こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

これがウィズコロナの形か

2021年08月05日 | 自然災害・事故・感染症
 快晴。
 プランターのナス2株を丸裸にしたアゲハの幼虫だが、今朝探したらいなくなっていた。カラスにでも食べられてしまったのだろうか、結局二匹とも失ってしまったみたいで残念。アイスバーグがまた花を咲かせ始めた。暑さはまだまだ続くが、涼しげな姿をみるとホッとする。

 東京オリンピックでの日本の獲得した金メダル数が20個に達した。メダル総数では過去最高を上回ったとか。まさしく目をみはるばかりの快進撃。後半に入ってからも調子が落ちる様子はなくまだまだ楽しみ。一方で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大もとどまるところを知らない。世界では感染者数が2億人を突破し、日本でも新規感染者数が連日1万人を超えている。病床逼迫は私の勤務先でも現実のものとなっていて、入院病棟の整理、人員の再配置が行われている。息子が勤めている基幹病院でも状況は深刻で、”入院を必要とするありふれた病気”で入院することができなくなっている。

 政府が悪い、オリンピックが悪いという人が多いが、会食など感染リスクの高い行動をとって感染した人に対する批判はあまり聞こえてこないのはどうしてだろう。昨日、ワクチン打ってたけど感染したっていう自分の症状をユーチューブだかで報告しているあきれた医者の映像がテレビで流されていた。その中で”あの時の会食が原因だったろう”と何も悪びれずに言っていた。”ワクチン打ったから自分は平気”などとタカをくくっていたのではないか。こういう首をかしげざるを得ない行動をとる人が医者でもいるのだから世も末というか、この国の医者なんて(私も人のことは言えないが)こんなものだと思い知らされる。こういう人につける薬はないが、無分別な行動をとってコロナ対応で苦労している他の医者その他の医療従事者、そして感染対策を講じていたにも関わらず感染(例;家族の誰かが飲み会で感染して持ち帰って家族内感染)してしまって治療を待っている患者さんたちの邪魔はしないでほしい。

 もうちょっと別のことを書くつもりだったのだけど、すぐにコロナの話になってしまい、思考がそこに固定化されてしまうのはとても残念だ。考えなくてはいけないこと、やらなくてはいけないことは山ほどあるのに、コロナに振り回されてしまって、思いを巡らすことも自由な行動もできないでいる。これがウィズコロナの時代なのだけどストレスは大きい。
ワクチンは万能ではない

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