こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

そんなもの落としてこないでくれ

2024年06月10日 | 日々思うこと、考えること
夜中の大雨は出かける時間には止んで傘をささずに出てくることができた。

駅のホームを歩いていたら横で突然大きな音何して、びっくりしてそちらの方をみたら、ベンチに座っていた女性の持っていた紙袋からビールのロング缶数本が落ちてきていた。
私だったら朝っぱらから缶ビールをばら撒いたらバツが悪いが、たまたまというのはよくある。

これを落とし物と言っていいかはわからないが、上から落ちてくるものなので落とし物といえば落としものの範疇だろう。
子供じみた(子供でもやらない?)攻撃というか嫌がらせで、聞いているだけでなんとも言えない気持ちがするが、これが悪臭、醜怪なものであるばかりでなく、生物兵器、化学兵器、核のゴミだったらとんでもないことだ。
韓国に住んでいる方が気の毒になる。

落とし物にはいろいろあって、お金の入ったお財布を忘れることだってある。
子供の頃、十円百円が道路に落ちていたのを近くの交番に届けたら、貯金箱のようなものに入れさせられたような記憶がある。
あれは、募金箱でもなかったから拾得物として受け付けるのが面倒で、電話代や交通費を忘れたような人に使わせてやるようなものだったのだろうか。

恥ずかしながら私もIDカードを落としたことがある。
鉄道会社に連絡をしたら届いていて、無事手元に戻った。
誰に拾われたのかわからないが、悪用された形跡もなくありがたかった。
出張のお土産を網棚の上に忘れてしまったなんてこともあって、その時はずいぶん遠くの駅まで取りに行った。

お金以外の場合、たいていの落とし物は拾った人にとってはあまり役に立つことはない。
持っていたいものというのは、自分が持っていたいものであって、人が必要としたものは案外不要なのかもしれない。
ましてや他人が不要になったものなど落としてくれないで欲しいものだ。
そんなことよく考える

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