kenharuの日記

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音更から三石へ

2015-09-30 | 旅行記
道の駅「おとふけ」に泊まった翌朝は、柳月のバウムクーヘン「三方六」の切りはずしを買うようにしている。
生地をグルグル巻きにして作るバウムクーヘンの、その両端部分が切りはずしである。
正規品と味は同じなのに、1キロ以上も入った一袋が580円。

食べたいからではなく、買うのが面白くて行列に並んだ。


正規品には脱酸素剤が入っていて、賞味期限が15日ある。
ところが、切りはずしはポリ袋に入れただけなので、賞味期限は3日ほどしかない。
バウムクーヘンは空気を含んだ菓子だから脱酸素剤が要るのだ。
まずは朝のパン代わりに食べたものの、2~3日で食べきれる量ではない。

日持ちさせる工夫として、化学カイロと一緒にナイロンポリの袋に入れて、真空パックした。
化学カイロは強力な脱酸素剤になるし、ナイロンポリは酸素を通さない。
空気を抜いたからシットリ感も持続するだろう。


さて、ボクらの帰宅コースだが、小樽から新潟に渡る予定をとりやめて、函館から青森に渡るコースに変更した。
太平洋沿いのコースをとって道南へ向かう。

まずは広尾町の釣り場を覗いたが全く釣れていない。
襟裳岬を西に横断する天馬街道を快適にドライブ。

トンネルを抜けたところで汲んだ湧水が美味しかった。


峠からの坂を下りて日高エリアに入ると、馬牧場が目立ちはじめる。


浦河町で海辺に出ると、右折して西へ向かった。
ここらの釣り場は、ほとんどがブッコミ釣りだが、どこもが閑散としていた。
結局、臨戦態勢にした釣竿の出番が全く無いまま、今夜のねぐらである道の駅「みついし」に到着した。
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白糠から音更へ

2015-09-29 | 旅行記
道の駅「しらぬか恋問」の朝。
太平洋の日の出。


西の空には沈み遅れた月。


砂浜の草むらを飛び回る小鳥が居た。

不鮮明でよく分からないがノビタキかな。
「これは誰?」と悩むのが、バードウォッチングの面白いところである。

道の駅から数キロ西の刺牛というあたりの砂浜は、アオバトの海水飲み場になっている。
いつもは、美しいアオバトの群が次々飛来するのだが、今日は群れを見ることが出来なかった。
代りに猛禽のバトルを見た。

左はトビ。右は誰だろう。
顔は見えないがクマタカかな。

さらに西に走ると、カミさんが車窓からタンチョウを見つけた。


モール温泉に入ろうと、十勝川温泉まで走った。
入浴前に十勝ヶ丘公園を散策。
巨大な花時計。

大きいので、秒針の動きが驚くほどに早いし、分針の動きまで見える。

十勝ヶ丘展望台からの田園風景も良かった。


展望台の上空を通過した猛禽ハイタカ。

カメラを臨戦体制にしておくと、こういうのが撮れる。

モール泉に浸かった後は、道の駅「おとふけ」に入った。
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釧路から白糠へ

2015-09-28 | 旅行記
釧路の春採公園で朝を迎えた。
春採湖の日の出。


朝食前に公園内でバードウォッチング。
ハシブトガラの群れに遭遇した。


草の実を食べようとして、しきりにホバリングを繰り返していた。

なかなかピンが来ない。

実にくらいついた瞬間。

羽はブレるし、尾は切れる。

ホバリング撮影は難しいので、格好な暇つぶしになる。

午前中に昆布森漁港のサケ釣りをチェックした。
朝から2~3本しかあがっていないという。
釣りはやめにした。

昼食は塩ラーメンが人気の「まるひら」へ。

数年ぶりに来てみたら、店舗が建て替えられていた。
ラーメン屋は当たれば儲かる。

ボクはもちろん塩だが、カミさんは醤油。

スープは旨いし、麺はのどごしが良い。
具は感心しないが問題ではない。
とても美味しかった。

釧路湿原をドライブしてから、今度は釧路西港のサケ釣り場をチェック。
釣人は僅か4人程度。
竿を出して針に餌を付けたら、突然上空を黒雲が覆って嵐になった。
最近のサケ釣りはついていない。
すぐに撤退し、今夜のねぐらである道の駅「しらぬか恋問」に入った。
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ヤマブドウ酒の作り方

2015-09-27 | 食べ物
山葡萄ジュースを作りたい人は、先にヤマブドウ酒(ワイン)の作り方を知っておいたほうが良い。

「ヤマブドウ酒の作り方」
(1)完熟ヤマブドウには天然の酵母菌が付着しているので水洗いをしないで、マッシャーなどを使って潰す。
(2)それに5~10%の砂糖を加え、漬物用のポリ袋に入れて、輪ゴムなどで口をしばる。
(3)そのまま放置すると2〜3日でアルコール発酵が始まる。アルコール発酵というのは、酵母菌が糖分をアルコールと炭酸ガスに分解することである。だから発酵しているかどうかは、ポリ袋が炭酸ガスで大きく膨らむことで分かるし、糖分が分解されて甘さが消えて行くことでも分かる。
(4)あとは、表面の雑菌繁殖を防ぐために毎日一回攪拌してやれば(袋を揺するだけで良い)、2~3週間で発酵が終わる。後は布等で濾して澱引きすればヤマブドウワインが出来上がる。

このように、ヤマブドウ酒は簡単に出来てしまう。
これを知っておかないと、ヤマブドウジュースを作るつもりでも、違法なヤマブドウ酒作りになりかねない。
ジュースを作る場合も果実を潰して砂糖を加えるのだが、必ず加熱して酵母菌を殺しておかないと、保存している間に酒になってしまうのである。


さて、今日の本題。
「焼酎に梅やユズなどを漬け込んだ果実酒が酒税法違反にならないのに、ヤマブドウだと違反になるのはなぜか」
焼酎は既にアルコール度数が高いので、酵母菌の付いたヤマブドウを入れても、新たなアルコール発酵は起こらない。にもかかわらず酒税法違反になるのはなぜだろう。
ずっと疑問に思っていたが、今日その理由に気づいたと思う。

禁止の理由は「ヤマブドウの焼酎漬けを認めれば、一滴の焼酎に大量のヤマブドウを漬け込む不心得者が出る」と当局が考えたからだと思う。
この場合は果実酒などではなく、実質的なブドウ酒作りに違いない。


今日は午前中を摩周水郷公園でくつろいだ。

寄り道をしながらトロトロと走り、夕刻、釧路の春採公園に到着。

公園散歩で撮ったススキ。

今夜は十五夜である。






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常呂から摩周へ

2015-09-26 | 旅行記
常呂から網走へ向かった。
道の駅「流氷街道網走」で朝食後、第4埠頭に立ち寄り、滋賀のOさんを陣中見舞い。
今朝の第4は低調で、Oさんにもまだ獲物は無かった。

網走から女満別の「メルヘンの丘」へ。


八百屋で野菜を買ってから、美幌町に入り、お気に入りの回転寿司「すし若丸」で昼食。

珍しかったネタは「タラバガニのふんどし」

「たこまんま」

タコの卵だそうで、卵の一つを皿の上に置いて撮影。

東藻琴を経由して川湯温泉に向かう。
期待した藻琴山展望所の絶景は、惜しくもガスの中。

屈斜路湖が見下ろせる。

川湯の共同浴場で入浴。


脱衣所から浴室を撮影。

左が源泉浴槽で右は真湯。
源泉はPH1.8の強酸性で、舐めると刺すように酸っぱい。
アルミの窓枠がボロボロに腐食している。
温泉気分満点の入浴が出来た。

小雨が舞い始めたので、途中の硫黄山は通過。


道の駅「摩周温泉」前の湧水へ水汲みに行くと、サケを5~6本並べてさばいている不心得者がいた。
あきれたことに、水ボトルの置き台をマナイタ代わりに使っている。
「いけませんよ」と注意したら、「後をきれいにしておきますから・・・」と頭を下げた。

賑やかな道の駅を避け、摩周水郷公園にP泊。
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常呂町の一日

2015-09-25 | 旅行記
常呂漁港の朝。
斜里から北上してきたUさんと、今朝は一緒に竿を並べた。
しかし状況は最悪。
40人ほどの釣人が居るのに、夜明けから3時間以上にわたって、サケはたったの1本も釣れなかった。
普通なら「釣れない」と言っても3~5本ぐらいはあがるものだ。

朝食後、ボクらは2回目のヤマブドウ狩りへ。
カミさんがサイクリングロードを自転車で先行してブドウを探す。

ボクは高枝切り鋏をかついで、徒歩で後を追う。
好天だったので、気持ちの良い運動になった。

運動の後は常呂の町営銭湯で汗を流した。
小さいけれど、きれいで清潔な、お気に入りの銭湯である。
今夜も漁港で車中泊。

常呂町付近に広がるキカラシ畑。

眺めを楽しんだ後は、このまま畑にすき込まれて肥料となる。
鑑賞緑肥と呼ぶらしい。
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ヤマブドウ狩り

2015-09-24 | 旅行記
マス釣りに始まって今朝のサケ釣りまで、半月以上も一緒に釣りをした友人と、今朝はお別れ。
ボクは山へぶどう狩りに、友人は海へサケ釣りにと、今日から別行動になる。
「じゃあ、また来年」とにこやかに見送った後は、急に寂しくなった。

今日も晴天。
常呂周辺を走り回って、ヤマブドウを探した。
能取岬に向かってドライブ。


ヤマブドウが低い位置にあれば手でもぎ取る。
高ければ高枝切り鋏を使うが、見上げっぱなしだから首が痛くなる。
今日はこんな採り方もした。

転落すれば不名誉な死に方になるから慎重に作業。

日当たりの良い高い位置で枝を広げた木には、大量の実がぶら下がっている。
高枝切りも使い、この木1本からは数キログラムのヤマブドウが収獲出来た。
まずはヤマブドウジュースでも作ろうと思っている。



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チカパーティー

2015-09-23 | 旅行記
常呂漁港の朝。
今朝の釣り場もほとんど釣果が無かった。
友人とボクのサケ釣競争は「12対12」の引き分けに終わりそうだったが、時間切れまぎわにボクの逆転負けとなった。
残念無念、来年はボクが勝つ!

サケ釣りが不調なので、日中はチカすくいで遊んだ。
コマセを投入し、集まったチカをタモですくい取るという珍漁法。

長いタモを使って、T夫人がすくっている様子。

上手くすくえば10匹程度がタモに入る。

釣りに比べれば圧倒的に効率が良い。
タモは直径も深さも40センチ未満だから、この漁は合法である。

カラアゲの準備として、チカの頭とワタを取り除く。


キャンピングカーで日陰を作り、チカのカラアゲパーティー。

昼間からアルコールが入って大いに盛り上がった。

頭を取り除いたカラアゲはとても食べやすい。

たらふく食べて、残ったのはたった4匹だけ。
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網走から常呂へ

2015-09-22 | 旅行記
網走港第4埠頭で3回目の朝を迎えた。
今朝も魚影が薄い。
それでも幸運な人には釣果があるが、運の尽きたボクは予感どおりのボウス。

ずっと一緒に釣りをしてきた友人は、ウキルアー釣りになるとめっぽう強い。
昨日まではボクがフカセ釣りでリードしていたのだが、今朝はとうとう並ばれてしまった。
釣果は12対12。
明朝の釣りで雌雄を決めることにした。

朝の釣りが終わると、道の駅へ移動してU夫妻と合流。
一緒にワンコインランチの「栗の木」へ昼食に行くと、500円ランチが600円に値上げになっていた。
ボクはトンカツ定食。

トンカツはどうにか食べ切ったが、ご飯は3分の1を食べ残した。

カミさんは日替わりランチ。
オカズは鶏のカラアゲとカツオのたたき。

ご飯もカラアゲも食べ切れなかった。
食堂の女将は「しんどいし儲からない。いつまでやれるか分からない」と言った。


洗濯と入浴を済ませて、再びオホーツクを北上した。
途中で立ち寄ったサンゴ草の群生地。


夕焼けの頃、常呂漁港に到着した。
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網走港の二日目

2015-09-21 | 旅行記
今朝も網走港第4埠頭で鮭釣りをした。

日の出の時刻が過ぎる頃、定置網漁のサケを積んだ漁船が次々と帰港する。
そのどれもが大漁のサケを満載。
今にも沈みそうである。

海面に艦橋だけを出した潜水艦みたいだ。

定置網というのは、海岸に近づくサケの群れを一網打尽にする。
そのせいで、ボクは今日もボウズに終わった。
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