kenharuの日記

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美瑛から当麻

2015-07-31 | 旅行記
美瑛の某公園で朝を迎えた。
寝起きに、再び「橋の下」に舞い戻り、清流を眺めながら朝食をとった。
食後に寛いでいると、友人から「今、美瑛市内に居る」という電話があり、早速会いに出かけた。

友人はカミさんと同じ脊柱管狭窄症である。
だからというわけではないが、大いに話が盛り上がった。
昼は、揚げ物の美味しいレストラン「純平」で一緒に食事。

食後は、ボクらの住みかである「橋の下」へお招きした。
ボクは人の居ない場所を好むが、友人はシティ派である。
シティボーイの眼に「橋の下」生活はどう映っただろうか。

友人と別れて国道237を北上。
道沿いの「ゼブラの丘」に立ち寄って花を眺める。


今日の入浴は当麻の温泉。
そのまま温泉そばのS公園にP泊。
その夜は朝まで豪雨が続き、ルーフの雨音が猛烈にやかましかった。
後で知ったことだが周辺に洪水警報が出たそうで、「橋の下」に留まらなくて良かったのかもしれない。
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富良野から美瑛

2015-07-30 | 旅行記
昨夜遅く中富良野の町営ラベンダー園に入り、そのまま朝を迎えた。


今朝は窓いっぱいが花園。

あいにくの濃霧のため、奥のラベンダーは霞んでいる。

朝食前に富田ファームへ移動した。
ラベンダーの最盛期が過ぎたことと濃霧のため、早朝の花園は完全に無人。


ひととおり園内を散策して、

駐車場へと戻った。

これは公共駐車場のまん前、商売の一等地にある「とみたメロンハウス」。


この店は、富田ファームを訪れる観光客相手に高単価なメロンの販売をしているから、たぶんこの一帯の儲け頭だろう。
「とみたメロンハウス」は、誰もが富田ファームかその一族による経営と思うようだが、実は富田ファームとは全く関係が無い。
関係が無いどころか、富田ファーム内には冨田ファームのメロン売り場があって、両者は競争関係にある。

写真の右手にある富田ファームの板塀には、こんな注意書きが掲示されていた。

観光客たちが、とみたメロンハウスで買ったカットメロンを、富田ファーム内に持ち込んで食べるらしい。
なるほど、食べかすだけを残される側は、たまったものではない。

富田ファームは山の斜面にラベンダー園を作り、十勝岳の遠景と富良野の田園風景を借景にした、素晴らしい景観を無料提供している。
しかし、園内の展望所から十勝岳を眺望する観光客は、とみたメロンハウスが空高く上げた巨大なメロン型のアドバルーンが、せっかくの景観を損ねていることに気付く。
ボクは初めてここを訪れた時に「なぜ無粋なアドバルーンがあるのか」と富田ファームに尋ねてみて両社の関係を知った。

ラベンダー園を無料公開している富田ファームが、こまごまとしたラベンダー関連グッズの販売でどれだけの利益を上げているのか、それで花園を維持するだけの費用が捻出できているのかは知らないが、富田ファームの集客力のおかげで、とみたメロンハウスが大いに稼いでいることだけは間違いなさそうである。


眺望の良い美瑛の丘をドライブした。
起伏のある道が多いのに、中国人観光客の自転車が多いのに驚いた。

「美瑛の丘を自転車で走ろう」というツアーでもあるのだろうか。
さすが自転車王国の中国。

道端でワラビを見つけて採った。

北海道に来て2回目の収獲になる。
今度は塩漬けにしてみる。

昼過ぎに美瑛の町に到着。
美瑛川の橋の下にクルマを入れた。
水辺で涼をとるカミさんを橋の上から撮影。


流れに足を入れて、午後の暑さをしのいだ。

色白な方がボクの足。

橋の下は日光が遮られて快適に過ごせる。
短時間の夕立に見舞われたが、これも避けられた。
昔も今も、橋の下は路上生活者にとっての一等地である。
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新十津川から富良野へ

2015-07-29 | 旅行記
旭川~富良野は暑いエリアなので、ラベンダー見物を先送りしている。
それが明日から気温が下がるという予報に変わったので、富良野へ向かうことにした。
まずは北光公園の水場に立ち寄り、給水と洗車。
昨日は寝具や絨毯を干して車内を快適にしたが、今日は外側もきれいになった。

午前のオヤツタイムに砂川市の北菓楼へ。
喫茶室は空いていたが「11時半から団体予約が入っていますが、それまでなら座れます」と言われた。
「団体?」
「中国のお客様です」
北菓楼の生菓子は賞味期限が短くて、どれも1~3日ほどしかない。
爆買いは期待できないだろうな。

いつものセットメニューを注文した。

コーヒー、ソフトクリーム、シフォンケーキ、それにお好みのケーキ1品で617円。
アップルパイを選ぶと幸運にも焼きたてが供された。
アップルパイをフウフウ言いながら食べるのは初めてである。
ボクは熱いもの好きだから、美味しくてたまらなかった。

道の駅「芦別」に立ち寄る。
駅舎の入り口に、大きな石炭が鎮座している。

撫でても手指が黒くならない、ピカピカの高品位炭。
芦別はかつて炭鉱で栄えた町である。

炭鉱を偲ぶラーメンが売られている。

このネーミングには食欲がわかない。
パス。

一番暑い時間帯に富良野に到着した。
気温は30度以下だが、風が無くて蒸し暑い。
木陰の駐車場所を探して、一番暑い時間帯をやりすごした。


ハイランド富良野で入浴後、富良野駅前のコインランドリーへ。
店の前が騒々しいと思ったら、今日は偶然にも「へそ祭り」だった。
コインランドリー店のご主人が「閉店は7時です。へそ祭りのメインは7時からなので、そのまま駐車しても構いません」と言ってくれた。








ワンちゃんも浴衣姿のお祭り気分。


思わぬ祭り見物が出来て良かったが、コインランドリーの1台しかない乾燥機が閉店まで空かなかったため、半月ぶんの洗濯物が濡れたままで残った。
この洗濯物を明日どこで乾燥させるか決めないまま、祭りたけなわの富良野を後にして、ボクらは中富良野へ向かった。
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新十津川

2015-07-28 | 旅行記
今日は新十津川の公園で避暑暮らし。

午後2時の外気温は30度近くまで上昇した。
あれこれ暑さ対策をして、この日の最高室温は29度台に抑えることが出来た。

ウィンドオーニングで日射を避けて風だけを入れる。
大窓の前を芝生にして、照り返しと輻射熱を避ける。
窓の銀シートで車外の輻射を遮る。
日中は汗をかかずに昼寝と読書が出来た。

朝夕の涼しい頃に周辺を散策。
芝生は北海道タンポポが花盛りである。

地面に薄くへばりついているタンポポは、定期的な芝刈りを生き延びて花を咲かせる。


オレンジ色のタンポポモドキも混じる。


色のコントラストが面白い、エゾマツの新芽。


午後1時半のAVモニターを撮影。

冷蔵庫が稼動している時のものである。
ソーラーの発電量のほぼ全部を冷蔵庫が消費している。
ルーフのソーラーは140W。
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ようやく雨が上がった

2015-07-27 | 旅行記
新篠津で3回目の朝を迎えた。

キャンピングカー専用駐車場に居るのは、今日もボクらだけである。

雨の3泊4日で布団も絨毯もすっかり湿っぽくなった。
朝のうちは上空を不穏な黒雲が覆っていたが、10時を過ぎると久しぶりに日が差し始めた。
晴れればたちまち気温が上昇する。
手ごろな風もあって格好の物干し日和になった。

他に誰も居ないから構わないだろうと、樹木間にロープを張り巡らして、毛布やベッドカバーを日干し。
北海道の昆布干しをまねて、日射で熱くなったアスファルト地面にじゅうたんやマットを並べる。
まるでフリーマーケット状態である。
クルマの7ヶ所の窓と3ヶ所のドアを全開して、車内に風を通した。

同じ場所に3泊も滞在すれば移動したくなる。
昼前には干し物を取り込んで、新篠津を後にした。
道草を喰いながら、チンタラと北上。
オカモト石油でクルマを満タンにして、ボクらは回転寿司で満腹に。

夕刻、某公園に到着。
ここもまた無人状態の公園。

見回せば東京ドームひとつ分ほどを独占している感じがする。

夜8時、ほろ酔い気分で、公園内のホテルまで歩いて入浴。
帰りの夜風が気持ち良かった。
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雨続き

2015-07-26 | 旅行記
今日は終日の雨。
3日続いた雨にうんざりしていたが、ニュースで埼玉の猛暑を知ると、なぜか元気が出た。
読書と雑作業で一日を過ごした。

雨の晴れ間に採ったワラビのアク抜きが完了。

太い部分には粘りがあって美味しい。
かなり量があるので、調理方法を工夫しないと食べきれない。

昼食後、ホームセンター前の駐車場でバンクベッドの修繕。
カミさんのお尻の重さで凹んでしまったマットの中央部分に、レジャーマットを挟み込んで水平に直した。
ボクのリヤベッドはまだ凹んでいない。
費用はレジャーマットの980円。

次は100円ショップ前の駐車場で、運転席の肘掛を修繕。
シートをレカロに取り替えてから、今までの肘掛は低すぎて使いづらくなった。
これが修繕前の肘掛。


スポンジの板と布マットを使って、肘掛上部の厚みを増やした。
作業中の様子。

あり合わせの材料を使った半端仕事である。

出来上がった肘掛。

費用はスポンジと布マットで200円也。

雨の上がった夕方に、目の前の池で釣りを試した。
昨日と一昨日の日暮れ時に、ルアーを投げている人を見たからである。
あれはたぶんナマズ狙いだろう。
暇つぶしにはなったが、案の定ボウズだった。

明日は晴れるかな。
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モツ蕎麦

2015-07-25 | 旅行記
今日も雨が降ったりやんだり。
涼しいのはありがたいが、かなり湿っぽい。
午前中はゴロ寝しながら読書。

昼には岩見沢市街まで出て、昼食と買い物。
その昼食が大当たりだった。
希林という蕎麦屋。

人気店のようでお客がいっぱい居た。

食べたのは「モツ蕎麦」。
日本蕎麦と鶏モツの組み合わせは珍しい。
これはボクのモツ蕎麦。


こちらはカミさんのモツ蕎麦。

モツは同じだが、ボクは田舎蕎麦でカミさんのは更科蕎麦である。

蕎麦も汁もモツも美味しくて、ボリュームも満点。
蕎麦をすすったらモツを食べ、また蕎麦をすすってモツを食べる・・・
交互に口に入れると最後にモツが余ってしまうほど、たっぷりとモツが入っていた。
これはお奨めである。

☆希林☆
岩見沢市大和一条7-3-3 電話0126-25-6969
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鵡川から新篠津

2015-07-24 | 旅行記
満車状態の「むかわ四季の館」に驚いて、富良野方面に走る予定をとりやめ、もと来た方向へと引き返した。

今日は良く晴れて気温が急上昇。
国道234を北上し、先日泊まったばかりの「花ロードえにわ」に入った。
涼しい駅舎で早めの昼食をとろうと、2階のレストランに行くと、入り口に「本日のランチは完売しました」という掲示があった。

お客など居ないのに、11時半の完売は不思議だ。

ランチ目当てではないが、完売のワケを尋ねてみると、レジの女性の反応がまた不思議だった。
まるで内緒話のように声をひそめ、周囲をうかがうような態度で、「あります」とだけ小さく言った。

そんな流れから、二人とも「本日のランチ」を注文することになった。
ボクのランチはこれ。

カミさんのはこれ。

食べてみると、どちらもどうってことはない。

12時を過ぎて増え始めたお客のテーブルを見回すと、完売札の効果で「本日のランチ」は見当たらない。
レストランを出るときにも、完売札は掲示されたままになっていた。
妙な疑問が残ってしまい、今食べたランチが未消化になりそうな気がした。

道の駅の駐車場はアスファルトの輻射熱が暑くてたまらない。
午後は公園の木陰にクルマをとめて、昼寝と散歩をした。


夕方、道の駅「しんしのつ」に到着。
鵡川ほどではないが、駅舎の前は混んでいる。

クルマの窓を閉めれば周囲は気にならないが、鳥かごのように窮屈である。
キャンピングカーらしくもない。

入浴を済ませてから、かなり離れたところにある「キャンピングカー専用駐車場」に移動した。

ここは水辺にあって景色が良く、70~80台の駐車スペースがある。
しかし道の駅から数百メートル離れているし、トイレに行きたければキャンプ場のお粗末なトイレまで200メートルも歩かなければならない。だから誰も利用しない。
おまけに「キャンピングカー以外の一般車は入場禁止」という看板があるから、これはもう24時間の無人状態が保証されたようなものだ。

これはボクらにとって好条件。
駐車帯を無視し、お好みの位置にクルマをとめて、車窓の眺望を楽しむ。

借景を眺めながら晩酌をした。
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ウトナイ湖から鵡川

2015-07-23 | 旅行記
ウトナイ湖ネイチャーセンター前で朝を迎えた。
霧雨が舞う湖畔を散策。


コハクチョウとオオヒシクイ各1羽が、渡らずに居残っている。

近づいても逃げようとしないから、もはや家畜化した個体である。
シロツメクサを食べていた。


同様に無警戒なオオハクチョウが1羽居た。

「餌をやらないでください」という観光客向け看板はあるが、管理者が適宜給餌しているのかもしれない。

ニュウナイスズメのパパが餌運びをしていた。

巣の在り処はネイチャーセンターのひさし。

出勤したばかりのセンター長と長話をした。
「役所を定年退職して着任しました。この建物だけで11億円以上もかけているのに、去年の来館カウント数は5万人台に過ぎません。なんとか来館者数を増やしたいのですが・・・」
ボクは、農産品の全国販売ルートを新規開拓した、道の駅駅長の成功事例を紹介した。
ウトナイ湖はラムサール登録されているから、客を増やすカギはエコツーリズムではないかと思う。


苫小牧市内の「花まさ」へ昼食に行った。


盛りの大きい店なので、二人で焼きそばの大盛り850円と焼き餃子500円を、各ひとつ注文。

取り皿をもらって、二人で食べる。
焦がし気味のパリパリ麺が混じっているのがボク好み。
見た目以上にボリュームがあり、かろうじて全部を食べきれた。

あんかけ焼きそばも旨かったが、意外にも餃子が絶品。
カミさんは「今までで一番美味しい餃子かもしれない」という。
この食堂はトンカツなどの揚げ物にも、一切ラードを使わないそうで、そのせいか食後感が良かった。
食堂の女将さんが店外まで見送りに出てくれ、ボクらは鵡川へ向かった。

夕刻、道の駅「むかわ四季の館」に入って驚いた。
広い駐車場が、車中泊のクルマで満車に近い。
数年前の駐車台数と比べれば、およそ3倍ほどもあろうか。

広い北海道で、この過密ぶりは想定外である。
この様子だと、鵡川→富良野→美瑛→旭川という人気ルートのP泊場所は、大混雑するに違いない。
カミさんは「混雑は嫌。明日はウトナイ湖に戻ろうよ」と言い出した。
それが良いかもしれない。
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恵庭からウトナイ湖

2015-07-22 | 旅行記
道の駅「花ロード恵庭」の朝。
雨が降り出す前にと、駅裏の花園を散策。

(写っているのはカミさんではありません)



花園脇の疎林でカラ類が飛び交っていた。

コガラか、それとも北海道にしか居ないハシブトガラか。
翼帯の出方から見てハシブトガラ。
ということにしておこう。

駅を出発して千歳へ。
札幌ビール工場の前を通ったので、見学出来ないかと尋ねてみる。
今日の午後1時なら可能だという。
鵡川の駅に居る友人たちを電話で誘い、一緒に見学することになった。


見学の前に、千歳の岩塚製菓工場直売所に立ち寄る。

「味しらべ」の割れせんを買いたかったが、今日は在庫無し。
「最近は機械が良くなったので、あまり出なくなりました」という。
味しらべの割れせんは、一抱えもあるダンボールにたっぷり詰め込んで数百円。超が二つも付く買い得品なので残念無念。
代りに、個装無しのお徳用味しらべを購入した。


昼頃、友人たちの車が現れた。

お馴染みのミーちゃんも。


レストランで昼食を共にしてから工場を見学。
見学を終えると、お楽しみの試飲会へ。
運転手は首に禁酒札をかける決まりになっている。

わが家の場合は、ジャンケンに負けたカミさんが札を下げた。

札幌ビールの駐車場で友人たちとお別れ。
ボクらは恵庭で入浴を済ませてから、今夜のねぐらであるウトナイ湖へ向かった。


最後に友人のユーモラスな快適化を紹介。
水受け容器のついた傘である。

石突きに紙コップを突き通して接着してある。

なるほど、これなら車内や訪問先の床を濡らさないで済む。
コップつきのままで傘をさす友人の姿に感服した。
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