こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

体を絞って熱中症

2012年07月27日 | あの頃のこと…思い出話
それにしても日本の夏は暑い。
毎年、暑い暑いと言っているが、今年もやっぱり暑い。
暑さに伴って、熱中症に倒れる人も増えているようで、先日応援に行った娘のバレーの試合でも熱中症の症状を呈して、私が容態を見る羽目になり、大いに緊張した。その時は幸い、救急車を呼ぶほどではないと判断して、涼しいところで体を冷やして様子を見てことなきを得た。

恥ずかしながら、私にも熱中症として病院に担ぎ込まれたの経験が一度ある。

ある年の東医体(東日本医科学生体育大会)直前の合宿で減量に挑戦した。
フォワードでは微妙な身長(177㎝)の私、あと一息でリングが掴めるというところで、考えたのが減量。
「あと、3キロ減らせば、ジャンプした時の最高到達点も5㎝くらい上がるはず」とまあ、バカなことを考えた。当時は、今と違って、65kgくらいしかなかったので、普通に考えればそれ以上減量できる状態ではなかったのだが、本気で挑戦した。

合宿に入って、食事をとらず、カロリーメイトとポカリだけ。2日目の練習中にダウンした。気がついたら、点滴を受けていた。大会場近くで合宿をしていて、大会の主管校にバスケット部のOBがいて、助かった。

だが、私の命がけの挑戦がチームメイトのやる気を引き起こしたのだろうか(?)。その年の東医体バスケット部門、堂々の優勝となった。結局祝勝会だのなんだので、飲みすぎて減量はなかったも同然となった。

さて、さらに暑くなるとのこと、スポーツの成績を少しでも上げようと思っているあなた、無茶な減量に挑戦したりしないで、よく食べ、よく寝て、よく飲んで(お酒ではない)、頑張ってください。


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