<ベント化 パート3>
急に寒く成ったせいか、はたまた京都で、FFヒーターを掛け眠むったせいか? 風邪を引いてしまったようです。
今年、2度目の風邪ですが、お正月を前にしておりますから何とか直したいものですが。。
今日は、引き続きカセットトイレのベント化なのです。
バンクスの購入以来、初のボデー外板に穴を明けてしまいました。
まぁ~外気への通気の為、どうしても必要な穴ですから、致し方無いですよね。万一の事を考え、交換可能なバゲッジドアーに穴明けとしました。
最初は3mm程度の細いキリを使い、穴明けです。
穴位置はホースを接合し開閉時に挟まり、折れ曲がり、干渉等が無い位置としました。
キリの滑りが有るかも知れませんから、養生テープは欠かせませんね。
次に10mmのキリで最終の穴サイズにします。この10mm化で上記写真のパネルが欠けた部分も穴と成り、隠す事が出来ました。
バゲッジドアーの内部は、発泡スチロールがサンドイッチされています。
この内部に水が浸入し、腐食? するかも知れませんから穴内部に綿棒を使い接着剤を入れます。キャンカーのボデーは木材の部分も多いので、用心はしておいて損は無い所でしょう。
接着剤を入れました穴にジョイントパイプを挿入します。接着剤がジョイントパイプの穴を塞がないよう、ティシュでカバーし、挿入です。
ジョイントパイプ外周には、接着剤を塗布しました。
バゲッジドアーの表側は、平滑に成るよう接着剤で仕上げました。
ここまでやりますと、接着剤の硬化の為、一晩放置する事にしました。
翌日、後はホースの接続だけと思ったのですが、大きな問題が発生したのです。
これは、「人柱か?」との思いが頭を過ぎります。何しろトイレ単価 15万円ですから。(@_@;)
その問題とは、カセットタンクが正規位置まで入っていないようなのです!
今回取り付けました、タンク側のジョイントが干渉しているようです。パート2で削り取りました突起以外で、干渉しているようです。
ジョイントに粘土を貼り付け、干渉個所を探します。
赤丸部が干渉個所で、ブルーの粘土が付着しています。青丸部は大切なブラケットですから、壊さないよう細心の注意が必要です。
干渉個所が判明したのですが、この突起部、リブが何らかの機能を果たしているのかと考え込んでしまいました。
よ~~~く、ニラミ、特に機能は無いと判断し折り、削り取る事にします。
折り取る際、判明したのですが、タンクを挿入する、この辺りの材質はABS材のようでして、強度的には弱い材料です。案外簡単に取る事が出来るのですが、必要なブラケット類を破損させますと、15万円が飛んで行く可能性大ですから。。。
細心の注意を払い、赤丸内のリブ干渉部を取り除きました。リブ取り除きは、ニッパー、ドリルに取り付けたリューターを使用しました。
その後、タンクをセットして見ますと、やっと正規位置まで挿入が可能と成りました。
やれやれと、ホット胸をなで降ろします。
もしかしたらこの辺りの作業で、風引きさんに成ったのかも知れませんね。
次にバゲッジドアーの表側に取り着く、エアースクープの作成です。
これはどうしたものかと考えたのですが、取りあえず100円ショップに行って見ます。
探し出したのは、こんなステンレスの台所用品です。
本来は野菜の抜き型のようです。材質はステンレスですから、錆にも強いでしょう。
金切りハサミで、形状がスクープらしく成るよう加工します。
切れ目を入れ、曲げを入れ、不要部はグラインダーで削り取りました。
まぁ~何となくエアースクープらしく成ったでしょうか。このエアースクープの働きは、接続したホースへの水侵入防止と、走行による風圧で発生する負圧によるタンク内空気の吸い出しです。
取付位置を慎重に決めます。
ビス穴部には、接着剤を入れ防水を図ります。
下側のビスも締付けます。まぁまぁ~の出来栄えですね。
取付ましたホースを最後の通気確認で、吹いてみます。
OKのようです! ここはけっして吸わないように。(@_@;)
取り付けたジョイントに接合します。
あっ! カセットタンクセットの際は、ホースの折れ曲がりに注意ですね。
ホース挿入は、ブラック廃棄する際、抜きますので、10mm程度にしておきました。
まぁまぁ~の出来栄えでしょうか。
小生の場合、何とか人柱も免れたようですが、この自作快適化はお勧めはしません。
7,000円出す価値はあるのかと思います。
しかし、1,000円以下で出来るのも魅力ですよね。失敗しますと、15万円が飛びかねませんが。。。。
自己責任でお願いします。
本日も読んで下さり、ありがとう御座います。
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