kenharuの日記

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猪苗代湖

2017-09-30 | 旅行記
道の駅「たまかわ」の朝。
起き抜けに福島空港に移動した。

空港駐車場は無料だし、6時半から空港施設が使える。
茨城空港と違って、自衛隊機の離着陸が無いから、静かである。
はじめからここに泊まった方が良かったようだ。

朝食が済むと空港を後にして、郡山方面に向かった。
途中の安積付近で、廃品回収業者と待ち合わせて、古バッテリーを売却。
クルマが60キロ軽くなり、5000円の臨時収入になった。

郡山を抜けて、猪苗代湖へ向かう。


道の駅「猪苗代」の駐車場に入ると、北海道帰りの友人夫妻が手を振って迎えてくれた。
キャブコン同士は互いに目立つから、来た方も迎える方も、すぐに気がつく。
「お久しぶり」
「やあやあ」
ボクらの北上コースと、友人の帰り道が、偶然に猪苗代湖で重なったのである。
縁が濃いようだ。
3ヶ月の借家暮らしを終えた翌日に、親しいキャンピングカー仲間に会えるとは思わなかった
ご夫妻から北海道の土産話を聞き、ボクらは北茨城暮らしの経験談を語り、話がはずんた。

夕方友人と別れ、ボクらは磐梯町を抜けて、会津柳津まで走った。
今日の入浴は柳津町民温泉センター。
今夜のねぐらは、すぐ近くにある道の駅「会津柳津」。
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北茨城から福島県へ

2017-09-29 | 旅行記
2時過ぎに借家を退去して西へ向かった。
谷川沿いの道を30キロほど走ったが、そのうち、作業中のため大きく迂回させられた10数キロは、対向車はほとんど現れないものの、警笛を鳴らし続けないと恐くて走れないようなクネクネ道だった。

途中で滝の看板を見つけて立ち寄った。


獣道みたいな道を、クモの巣を払いながら、滝まで歩いた。

見下ろし写真なので平板に見えるが、実物には迫力があった。

滝近くで見た天然ナメコ?


やがて国道118に突き当たり、右折して40キロほど北上。
今日のねぐらである、道の駅「たまかわ」に到着した。


初めての駅である。
早速チェックするとトイレが芳しくない。
この駅は福島空港に隣接しているので、明朝の起き抜けに空港駐車場に移動することにした。

閉店間際の直売所で、玉川村特産の「さるなし」を買った。

大きさは指先ほどだが、キウイにそっくりである。
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出発前夜

2017-09-28 | 旅行記
クルマ旅を10年も続けると、行きたいところが無くなってくる。
とは言え、全く行き当たりばったりで走り出すわけには行かない。
半日をかけて、およその計画を練った。


ネタ本は、温泉博士、まっとうな温泉、などである。
まずは、東北エリアで無料入浴出来る温泉を、道の駅地図にマーキング。
次に、立ち寄りたい観光スポットをマーキングする。
最後に地図全体を眺めて、立ち寄りスポットを繋ぎ合わせながら、車中泊場所を加えていく。

実際に走り出すと、現地で新しい情報が入るし、眺望を楽しむスポットなどは天候しだいで順延するから、日程も走行コースもどんどん変わることになる。
それでも、基本計画は立てて置くほうが安心出来る。

明日の午後、北茨城を退去する。
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退去

2017-09-27 | 旅行記
明後日の昼過ぎに借家を退去する。
明日は雨なので、今日からキャンピングカーへの引越し作業を始めた。

退去は「原状復帰」を想定して作業をするものだと思うが、カミさんは「来たときよりも美しく」という考えである。
長いこと風呂場から出てこないので、覗いてみると、せっせとタイル目地のカビ取りをしていた。
「おいおい、そこまでやるか」と言ったところで、言い返されるから言わない。
ボクはボクの担当領域を黙々とこなした。
残り作業は、明後日の午前中で済むだろう。

借家を出れば、そのまま東北巡りのクルマ旅になる。
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スズメバチ

2017-09-26 | 旅行記
鮭ハラスを燻製にしようと、扇風機で2時間ほど風乾した。
前回、牡蠣を干したときは、すぐにスズメバチが飛んできたので、扇風機にリボンの吹き流しを取り付けた。

今回も、数分もたたないうちにスズメバチが現れ、風下側から接近してきた。
赤丸がホバリング中のスズメバチで、右上がその拡大写真。

扇風機は最強ボタンを押してあるのに、ハチは逆風を押し、リボンを恐れることもなくハラスに近づく。
何度かトライして、やがて左側面からハラスに取り付いた。

努力には感心するが、褒美をやる気はない。
すぐに追い払い、風下側で空中高くに舞い上がったところに、殺虫スプレーを浴びせかけた。
ダメージを受けたハチは、たちまち飛び去った。

という顛末なのだが、
不思議なのは、追い払った後には二度とスズメバチが現れないということである。
前回も今回も、風乾開始とほぼ同時にハチが来たのに、いったんそれを追い払うと、もう新手が現れないのである。
これはいったい、どういうことだろう。
スズメバチは集団生活をしているが、餌探しに関しては、担当エリアを一匹ごとに分けているのか。
それとも、干し始めにだけ、ハチの好きな匂いが出るのか。

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最高気温の低い町

2017-09-25 | 旅行記
北茨城市は夏の最高気温が特異的に低い。
水戸と比べてみれば、これが同じ茨城県とは思えないほど低いし、もっと北にある仙台などよりも低いのである。
それを体感してみたいと思い、この夏は毎年恒例の北海道暮らしを取りやめて、北茨城で家を借りてみた。
8月は異常な冷夏となったため参考にならなかったが、7月だけで、北茨城の過ごしやすさは十分に体験できた。

下表は7月の日別最高気温データである。
ここ北茨城と、自宅のある越谷市、それにボクの故郷である秋田を比較してみた。
30度超えには赤丸を付けてある。

30度超えの日数は、
北茨城市はたったの「1日」なのに、
わが越谷市は実に「26日」もある。
東北の秋田市でさえ「11日」あった。


次のグラフは、既に掲載した2015年7月のデータだが、やはり北茨城市には「避暑地」としての資格があると思う。


越谷に住む友人たちは「毎晩エアコンをつけないと眠れない」とこぼしていたが、ボクらは一度もエアコンのお世話にならなかった。
借家にエアコンが設置されていなかったからでもあるが、窓を開けて風を入れないと眠れない夜は1日も無かった。
夏の3ヶ月間、エアコンの無い部屋で、窓を締め切ったまま快適に眠ることが出来たというのは、驚きである。

暑さにもエアコンにも弱い、という人は多い。
そんな人には、北茨城市への季節移住がお薦めである。
北茨城はブランド避暑地ではないから、生活コストは高くないし、生活の利便性も良い。
古希を過ぎたボクは、北茨城は老人ホーム建設の最適地だと、密かに思っている。


ところで、この特異な涼しさは、北茨城市の誇るべき資源だと思う。
大して涼しくもないくせに「○○高原」というネーミングだけで、売っている避暑地がある。
涼しさの実力者である北茨城市が、温度データを示して、「最高気温の低い町」としてPRすれば、町おこしに繋がるかもしれない。
避暑地としてだけでなく、農業法人が高温に弱い作物づくりを狙って進出してくる可能性があるし、製造業にも高温を嫌う者が居そうな気がする。

同じ関東エリアにある熊谷市は、「暑さ」を町おこしに活用しているが、北茨城の最高気温は、熊谷よりも毎日7度ほど低いはずである。
熊谷の逆を行って、毎日、熊谷市の最高気温との差を発表したらどうだろう。

今年は北海道をやめて北茨城を選んだが、期待以上に涼しい夏を過ごすことが出来た。
ボクらの北茨城暮らしは、今週末で終る。
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池の鯉

2017-09-24 | 旅行記
北茨城の借家暮らしは、あと1週間で終了する。

庭の古池に3匹の鯉が居る。
当初は、近づく足音だけで逃げていたのだが、今は池の端を叩くと集まってくるようになった。

3ヶ月間、毎日のように餌を与えた結果、ひと回り大きくなった。

入居した時の池の水は、アオミドロだらけの濃い緑色をしていた。
時々うっすらと赤い魚影が見えたので、最初は小さな金魚が居るのだと思った。
そのうち鯉の存在に気づき、数日かけて池のヘドロを取り除き、水替えをした。
以来、姿の見えるようになった色鯉は、ボクらのペットになっている。

池は溜まり水なので、再び汚れはじめた。
ボクらが退去すれば、遠からず元の状態に戻るだろう。
運が悪ければ、鯉はこの先何年も餌をもらえず、僅かな藻や水草で細々と命を繋ぐことになる。
雨不足が続けば、池は干上がる恐れもある。

近くの水沼ダムに放流することも考えたが、この鯉は借家の付属品みたいなものだから、そんな勝手も出来ない。
心残りではあるが、このままお別れするしかなさそうである。
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サブバッテリーを交換

2017-09-23 | 旅行記
発注後2ヶ月もかかって届いたバッテリー。

国内在庫が無く、海外からの取り寄せになったという事情はあったが、ボクの業者選びもまずかったようである。
とにかく入手できて良かった。

ジェネシスバッテリーは、以前よりも入手しづらくなった。
それでも、ボクがジェネシスにこだわっているのは、その充電特性にある。
充電容量は他のバッテリーと同等だが、低電圧での充電が入りやすいのだ。

たいていの鉛バッテリーは、15ボルト以上をかけないと、満充電にはならない。
しかし、カムロードディーゼルのオルタネーターが出力する電圧は、13、9ボルト程度である。
だから、走行充電に頼る長期旅行の場合は、13.9ボルトでどれだけ充電できるかがカギになる。
カタログ上の充電容量が大きくても、高電圧をかけないと入らない電池では、電気が貯まらない。
この点、ジェネシスバッテリーは低電圧でも入りやすいから、電力不足に悩まされることが少なくて済む。

今日はバッテリーの交換作業をした。
サードシート下が電池の格納場所である。

①と②がサブバッテリーだが、周りは電線だらけ。

バッテリーの交換作業はちょっと恐ろしい。
100ahバッテリー2個を並列接続しているから、一瞬でもショートさせたら大惨事になる。
端子を1つ外すたびに、いちいち丁寧に絶縁して、慎重に作業を進めた。
無事に交換が済むとほっとした。

不要になった古バッテリーは、2個で60kgもの重さがある。
6000円ぐらいで回収業者に売れると思うのだが、積んだまま走り回りたくはない。
近場の処分先を探さなければならない。
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友人たちの釣り

2017-09-22 | 旅行記
今年は北海道行きをやめて、北茨城暮らしを試しているが、オホーツク海でサケ釣りをしている友人たちの釣果が気になって仕方がない。
だから、「今日は釣れたかな?」と、彼らのブログを見るのが毎日の楽しみになっている。
ブログはありがたいもので、遠くに居ても、釣れた釣れないの一喜一憂を共有できる。

ボウズ続きを嘆いていたFさんが、昨日はオスメス2本のサケを釣り上げた。
ご夫婦で竿を出しているOさんは、2人で3本をゲット。
チカとコマイ釣りをしていたTさんは、いよいよ今朝からサケ釣りを始める。
次のブログが待ち遠しい。

ところで、今日の昼食のオカズは、チカのバター焼きである。

サケ釣りに参加出来ないボクを哀れんで、友人が送ってくれた貴重品である。
涙が出るほど美味しかった。
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牡蠣の燻製

2017-09-21 | 食べ物
家で暇にしていると、つい食べることばかりに関心が向く。
今日は大好物の牡蠣の燻製づくりをした。

牡蠣は、生食用は不味いので、必ず加熱用を使う。
生牡蠣を洗って3分ほど茹でる。

茹で汁は濃厚なダシになるから、捨てずに保存。
後で、白菜入りのチャウダーにしよう。

茹でた牡蠣を、醤油ベースのタレに漬け込む。

タレには、ニンニク、味醂、酒、砂糖、胡椒、ハーブが入っている。
日本人に美味しいのは、やはり発酵調味料である。これに比べれば、西洋風のピックル液とかソミュール液は、臭み消しにハーブを加えただけの、ただの塩水みたいなものだ。
ここまでは、昨日の仕事。

さて、今日は漬け上がった牡蠣の水気を拭き取って、風乾した。

扇風機で最強の風を当てれば、乾きが早いし、ハエもとまらない。

しかしここは山里、敵はハエだけではなかった。
匂いにつられて、オオスズメバチが現われた。
強風をものともせず、風下側から悠々と接近して牡蠣にとまる。

食べられてなるものかと、繰り返し追い払う。
牡蠣を守るのも命がけである。

表面が乾いたら、燻製器に入れて20分間、燻煙をかけた。
牡蠣は温燻する人が多いが、ボクは燻煙の良くつく熱燻である。


出来たて熱々の一粒を頬張って味見すると、旨いのなんの・・・
悪魔が宿るような美味しさとは、まさにこれである。
牡蠣と醤油は相性が良い。
これでビールが旨くなるぞ。

幸か不幸か、カミさんには牡蠣アレルギーがある。
スズメバチみたいに追い払わなくても、牡蠣はボクの独り占めになる。
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