こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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衆議院解散総選挙によせて(1)金持ちが余計金持ちになっただけのアベノミクス

2014年11月20日 | 日本のこと、世界のこと

安倍総理大臣が衆議院を解散し、総選挙に打って出ることを決めた。不肖コロ健にも選挙権があり、選挙に参加する義務があるので、この選挙に関して思うことを書き留めておきたい。

今回の解散総選挙の大義はいったん決めた消費税増税を延期することの是非を問う、というようなことらしい。実情としてはいろいろ取沙汰されているが、アベノミクスが思ったほどうまくいっていない、烏合の衆と化して死に体の野党の息の根を完全に止める、相次ぐ閣僚の不祥事、などらしい。

衆議院解散総選挙によせて、コロ健なりにこの3つについて考える。

今日はアベノミクス。

 

アベノミクスで、株価がずいぶん上がった(らしい)が、これは庶民には恩恵は無かった。

国内生産拠点を海外に多く移転せずに頑張ったトヨタと、あとは株を買う余裕のあるお金持ちだけにお金が流れてしまった。

そして、そこからお金は溢れ落ちてこない。

残念ながら、家と車のローンと学生の子供二人を抱えるコロ健にも株にまわすお金はない。ということで、アベノミクスの恩恵はゼロである。働く世代のボリュームゾーンである私たちの世代およびその下の世代に恩恵が無ければ世の中のお金は回らない。

株で儲ける余裕のある人はおそらくもう少し、年齢層が上で、モノを十分持っている人たちではなかろうか。彼らの買い替え需要しかお金は回らない。これでは景気は良くなるわけがない。薄く広くお金をとるということで、消費税を上げるのは一つの方策だったのだろうから、そのままやればいいだろうに、残念ながら思っていたように景気は回復せず、延期となった。

総選挙最大の争点となることと思うが、もう、やってしまったことなので、後戻りはできない。

どんどん刷ってしまったお金は一体この先どうなってしまうのかとても不安だ。

そんなに簡単にお金は溢れない
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