<メインバッテリーを大切に>
日本の七不思議なのですが、WTI原油価格が$26と低落しているにも関わらず、ガソリン価格が109円/Lとは理解出来ないですよね。
WTI原油は昨年の夏 $110 → $26 ですから、約1/4の価格なのです。
日本のガソリン小売価格 144円/L → 109円/L 約30%下げに過ぎません。(価格は東海にて)
せめて1/2の価格 70円/L でも良いのかと思うのですが。。
と寒い朝にボヤキから入りました。
昨日のメインバッテリーの流れで、今日は「老骨にムチ打って」 で、メインバッテリーに防塵カバーを取り付けたとお話しました。取り付けた時点では、人柱になるのも覚悟でしたが、約41,000Km走行しそろそろ効果確認しても良いのかと思い、今回取り上げて見ました。
防塵カバー取付後の走行距離は、約35,000Kmと成ります。
昨日、お話したように、コルドバンクスのメインバッテリーはこの床下にあるのです。
絨毯をめくりますと、床下収納が表われます。
耐久性が心配な木ネジを4ケ所外します。
収納BOXが貼着いていましたが、箱の側面を手で叩くと外れました。
まぁ~約1年以上、明けてはいないものですから。(木ネジ部破損が心配なこともあり)
余談ですが、このBOXは夏場はかなりの高温に成りますので、食料品は入れない方が良いようです。
BOXを外しますと、メインバッテリーが出て来ます。
取付ました防塵カバーの上部には、ホコリ、雨水が流れた跡が認められます。
雨天時の走行時には、前輪が巻き上げた水が掛るのでしょう。この事実だけでもメインバッテリーの過酷な設置環境が想像されますね。
防塵カバーを留めていた、タイラップを切り、取り外します。(4ケ所)
メインバッテリーターミナル上面は思いの外、綺麗なようです。
赤丸内に見えます、松葉が1本入っていました。
防塵カバーの効果はかなり有ると見えます。
+極の赤い絶縁カバーには、ターミナルに塗布したグリスが滲んだのか、ホコリが付着しています。
グリス効果も有り、両ターミナル部には白錆等は認められません。
防塵カバーは? と見ますと、セット時に貼り付けたスポンジを変形させてしまったようです。
今回は注意して取付ましょうか。外観には焦げ跡等の異常は認められません。
防塵カバーの効果は絶大なようですね。
まぁ~大型トラック等は、メインバッテリーの上部にはしっかりカバーが掛けてありますからね。
人柱か?と心配もしましたが、事無きを得たようです。
メインバッテリーの点検は、1年に一度もすると良い方ですから、明けた時にはバッテリー液の確認も行います。尚、乗用車の場合はフードを開ければ、メインバッテリーは目の前ですから、この限りではありません。
液面が若干、低いようですから、補充液を入れておきました。
メインバッテリーの健康は、液面管理と過放電、過充電防止ですからね。
ターミナル部にグリスも補給しておきました。
そして、ターミナル面を磨きます。
+極の赤い絶縁カバーは確実に取り付けて下さいね。思わぬショート事故が起こるやも知れませんからね。
その後、防塵カバーをスポンジが変形しないよう用心し、セットします。
防塵カバーはタイラップでの固定に成りますから、手前の1ケ所を緩めに仮り付けし、他の3ケ所にタイラップを先に通すと作業性が良くなるようです。
この辺りは、後付けですから、どうしてもこんな取付に成りますね。
まぁ~700万以上する車ですから、専用のカバーが標準で欲しい所です。
防塵カバーの総括としましては、充分効果がありネガも無いと言って良いようです。
尚、タイラップの固定はバッテリーケース金属部、ナット穴に通すようにして下さいね。
ハーネスに巻き付けては駄目ですから要注意です。