こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

娘のフィアンセが英国に帰った

2022年09月16日 | 家族のこと
娘のフィアンセ君が今朝、羽田からの飛行機で留学先の英国に帰っていった。
エリザベス女王の葬儀に参列する天皇皇后ご夫妻の出発が明日で、ほっとしていた。

彼の場合、日本に来たくて来たわけではなく、娘に会いたくて日本にやって来ただけなので、私たちとしてはホームステイとはちょっと違う微妙な受け入れ方となった1ヶ月だった。
日本語の勉強もしていたが、娘との意思疎通には不要だったので、今後も続けるかどうかは分からない。
昨晩は、ヨーロッパでは生の貝を食べることがないというので、妻が貝を多めに入れたちらし寿司を用意してくれ、舌鼓をうっていた。
そういえば、食材を買いに連れて行ったスーパーに鮮魚がたくさんあったのに驚いていたそうだ。
彼はギリシャ育ちで、バルカン半島の国同士のことを少し話してくれたことがあるが、それぞれの国の経済格差は大きく、ギリシャよりも貧しい国はたくさんあって、差別もありそうだった。
ギリシャに帰ってもそれほどいい就職先はなく、学位をとったら米国とか日本のような裕福な国を目指すために、帰ってまた研究を頑張るらしい。
そういう意味では彼にはいいリフレッシュ休暇だったかもしれない。

彼の場合は娘が日本にいるからということも動機の一つにはなっているであろうが、そもそも一緒になるかもわからない。
二人のことは二人で決めることだから、あまり関わらないでいたい。
彼が帰る街の気温は12度。
ついこの間まで熱帯の暑さだった日本との違いは20度もある。
そういえばエリザベス女王への弔問の人の装いはすっかり冬物だった。
冬はエネルギー供給の問題が深刻化するが、イギリスは北海油田があり、そう寒い思いはしないのではないかと思っている。
そうはいってもすぐそばで戦争が行われていることを考えると、いろいろと心配ではある。
明日のこと、否、数時間後のことすら全く分からないということを実感する今日この頃。
コロナ禍で、どんどん内向きになってしまっていた自分を反省する。
昨日、FBをたまたま開いたら、国際学会に行って来たという先生の投稿があった。
元々出好きの人だったが、もう活動を再開していたと驚いた。
オンラインも悪くはないが(それすらしていない)、現地に足を運ぶということも大切だろう。
フィアンセ君にしても、日本に乗り込んできたというのは思いのほか活動的であり、これなら娘を大切にしてくれるかもしれない。
彼のおかげで多少はよその国のことに関心を持てたかもしれず、このことは続けていきたい。
やることはまだ沢山ある

ブログランキング・にほんブログ村へ

ランキングに参加中。

応援お願いします! 

 PVアクセスランキング にほんブログ村




最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kinntilyann)
2022-09-16 09:46:32
先生のブログを読んでると良い彼な感じでした!
ちょこっとだけ寂しくなったかな。
今日は暑くなりそうだ。
元気にまいりましょうぞ(^^)v
Unknown (katsurako)
2022-09-16 20:12:45
75歳の私の年齢でも、ドイツ人、スエーデン人、イギリス人と結婚してずっと幸せな友人が3人います。スエーデンとイギリス在住の人は日本国籍を捨て、ドイツ在住はまだ日本国籍。今、帰国中で会ったばかり。イギリスはエジンバラに住んでいますが、素敵な暮らし。
お嬢さんを応援してあげてください。
Unknown (コロ健 to kinntlannさん)
2022-09-16 22:16:32
ありがとうございます。
たしかに、礼儀正しい若者で、そう滅多にいるものではないと思えるような好青年(当然ハンサム)でした。
あとは二人で乗り越えて行ってほしいと思っています。
Unknown (コロ健 to katsurakoさん)
2022-09-16 22:20:53
ありがとうございます。
娘が幸せになってくれるなら結婚についてどうこういうつもりはありませんし、彼女の決断は最大限尊重して応援していくつもりです。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。