こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

「お義父さん」と呼んでもらうことに

2024年06月17日 | 家族のこと
天気予報だと、いよいよ今週末には梅雨入りしそうだ。
今日はお日様が見えるが、明日は大雨とのことで、備えておかねば。

昨日は父の日だったが、父も義父もすでに亡くなっていて、私にはもう父と呼べる人はおらず、彼らに感謝を伝える術はもはやない。
たとえ元気でいたところで大したことはしてあげられなかっただろうけど、時々寂しい気持ちになる。

親子の情というのはどう表現したら良いのだろう?
父子の相剋というのはさまざまだろうが、最終的にはわかりあって落ち着くのではないか。
少なくとも死ぬまで親を憎んで生きるというのは幸せではない。
私の場合、父が亡くなる前に全てを許せたらよかったのにと思う。
それは私が父親になったから思えることなのか、それとは関係などないか。

少なくとも今生きている人には親という存在がある。
人間誰しもこの問題について多少は考えることもできるだろうが、少子化が進むと親子の情を解する人も減るということになり、社会の意識も変化していくだろう。
それは良し悪しではなくあくまでも変化である。

昨日、娘夫婦がプレゼントをくれた。
その時、婿に「お義父さん」と呼んでくれないかと頼んだ。
欧米では親子でもファーストネームで呼ぶのが普通かもしれないが、いつまでも”コロケンサン”と呼ばれていたのには、日本人の私としては違和感があった。

最初、意味がわからなかったようだが、娘が説明してくれた。
夜になってお礼のLINEをだしたら、その返事に、「お父さん」と書かれていた。
もちろん、妻のことを「お義母さん」と呼んでくれるようにと頼むことも忘れなかったが、彼女はファーストネームのままの方がよかっただろうか。
10年後はどうなっているだろう

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