こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

私は大人になれるか

2013年02月12日 | 日々思うこと、考えること
さまざまな他の社会人の言動というのに接すると、子供っぽい人のあまりの多さに驚く。
特に、昨今の事件・事故においてはさらにその印象が強くなる。

体罰の問題はすでにずいぶん語りつくされているが、これが一番子供のまま年を取ってしまった人を象徴しているように思う。体罰をされるがまま競技人生を送り、そのまま自分で考えることなく、競技人生を終え、そのまま指導者になった人たち。そういう人たちは、体罰を介在させない指導方法というものを知らないので、体罰でしか後進を指導できない。そして、それが繰り返される。こういう人たちは、大人ではなく、ただ年を取った子供だ。

大した力もないのに力で相手を威嚇するしかできない人たち、ということになる。
医者にだってこういう手合いは多い。多少教養でもあればいいのだが、医者の場合、日常業務が忙しすぎてそれを身につける暇がない。そういったのがばかばかしいと思うような医者は、勤務医であれば楽なオフィス開業などをしてペースダウンしていく。中には、そうやって少し大人になる人もいるが、金をもうけすぎて、余計子供っぽくなってしまう人もいる。難しい。

ただ年を取る人と、大人になっていく人とに世の中の人を分けることができる。ただ年を取ってしまった人は、我がままで、傍若無人、いつまでたっても幼稚である。どうも、最近、そういった人たちのことがうっとうしく感じられる。
歩いていてもそういう人が目につく。乱暴な運転をする人、周りを気にしないで電車に乗っている人。

日本人がダメなのか、世界中で幼稚な人間が増えているのかわからない。
そんなことは、どうでもいい。私にとって、一番重要なのは、私は大人になれているのか、それとも、この先大人になれるか、ということだ。

では、大人とは何か、ということになるが、それがわかるのが、本当の大人ではないかと思う。
幼稚な私は、残念ながらまだわからない。

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