こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

大型連休明けのToDoリスト

2022年05月09日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
 連休明け、今週は梅雨のような天気になるとのことで、まずは小雨混じりの曇天。駅のホームは人で溢れ、一部の路線には遅れが出ているらしい。日常が帰ってきたわけだが、これを日常というべきなのか、先週の月曜金曜あたりの状態こそを人間らしい状態というべきかはわからない。通学通勤に伴う電車の混雑というものは人間にとって正常な状態ではないが、鉄道会社からしてみたら、もっと混んでいる状態で経営を考えているわけで、捉え方は立場によって相反する。

 これだけ多くの人が再び動き出したということは、それだけ多くの”やらなくてはならないこと”があるということだ。大都市圏に限ったことなのかもしれないが、これほど”やらなくてはならないこと”をかけた人がいればこの国の経済はまだ大丈夫なのではないかと楽観視してしまうが、実態はどうなのだろう。

 かくいう私にも”やらなくてはならないこと”はたくさんある。カレンダーを見ると毎月第1週に組まれている各種会議が第2週にずれ込んでいて、いつもの第2週よりもずいぶん忙しくなっている。この合間にルーティンワークである病理診断、切り出しを行なわなくてはいけない。ミスをしないよう、いつも以上に注意を払って行っていきたい。

 ウクライナの人々の苦難を見るにつけ、仕事があるだけ、仕事ができるだけでもありがたく思って日々労働に勤しんでいかねばならないと思いを新たにするが、いざ仕事が始まると、通勤を含めていろいろと厳しい。対独戦戦勝記念日の、今日はロシアにとって重要な日だそうだ。仕事の終わる頃にはプーチン大統領のスピーチの内容もわかっているだろう。これほどまでに世界中の耳目が集中する中での演説などかつてあっただろうか。その行方に対して西側諸国的な考え方は通用しないわけで、私たちはただじっとその演説を待つしかない。

 このブログで、ロシアのことが出てきたエントリーを振り返ってみたら、10年ほど前のプーチン大統領による”引き分け”という考え方について書かれていた(引き分けの論理 2012年5月26日)。私はその時に、何をもって「引き分け」とするかは、これまた難しいことだろうが、「引き分け」という決着があってもいいのではないかと、私も思う。と書いていて、今の対ウクライナ侵略についても国内向けにはせめて「引き分け」ということで幕引きできないかと淡い期待は持っている。
地には平和を

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