kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

やさしい電気講座

2014-11-28 10:35:14 |  バッテリー

<サブバッテリーに優しく>

kenyはお花が好きな割に花の名前と成りますと、ほとんど分かりません。

しかし、世の中には良く御存じの方が見えまして親切に教えて頂く事が出来ます。

そんなお花に、これが有りました。

「サンパラソル」 この夏から秋にかけ、元気に咲き綺麗な赤色を見せてくれてました。

これは、サントリーが開発した園芸種で、夏の暑さにも負けない花として開発されたようです。

お話が横道にズレましたが、今日は電気の初歩的講座です。キャンカーも正しく使えば、費用も最小で長く使う事が出来ますから、お得感倍増に繋がるかも知れません。

本日のテーマは、「サブバッテリー容量は使わなくても減る」です。

これは、「サルスベリ」ですね。お話はスベら無いようにしないと。。。

まずキャンカーの条件です。

サブバッテリーは、ディープサイクルバッテリー 鉛式バッテリーとします。

ソーラーシステム搭載(ワット数は特に規定せず)

ベアシャーシはカムロードとします。

「コリウス」も良く見かけました。

サブバッテリーの容量が何故、使わなくても減るかと言いますと、大きく2つの要因が有ります。

1、暗電流 

2、自然放電

やさしい電気講座ですから、ここから平たく説明します。電気に詳しい方は読み飛ばして下さいね。

暗電流は、サブバッテリーのメインスイッチを切っていても流れる電流です。ここで、うん? 何故?と思われる事でしょう。メインスイッチを切っているのだから、OFFでしょ。電気は流れないじゃ無いのと考えれると思います。

しかし、流れて居るのです。

先ほどのキャンカー条件で設定しました、ソーラーシステムがその代表的なものなのです。太陽光を浴びる事が出来ないガレージ保管されている場合がこれに当たります。

ソーラーパネルに太陽光が当たりませんから、発電量はゼロです。しかし、ソーラーコントローラーは作動しているのです。機種に依りますが、目に見える物では液晶パネル、LED表示などが消費電流の大きい物です。また内部でもマイコンが作動し電流を消費しています。

その他、サブバッテリーからナビ、オーディオ等の電源を取っている方は、それぞれの機器が暗電流を消費しています。

「ガマズミ」でしょうか。

次に自然放電ですが、これは空気中に水分が有る事で放電してしまう物。また、+-電極間で漏電により放電してしまう物等が有ります。

程度の差はありますが、暗電流と自然放電を合わせると、1日約1%弱の容量低下が有ると言われています。従いまして、10日で10%の容量低下に成ります。

キャンカーに依っては、冬季は使わない方も見えると思いますが、使わなくてもサブバッテリー容量は減り続けるのです。ソーラーパネルからの充電が期待出来ないのであれば、容量低下からサルフェーション(極板に硫酸鉛が発生し起電量が減る)を発生させ、最悪寺、サブバッテリーの早期交換を余儀なくされます。

「サザンカ」

今日は、サブバッテリーは使わなくても、暗電流、自然放電で容量低下するとのお話でした。

対策としては、冬季キャンカーを使わない方、太陽光が当たらない方は、積極的に100Vに繋ぎ補充電をし、満充電にする事。満充電は無負荷、無充電で1時間経過後に13.5V以上の電圧があれば、満充電と考えられます。

ここから面倒なのですが、サブバッテリーは満充電で放置しておけば寿命が延びるものでも無く、容量の10%程度は放電させ、再度、満充電にする事が良いようです。

また、週に2~3度キャンカーを使う方もフロートモードを2時間以上作る事がサブバッテリーに優しくなるようです。サルフェーション除去に成りますから。

やはり、キャンカーを冬季は使わず保管するのは、何かと手間が掛るようです。

冬でも元気にあちら此方と走り廻るのが、一番楽そうですね。

 

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