kenharuの日記

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大空町暮らし

2012-08-11 | 旅行記
今日はまずまずの好天。
定住生活も10日を過ぎて、生活のリズムが定まり、落ち着いた暮らしになった。
午前中は網走まで買い物に出て、午後はクルマの修繕作業など。
そして、長めの昼寝をした。

カミさんが軽いギックリ腰になったので、夕方の散歩は1人で出た。
今日は、この道の上を目指して、緩やかな坂道を上ってみた。


上りきると、左は枯れ麦の風景。


右は好対照な緑色。


足元には鹿の足跡。


道の先は下り坂。沢に下りる道だろうか。


急な坂を下りはじめると、湿っぽい繁みになった。
200メートルほど下ったあたりで、蚊の大群とアブに襲われ、たまらずに退却。
蚊に刺されぬように、グルグルと両手を振り回しながら、急坂を休まずに上り切り、思わぬ大汗をかいた。

今夜は、2日続きのバラ風呂。

花の量はこれくらいがちょうど良い。

自宅の近所に、菊作りの名人が居る。
菊花のコンテストが終わって、出番の無くなった花がもったいないからと、菊風呂を仕立てた。
奥さんが風呂場を覗くと、首まで湯に浸かり、花に埋もれて眼を閉じているご主人の姿が、「まるで棺桶」に見えたそうである。
浴槽を花で埋め尽くすのは、縁起が悪い。
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今夜はバラ風呂

2012-08-10 | 旅行記
今朝は麦畑や、


ヒマワリ畑を散歩した。


国道脇の土手でワラビを見つけて摘んだ。

アク抜きをして、おひたしにする。

帰り道に、花壇の手入れをしているおじさんから、バラの花を頂戴した。


早速玄関に飾って、


台所に活けて、


ストーブの上にも置いた。


テーブルの上には3輪。


テレビ台にしている箱の中には1輪。


花好きなカミさんは、枝の短いのまで貰ってきて、首だけを切り、洗面台で水を吸わせている。


今夜はこれを浴槽に浮かべ、バラ風呂にするのだという。
優雅な入浴も、花にとっては大災難。
首切りに釜ゆでだ。


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今月号は4軒だけですが
温泉博士9月号/北海道の入浴手形マップ
石@所沢さん提供
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事故

2012-08-09 | 旅行記
今日は快晴のち曇り時々雨。

朝は雲ひとつない快晴。
入居9日目にして、ようやく晴れ上がった。
晴天を待っていたようで、自宅前の麦畑にコンバインが入った。


貴重な晴れ間に、急いで収穫をしているのだろう。


部屋の窓を開け放して、久し振りの青空を眺めながら、気持ち良く朝食をとった。
食事を済ませてから、コンバインを見物しようとして玄関を出たとたんに、とんでもない事故が起こった。

部屋の窓を開いていたために、開けた玄関ドアから強風が吹き込み、玄関の室内側にあるガラス戸が、風にあおられて猛烈な勢いで閉まった。
バターン!と閉まるだけなら構わないのだが、ガシャーン!と来た。
ガラスが割れて、広さ12畳のLDK内に散乱した。
細かな破片は5メートル以上離れた、部屋の反対側まで飛び散り、ガラス戸近くの床や柱には、大きな破片の突き立ったキズが幾つも出来た。

ドアの前にカミさんが居たら、大事になるところだった。

割れて落ちかけているガラスをガムテープでとめて、部屋に散乱したガラスを注意深く片付けた。
ガラス屋を呼んでもらい、夕方には原状に復帰した。

ドアクローザーもストッパーもついていないので、「これは危ないな・・・」と思っていたドアである。
ドア下に小冊子を挟んで、動かないようにしていたのだが、強風にあおられてしまった。
欠陥はあるが、油断もあった。
大家さんには「弁償の必要があるのなら、言ってください」と申し出てあるが、回答はまだない。


今日の散歩から。
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フェリーを予約

2012-08-08 | 旅行記
道内で運転免許更新が出来たので、急いで帰宅する必要が無くなった。
帰宅を10月まで延ばせるようになったので、帰り道の旅費が安くあがる。
新日本海フェリーの「小樽~新潟」航路は、10月1日から料金の安い期間に入るのだ。
さらに、10月からは「ペア88」という企画割引を利用出来るので、青函航路なみの料金になる。

今夜、インターネットで10月上旬の予約を入れた。
料金はツインルームで総額27860円。
簡素だが清潔な個室に1泊して、海を眺められる大浴場に入り放題で、この値段だ。
寄り道せずに関東まで行くのなら、これは、身体にも財布にも優しい方法である。


写真は濤沸湖畔の放牧場。
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寒すぎる避暑

2012-08-07 | 旅行記
周辺の麦畑では収穫作業が始まった。



大空町の借家に入ってから、寒い日が続いている。
今日の気温は、最低が13度で、最高が17度。
今朝はジャンバーを着込んで、パークゴルフをした。

暑さに備えて、自宅から持参した扇風機を、ストーブの横に置いているのだが、この調子では出番なしのまま終わりそうだ。


今夜の外気温。


明朝の予想最低気温は11度となっている。
避暑目的の北海道暮らしだが、これは少し寒すぎる。
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農業機械

2012-08-06 | 旅行記
北海道の農業は機械化されている。
農地が広いから、人手をかけてはいられない。
写真は、大空町内を走行中に、見かけたものばかりだが、何に使うのか分からないものもあるから興味深い。

①後方の畑に、掘り起こされたタマネギが整然と並んでいるのが見えるから、これはタマネギを根切りしながら掘り起こす機械かな。

タマネギは4列に植えられているのに、機械のトンガリが2本しか無いのがふにおちない。トンガリの役目は単なるガイドなのかも・・・
根切りして、地上に転がしたタマネギは、そのまま畑に放置して乾燥させ、葉が枯れたら、別の機械ですくい取り、茎や葉を取り除くらしい。

②重そうな鉄のローラーが3本見える。
上の2本を90度開いて横に展開し、3本を横一列に並べれば、ゴロゴロ引き回せる。
もしかしたら「麦踏み」をする機械?


③これは何だかわからない。

堆肥を粉砕しながら、ばら撒くのかなと想像したが、なぜブレードが2本あるのだろう。

④麦ワラを刈る道具?


⑤これは刈った麦わらを、畑で天日乾燥させるために、かき混ぜて散らす機械だろう。


⑥これは複雑だ。

丸ノコや、鋤みたいなのが付いている。
何だろう?

⑦麦わらロールを作る機械ではないかと思う。


⑧これは⑦と構造が違って、ベルトが縦に並んでいる。


⑨これはジャガイモを堀って収穫する機械。

車体の下で芋を堀りあげ、水車みたいな輪を回して、芋だけをすくう仕掛けだ。

⑩これも同じだが、輪の付き方が⑦と90度違っている。

機械をゆっくり進めながら、幌の下で選別作業をするのを、遠目に見たことがある。
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車上生活から定住生活へ

2012-08-05 | 旅行記
定住生活の経験者が、「1週間程度の定住なら、しないほうがマシ」と言っていた。
実際に経験してみて、その意味するところが良くわかった。

借りた住宅で定住生活を始めるには、クルマから生活用品を移さねばならないが、中途半端な移し方では意味が無い。
中途半端だと、例えば「包丁が無い」「コショウが無い」というたびに、いちいちクルマまで取りにいかなければならないことになる。
結局のところ、クルマに積んでいる荷物の大部分を下ろさなければ、快適な定住生活は始められないのである。

荷物の大部分を下ろせば、借家の定住生活は快適になるものの、今度は逆に、車上生活が不便になる。
車内の調理や食事、それに寝泊りも不自由になり、「気軽に泊りがけの旅に出る」ことが困難になるのだ。

今日は、友人が住む東藻琴まで走った。
友人宅でお茶を頂戴してから、一緒に近くの温泉に浸かった。
ローカルな「くすめ温泉」。
入浴料300円で、いかにも温泉らしい泉質の、良い温泉だった。


浴室入口の戸が、まるで事務室の入り口みたいに簡素なのが、印象的だった。

これが男湯の入り口。

風呂から出たのは夕方だったが、キャンピングカーが不便な状態になっているから、友人宅の駐車場に泊まるわけには行かない。
帰ったところで何の用事も無いのだが、さっき来たばかりの道を、自宅まで引き返すことになった。
ボクのキャンピングカーは、ただの乗用車になってしまった。
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周辺探索

2012-08-04 | 旅行記
今日は新居(?)の周辺を、探索してみた。

朝食後、一昨日見つけたパークゴルフ場を覗いてみると、70歳台のご婦人二人が遊んでいた。

声をかけて尋ねると、「事務所のノートに名前を書くだけで、無料で遊べますよ」と言う。
全部で18ホールある。

早速カミさんを誘おうと、家に戻った。
わが玄関までの歩数を数えてみると、僅か170歩しかない。
「パークゴルフ場付き住宅」を借りたようなものである。

パークを終えると、クルマで自宅近辺を探索。
「女満別夏祭り」のノボリを見たので、網走湖畔に出てみると、今夜の花火大会の準備をしている。

こんな至近距離から無料で見物できるのだ。

仕掛け花火を準備しているそばで、親子がシジミとりをしている。

見せてもらうと、ビックリするほどの大粒だ。


網走湖から戻る途中の小公園に、ヒマワリがあったので、少し立ち寄った。
今日は土曜日で、こんなにきれいなのに、誰も居ない。もったいない。

カミさんが、独り占めバンザイ!

窓の借景に嵌め込めば、こんな感じ。


ヒマワリのすぐ先を右折して、丘に上れば、朝日が丘公園がある。
この周辺は美瑛っぽい田園風景が広がる。


ビートと小麦。


これは黄色っぽい、穂の長い麦。


農家の納屋の前に、何種類もの大型農業機械が並んでいた。
「これは何に使うのだろう?」
物好きなボクは、首をひねりながら、片っ端から写真を撮った。
写真を掲載すれば長くなりすぎるので、これは後日回し。
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運転免許の更新

2012-08-03 | 旅行記
今日は、懸案になっていた、運転免許の更新を果たすことが出来た。

「懸案」というのは、下記の事情である。
ボクは誕生日が8月末なので、更新期間は8~9月になる。
しかしこの期間は、北海道暮らしをしているので、厄介な問題があった。
ゴールド免許なら、全国どこに居ても、簡単に免許を更新出来るが、ゴールド以外の場合は、自宅エリアでしか更新が受け付けられないのだ。
2年前にやったスピード違反で、ボクはゴールド免許ではなくなっているから、更新のためには埼玉に帰らなければならない。

何か方法はないかと、網走警察署に相談したら、便法を教えてくれた。
それは「免許証の住所を網走に変更して、網走で更新する」という方法。
住民票を移すと、年金や健康保険などに、余分な問題を引き起こす可能性があるが、「実際にそこに住んでいることを証明すれば、住所変更を受け付ける」というのである。

こんな経緯から・・・
まずは午前中に、網走警察署に家の賃貸契約書を持ち込み、免許証の住所を網走郡大空町に変更してもらった。
午後は、北見まで走って、運転免許試験場に新住所の免許証を持ち込み、更新手続きを済ませることが出来た。
長距離を走って、丸一日かかる仕事だった。

警察の思惑どおりだが・・・交通違反をやると、手続き的にも、費用的にも、不利益になることが身にしみてわかった。

高額な反則金を払ったのに、更新料金も高くつく。

ボクは「一般」になる。

優良運転者(ゴールド)の受講は30分で済むのに、ボクはここに入れない。

「一般」は1時間の受講である。

やっとゲットした新免許証。

ボクは大空町の町民になってしまった。
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新居

2012-08-02 | 旅行記
某所の新居に入って、最初の朝を迎えた。
曇天だが、大きな窓から光がたっぷり入るので、室内は明るくて気持ちが良い。
カミさんは、この小さくて可愛い新居が気に入ったようで、上機嫌である。

昨日は大掃除の用品を買いに出たが、今日は生活用品の買出しに行った。
カミさんはテーブルクロスや鉢植えなど、飾りものにまで手を出している。
午後は家に戻って、あれこれ、室内の快適化をした。

夕方、「ほんの少しだけでも歩こうか」と初めての散歩に出た。
玄関前の道に立って、西方を眺める。

家から10数歩の地点での撮影。
手前の緑色はビート、枯葉色は麦畑だ。

南に50歩ほど進むと、通りに突き当たる。
広い道だが、車も人も通らない。
右手、西方向に、緩やかな上り坂が見える。

「あの坂の上まで行ってみよう」

上り坂付近の畑。

左は麦、右は小豆かな。

坂を上りきったら眺望が開ける、と期待したが、道は林に突き当たり、突然左にカーブして、路面はダートに変わった。


そのダート道は、すぐに行き止まり。
そこからの眺め。

もう少し先まで行ければ、もっと眺望が開けるだろうに。

少し引き返すと、林の中へ下りていく小道があった。
下り始めると、向こうから歩いて来たキタキツネと目が合った。

双方同時に立ち止まるが、すぐにキタキツネが道を譲る。
まもなく、今度は2頭連れのキタキツネに出会ったところで、引き返した。

家に帰り着く寸前、道路わきの疎林内に、目立たないパークゴルフ場を発見。
自宅から150メートルほどの至近距離である。
午後5時を過ぎたからだろうか、受付は無人で、誰もプレーしていない。
明日確認してみよう、これは使えるかもしれない。
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