kenharuの日記

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吊戸棚を床置収納庫に

2017-02-28 | DIY
家の取壊しが近い。
解体で建物と付属設備の全部が廃棄物になるが、屋内にはゴミにするのが惜しい物がある。
リフォームしたユニットバスはピカピカだし、システムキッチンもまだ綺麗である。

今日は、断捨離で空っぽになった、吊戸棚を取り外した。

逆さに置けば取っ手が上になるから、床置きの収納庫として使える。
文字通りの、逆転の発想。

これを新居用の、カウンター下収納庫、または窓下収納庫に改造することにした。
廃棄品の有効利用である。
吊戸棚は奥行きが40センチあるが、丸鋸で背中側を切り取って、25センチに切り詰めた。


開いた背面を3ミリ合板で塞げば完成。


背面下には幅木よけの切り込みを入れたので、壁面ぴったりに置ける。

カウンター下ならこのままで使えるし、壁際の窓下に置くのなら綺麗な天板を載せようと思う。

他に有効利用できる物はないかと、家の中を見回している。
建築スケジュールが延びたので、余ったボクの時間も有効利用しなければならない。
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ソイルセメント

2017-02-26 | その他
文科省による破格な土地払下げが話題になっている。
評価額9億5600万円の土地を、「地下埋設物の撤去費用」という名目で、8億1900万円もの値引きをしたという問題である。
この騒ぎは他人事かと思っていたら、わが家にも巨額な「地下埋設物の撤去費用」問題があった。

自宅の建て替え見積書を見ると、地盤改良(ソイルセメント工事)96万円という項目がある。
軟弱地盤に40本ほどのセメント杭を打ち込む工事だが、これで耐震性が高まり、不同沈下を防ぐことが出来る。
耐震性が高まるのだから、当然、地盤の「改良」になると理解していたが、単純にそうではないことが分かった。

ソイルセメントの杭は「地下埋設物」だから、将来、新しい家を作る時の障害物になる。
売却する場合は、文科省と同じく、「地下埋設物の撤去費用」を値引きしなければならない。
そして、その費用が巨額で、埋設費用の3~5倍もかかるらしいのである。
わが家の場合であれば、おそらく300~500万円。

土地を売る場合、「地下埋設物の撤去費用」は、売主が負担しなければならない決まりになっている。買主が買った後で埋設物に気付いたとしても、その撤去費用は売主に請求することが出来る。
わが家の土地価格が仮に1000万円だとしたら、そこから300~500万円ほども値引き販売しなければならないことになる。

5月から地盤改良工事が始まる。
目先の見積もり費用は96万円だが、その実質は400万円超の工事だったのである。
今さらどうしようもない。
自分の残り少ない寿命を考えて、あとは野となれ山となれである。
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楽しい?段ボール生活

2017-02-22 | その他
相変わらず、容赦ない断捨離を進めている。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、危険ゴミ、カンビンなど、ゴミ収集日には毎回大量の物を捨て続けている。
箱物家具、脚物家具、寝具などのほとんどは、市の資源リサイクルセンターに引き取ってもらった。
わが家の生活物資は、間違いなく半分以下になった。

建て替えはまだ先だが、当分使わないと思われる物は、段ボールに詰めて部屋の隅に積み上げている。


引っ越し間際に仕事が集中しないようにと、毎日の生活に必要な食品棚なども廃棄したから、段ボールで作った臨時の棚に物資を並べて、毎日をしのいでいる。
段ボールの棚は、北海道のコテージ暮らしで見慣れた眺めだから、遊んでいるような楽しい気持ちにしてくれる。
これは好都合な錯覚である。

しかし先日・・・
住宅メーカーの工場が火事で焼けるというアクシデントが発生し、予定された工期が突然ご破算になった。
損害額が300億円を超えるという大火災である。
ボクらの臨時的な楽しい生活は、予定以上に長く続きそうになってきた。
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人間ドッグ

2017-02-20 | その他
今日は人間ドッグの日。
早起きして出かけたら、ボクは一番札をゲット。

首に下げれば、ちょっと金メダル気分。

内視鏡検査は、鼻からを選択。
去年は怖そうな男性医師だったが、今日はほっそりした体形の、優しそうな若い女医さん。
だからかどうか、あまり苦しまないで済んだ。

内視鏡というのは、医師の技量次第である。
去年の医師は、胃の中のレンズの向きや位置を変える際に、ボクの鼻穴をテコにするクセがあった。
一生懸命に内視鏡を覗きながらの作業だから、先端を動かそうとする意志が、つい手元にも現れてしまうのは分らないでもないが、鼻輪で引き回される牛の気分だった。
痛さがたまらなくて、引かれる方向に、必死で鼻を追従させていた。
来年も同じ女医さんに当たらないかな。

検査が終われば病院のレストランでランチ。

検査料に含まれている、ドッグランチだ。

早めに終わったので、帰り道に川口グリーンセンターに立ち寄った。
春のように暖かい園内を散歩。


温室のサボテン


誰かに似た植物


スイレン池に咲く名札の花


珍しく、孔雀が羽を全開して見せてくれた。


羽を誇らしげに震わせながら、くるりと一回りして、裏のお尻までサービス。


健康診断の最終結果が出るのは2週間後である。
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自分で登記?

2017-02-19 | その他
自宅建て替えの見積もりをとったら、費用項目に登記25万円というのがあった。
単なる手続きなのに、これはまた随分と高額である。
「ヒマなんだから自分でやんなさいよ」と、カミさんがそそのかす。

滅失登記、表題登記、保存登記、である。
これは何ものかと調べてみると、滅失登記は壊した家を登記簿から消すこと、表題登記は新築した家を載せること、そして保存登記は所有権を設定することだそうな。
ネットで見る限りでは、自分で出来ないこともなさそうである。
途中で挫折してもボケ防止にはなるだろうと、早速勉強開始。

「法務局に相談すると親切に教えてもらえる」という情報を真に受けて、相談コーナーに行ってみた。
ところが、相手をしてくれた男性は「素人には出来ない。やらないでくれ」という態度がみえみえ。
「一番高いハードルは表題登記の図面作成ですよ」言われた。
その記入サンプルを頂戴して帰った。

難関と聞いた表題登記図面に絞って、いろいろと調べた。
これが突破出来なければあきらめることにしよう。
登記法上の床面積とは何か・・・
記載しなければならない項目は・・・

書き方は見えてきたが、図面の線が0.2ミリ以下、用紙がB4というのが障害になる。
図面をパソコンで描いても、自宅のプリンターではB4が出力出来ない。
それに、鮮明な細線が印刷出来るのだろうか。
図面と数字は手書きでも良いのかな。

下書きレベルの図面を作って、再び相談コーナーへ行った。
どの程度の出来映えで通るのかを探るのが目的である。

今度の相談員は中年婦人。
教えようという姿勢を全く見せない。
「ここはこの程度で通りますか」と聞けば「審査する人がどう判断するかは分かりません」と答えて、ヒントさえも与えようとしない。
相談コーナーなのに、ボクは閉じた窓口に向かっているような気がした。

「図面は原本でなく、コピーでも良いか」と尋ねたら、即座に「コピーは駄目です!」。
「同じプリンターから打ち出した原本と、コピーとは見分けられますか」と言ったら、渋々「コピーでも鮮明なら・・・」と言い直した。

「手書きでも良いか」と尋ねると「手書きだと、どうしても線の細かいところが曲がったりしますよ」と、もっぱら否定的反応ばかり。
しまいには「インターネットには、自分で出来るという話が沢山出ていますが、実際は難しいですよ」と言ってくれた。
相談に乗るのではなく、明らかにあきらめさせようとしている。

越谷市の法務局は、組織をあげて、素人登記に不親切なようである。
しかし、2回目の相談で「鮮明ならコピーでも可」と分かったのは収穫だった。
パソコンで描画してA4で出力し、B4紙に切り張りして、それをコンビニでコピーする方法でトライすることにした。

表題登記は、500分の1、250分の1という、とても小さな図面になる。
ボクはCADソフトは使えないので、慣れているフォトショップで描く。
問題は、画像処理ソフトで縮小すると、ピクセル数が落ちて解像度も悪くなるから、鮮明な細線が引けない点である。
だから、画像ソフトでは大きな図面を書き、キャノンの写真印刷ソフトで小さく印刷するという手を使ってみようと思っている。

幸い、急ぐことはない。
9月ごろまでに完成させれば良い課題である。
時間だけは幾らでもある。
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春の味覚

2017-02-16 | 食べ物
今日は春のように暖かい一日となった。
陽気に誘われ、アブラナを摘みに、江戸川の堤防まで出かけた。
4号バイパスを時速70キロで飛ばしたのに、車窓を開いたままでも全く寒くなかった。

二人で摘んだセイヨウアブラナの花芽。

熱湯を潜らせれば、緑色が鮮やかになり、独特な苦みも強くなる。
酢味噌和えや漬物などにするが、季節感を味わえるだけでなく、とても美味しい。



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AED

2017-02-09 | その他
断捨離が続いている。
今日は、スチールデスク、鉄製の灯篭、レンジ台、食堂イスなどを粗大ゴミに出した。
要らなくなる電気毛布、電気カーペット、ストーブなどは友人に貰われたり、予約がついた。

さて、これは新品に役目を譲った10年物のAED。

まだ電池もしっかりしているから廃棄は勿体ないと、カミさんが友人に尋ねた。
カミさん、「ご主人の心臓が止まっても、これで生き返るわよ」。
友人、「う~ん・・・」と暫く考えてから、きっぱりと「要らない!」。
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おしめり

2017-02-05 | その他
今日の夕方、久しぶりに雨がパラついた。
降ったと言っても降水量は0ロミリ。


ほんのお湿りである。
1~2月の首都圏は、毎日のように乾燥注意報が出る。
昔は「異常乾燥注意報」というのがあったが、「異常」が続きすぎるので、ただの「乾燥注意報」に変更したらしい。

明日はまた晴天になるようだ。
関東平野の今の季節は、冬季と呼ぶのをやめて、乾季と呼んだ方がふさわしいような気がする。





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拾い屋さん

2017-02-04 | その他
断捨離をしているので、ゴミ収集日になると、大量のゴミを収集場所に出している。
収集場所はわが家のすぐ前だから、置いたゴミの様子が窓からよく見える。

「燃えるゴミ」の日はカラスが集まり、「燃えないゴミ」の日は、カネ目のものを物色する拾い屋さんが次々に現れる。
自転車で来る拾い屋さんは、主に金属を狙っているようである。
自動車で現れる人の狙いは、もっと広範囲である。

先日は、ラジカセ、空気清浄器、新品の換気扇、自動車用充電器、ガラス製の花器、魔法瓶などを捨てたが、ワンボックスカーで現れたマスク顔のオバサンのすさまじい拾いっぷりに驚いた。
モノをろくに確かめもせずに、片っ端から、ものすごいスピードで車内に放り込むのである。
ボクの捨てた、電気コードを切り取ったラジカセと空気清浄機(コードは「危険ゴミ」である)、キャップの無い薄汚れた魔法瓶(キャップは「燃えるゴミ」である)、インチキ充電器など、大部分を積んで、疾風のように走り去って行った。

拾い屋さんは次々に現れるから、早い者勝ちである。
このオバサンは収集場所を猛スピードで巡回しているようだ。
手当たり次第に拾って、あとで分別するつもりだろうが、カネにならないゴミはどこへ行くのだろう。
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高気密住宅

2017-02-02 | その他
高気密・高断熱の家に住みたいと考えている。
「家は性能」を標榜して、国内ダントツの高気密・高断熱を実現している一条工務店に関心を持っている。
先日は断熱の徹底ぶりをアップしたが、今日は高気密についての話。

一条工務店は外装工事が終わると気密測定をする。

機械で屋内外に気圧差を発生させ、気密性を測定するものだ。

感心したのは、内装ボードを貼る前に測定するという点である。
石膏ボードを貼った後にすれば、もっと気密性が高まるのに、あえてそうしない。
測定結果はプリントアウトされ、証拠として残るように工夫されている。

ここで不合格だと、工事は前に進めないという。
漏れ箇所を探し出して、隙間を塞ぐ作業が行われる。
内装ボードを貼る前に検査するのは、空気の漏れる場所を探し出して手直しすることが出来るようにという配慮のようだ。

気密性を高めるために、外壁パネル・床パネル・天井パネルには、気密パッキンが貼ってあり、パネルと柱の接合部から空気が漏れないようにしている。

さらに、柱と柱の突合せ部にもパッキンを挟み、空気漏れを防いでいる。


電線を通した壁の穴等は、全てコーキングでシールする。

神経質なほどの徹底ぶりである。


水道管を通す穴や、

塩ビ管周りもコーキングしている。


気密テストで好成績が出た時に、現場監督と作業員が握手をして喜び合っていたという話を聞いて、一条工務店の企業文化が見えたような気がした。
なお、一条工務店はマスコミを使った広告宣伝をしないのであまり知られていないが、国内2位の住宅メーカーである。
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