、中国も今回のミサイル発射には遺憾の意を表明しており、日本とアメリカが進めている国連安保理への審議において、テポドン1の時のような緩い対応ではすまなさそうです。特に、もっとも北寄りである中国に関しては、6カ国協議において「ミサイル発射の凍結を約束させた」ことになっている建前、北朝鮮は中国の顔に泥を塗ったことになります。これで中国が北朝鮮に対して、あくまで寛大を貫くか、それとも強硬な姿勢を示すか、安保理の決議が左右されるだけに注目されています。メンツを重んじる中国のこと。何らかの方策は考えていると思うのですが・・・
で、結局ミサイル発射という外交カードは成功したのでしょうか?
独立記念日、スペースシャトルの発射に合わせ、注目を喚起した北朝鮮の瀬戸際外交は、アメリカとの対話カードにならなかったことで海外の資産凍結等の懸念材料を解くには至らず、さらに周辺各国の経済制裁も加わる可能性が色濃くなってきた事で、ミサイル同様失敗したと言えそうです。
極東のジャイアン、北朝鮮。日本とは全く違うルールで動いている国。国際的な約束事など「関係ない」と言いきる国。今回のミサイル発射と、それに伴う厚顔無恥な対応に、「北朝鮮とは国家の皮を被った犯罪集団である」事を再認識した次第です。
現在、アメリカに海外資産を凍結されてしまい、経済的に大変厳しいと目されている北朝鮮。これで経済制裁を受けようものなら、経済的に崩壊することも考えられるんじゃないかと思っているのですけれど。
追いつめられて放ったミサイルが、さらなる悪循環を招く・・・北朝鮮は次にどんなとんでもない手を打ってくるのでしょうか。