kenharuの日記

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通潤橋

2012-03-31 | 旅行記
道の駅「清和文楽邑」の朝。
今日は土曜日。
夜通しの雨が、朝になってもやまない。
しっかり朝寝坊をしてから、道の駅の売店を覗いたりして、のんびりしているうちに雨がやんだ。

今日の予定は通潤橋の放水見物だ。
放水は、毎週土日の12時から行われるらしい。
10時に出発すると、すぐに通潤橋に到着した。

ぶらぶらしながら放水時刻を待っていると、道の駅の人が「今日は放水はありません。土曜日の放水が始まるのは4月からです」と言った。
3月までは日曜だけの放水で、4月からは土日の放水になる。
面白いことに、1万円払って事前予約すれば、希望者のために放水してくれるという決まりがあった。


放水が明日なら、明日まで待つことにしよう。
道の駅や周辺の町内をぶらついた。

幹回りが9メートルで、樹齢1000年以上になる、天然記念物の大ケヤキを見に行った。
しかし、見たのはこれ。

平成15年に幹が朽ちかけて倒れ、今は僅かな枝が残っているだけ。
天然記念物というのは、樹齢1000年の寝たきりケヤキだった。

街角で見かけた、ネコのポスター。


小さな商店街のラーメン屋で昼食をとった。
おばあちゃんが二人で切り回しているお店(大福)だ。


カミさんはラーメンを頼み、ボクはチャンポン。
このチャンポンが掘り出し物で、とても美味しかった。


入ってくるお客の注文は、みんなチャンポンだ。
近所の勤め人の4人組は全員チャンポン。
郵便配達のおじさんもチャンポン。
カミさん以外は、誰もラーメンを注文しない。
町内では超有名な、チャンポンの旨い店だったのである。

通潤橋のある山都町のお祭りに、「大造りもの」という行事がある。
自然物を素材にして、巨大な造形を競うもので、9月には作品を載せた車を引き回すのだという。
道の駅や、町内の何ヶ所かに、この「大造りもの」が飾られていた。

道の駅にあった、熊本県のマスコット「くまモン」


体毛が麦の穂で出来ている牛。


騎馬武者。


夕方、近くの国民宿舎で入浴して、そのまま道の駅にP泊。
明日こそは放水見物だ。
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阿蘇

2012-03-30 | 旅行記
道の駅「阿蘇」の朝。
今朝もおおむね晴れ。
昨日は久住高原、今日は阿蘇山のドライブだが、天候に恵まれてありがたい。

米塚の横を通る阿蘇パノラマラインを登って、阿蘇山の南側まで走り抜けた。

山焼きの炎と煙が見えた。

大野勝彦美術館に到着。
ここはキャンピングカーのお仲間に教えてもらったスポットである。
両腕を失ってから、義手で描いた絵と詩が展示されている。
障害を克服した姿が、みんなに勇気を与えてくれる、良い美術館だ。

背骨の損傷で両手両足がマヒし、口にくわえた筆で見事な絵と詩を書いている、星野富弘氏の美術館(群馬県)に良く似ている。

阿蘇を下り始めると、猛禽が飛び交っているのを見つけ、しばらくカメラを向けて遊ばせてもらった。
これはノスリどうしの空中バトル。

猛禽は足爪が武器なので、互いに足を向けあう。
今年は全国的に冬鳥が激減しているため、走行中に野鳥を見つけてクルマを止めることがとても少ない。

その後、阿蘇ファームランドで昼食を食べたり遊んだりして、さらに山を下った。
「日本で一番長い名前の駅」に立ち寄る。
その名前は「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」。


駅から眺めた阿蘇山。


駅前の案内看板を見ると、この周辺には、阿蘇の伏流水の湧水が幾つもある。
ちょうど飲料水が不足しているので、水汲みに行った。
ペットボトルを持って湧水の端に行くと、底から水の湧いている池があるだけで、飲用の水汲み場はどこにもない。

池の水はきれいだが、小魚が泳いでいる。

通りかかったクロネコヤマトの配達車をとめて、「飲み水の汲める湧水は?」と尋ねた。
教えられて、次に行った泉がこれ。


泉は線路の真下にあり、「湧水量は毎分5トン。上水道が出来るまでは、飲用に使われていた」という説明書きがある。
ここにも、飲み水を汲むための設備は無い。
ツバキの花や枯葉が浮かんでいて、小魚が泳いでいた。
湧水はまだ他にもあるが、ここで水汲みを断念。

南阿蘇には「一心行の大桜」の案内看板が、いたる所にあるので、立ち寄ってみた。
桜は開花前なのに、大桜のある小公園への入場料が300円だという。
入場しなくても公園内の全景が見えていて、大桜のほかに見るべきものは何も無い。
大きな樹木が一本立っているだけだ。
公園の外から、開花前の大桜を撮影して、引き返した。


日帰り温泉に浸かってから、阿蘇から南へ40キロほど下り、道の駅「清和文楽邑」に入った。
明日は有名な通潤橋を見物しようと思う。
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久住高原、阿蘇

2012-03-29 | 旅行記
昨日は「コイン式家族風呂」に関するコメントを頂戴した。
たまたま昨夜は「豊礼の湯」のコイン式家族風呂に入ったので、まずはその話から。

これがコイン投入箱。


800円を投入すると、ものすごい勢いで温泉が出てくる。

浴槽は180センチ×150センチほどで、大人3人が楽に並んで入れる大きさだ。

上等な白濁の湯が、ザアザアと景気良く注がれるのを見ていると、もったいない気がしてくる。
使用後に浴槽の底の大きな栓を抜くと、湯の抜けるスピードも猛烈に早い。
二人がドボンと浸かっただけで、大量の湯を使い捨てるのは贅沢だと思うが、清潔で気持ちの良い入浴である。

これは昨夜のオカズ。

地獄蒸しにした簀巻きの堅豆腐を、切って煮付けにしたものだ。
しっかり歯ごたえのある、独特の食感が面白かった。

次の写真は、ボクがジャコ天とゴボウ巻きを蒸し器にいれたまま忘れてしまい、24時間後に取り出したもの。
黒ずんでしまい、クタクタのヘロヘロ。

四角いのがもとジャコ天で、円筒形のがもとゴボウ巻きだ。
ゴボウの食感は全く無かったが、もとゴボウの姿はあった。

さて、今日は快晴となった。
朝食のメインは、酒饅頭の地獄蒸し。

それに、食べ切れずに残っている野菜類いろいろ。

朝食後、楽しかった「地熱の里」を後にした。


今日は絶好のドライブ日和。
まずは八丁原地熱発電所の見学。

係員が丁寧にガイドしてくれた。

小松地獄を覗いて、筋湯前を通過し、九重の夢つり橋へ向かう。
途中、気に入った景色を車窓に入れて昼食。


湯が黄土色をした「筌の口温泉」の共同浴場には、入浴(200円)せずに見学だけ。

誰も入っていなかったので、写真を撮った。

その後、素晴らしい景色の長者原から牧ノ戸峠へと回ったのだが、デジカメに原因不明のトラブルがあって、以降の撮影画像は全滅。

久住高原を周遊し終えると、今度はやまなみハイウェイを南下して、阿蘇へと向かった。
写真は無いが、このドライブも素晴らしかった。

内牧温泉の「阿蘇乃湯」に浸かってから、今夜のねぐらである道の駅「阿蘇」に到着。
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わいた温泉郷「地熱の里」

2012-03-28 | 旅行記
熊本県の小国町にある「豊礼の湯」で朝を迎えた。
写真は今朝の湧蓋(わいた)山。


ここは、わいた山麓の温泉郷。
周辺には温泉が幾つもあって、山道を散策すると、そこいらじゅうから湯気が立ち上っていて情緒満点だ。
散歩がてらの野鳥探しは、カケスやエナガが出る程度で不調だった。

豊礼の湯から坂道を数分下ると、面白い集落がある。
わいた温泉郷「地熱の里」だ。


集落内はいたる所から、高温の蒸気が噴出している。
どの家にも蒸気が引かれているから、給湯、風呂沸かし、暖房にお金がかからないという。


屋外に洗濯物が見えないのは、蒸気熱を利用した乾燥室があるからだろう。


各家の勝手口の脇などには、地獄蒸しが設置されている。
蒸し料理をしているおばさんに声をかけてみた。


お葬式の初七日に備えて、地元名物の堅豆腐を蒸しているところだという。
蒸気利用の実態をいろいろ教えてもらっていたら、別れ際に、蒸し上がったばかりの簀巻き豆腐を頂戴した。


これが簀巻き豆腐を蒸していた、地獄蒸し器。


家ごとに、いろんな蒸し器が見られる。
これは木枠つきの立派なもの。


いちばん素朴なタイプ。


地熱を利用した、木材の乾燥施設があった。


地熱料理の研究施設があった。


みやげ屋で売っている乾燥シイタケは、地熱で干したものだ。


集落の真ん中にある「ゆけむり茶屋」は、日帰り温泉とレストランになっている。
ここで、昼食に蒸し料理セット600円を食べた。
ポン酢と柚子コショウがついている。

手羽先が2本のほか、イモ類も入っているから、これだけで昼飯になった。

満腹になると、もと来た坂道を登って、豊礼の湯の駐車場へと歩いた。
ポカポカ陽気のおかげで、外歩きは気持ちが良い。
振り返って見下ろすと、幾筋もの湯煙が立ち上る地熱の里は、理想郷のように見えた。
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地獄蒸しパーティー

2012-03-27 | 旅行記
今朝は冷え込んだ。
7時に眼を覚まし、100均の車外温度計を見ると、マイナスの2度。
空は見事に晴れ上がり、絶好のアウトドア日和だ。
今日はメインイベント「地獄蒸しパーティー」の日である。

クルマから出ると、道の駅「原尻の滝」の散歩道は、霜が下りている。
木製のつり橋は、霜で真っ白になり、滑りそうだった。


滝に近づくと、滝つぼからもうもうと湯気が上がっているのが見えてきた。

なかなかの迫力。
これは良いものを見た。

昼頃、久住高原の442号を走り、熊本県側の道の駅「小国」に向かった。
途中の高原では、道路脇の野焼きが強風にあおられて、大きな炎を上げたため、ちょっと怖い思いをした。


小国町の道の駅にキャンピングカーの仲間が集合。
一緒にワイワイやりながら、スーパーで蒸し料理の食材を買い込み、「豊礼の湯」の駐車場に入った。


「豊礼の湯」は、美しい乳青色の湯に人気がある。
温泉蒸気を使った蒸し器が並んでいて、入浴客は自由に使うことが出来る。

ここが地獄蒸しパーティーの会場で、今回のクルマ旅のメインイベントである。

テーブルに並び始めた蒸し料理。


蒸した食材は、鶏モモ肉、手羽肉、豚バラ肉、関アジ、キビナゴ、エビ、亀の手、シュウマイ、餃子、キャベツ、ブロッコリー、サツマイモ、菜の花、ホウレンソウ・・・
これらをポン酢、胡麻ドレッシング、柚子コショウ、洋カラシなどの調味料で食べる。
自分で蒸して食べるからか、どれもが美味しかった。

ただ、あれもこれもと買いすぎたようで、かなりの量を翌日に回すことになった。
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九州へ

2012-03-26 | 旅行記
キャンピングカー仲間との車内宴会は面白い。
各自が手作り料理と飲み物、それにマイカップ、マイ箸を持参して、誰かのキャンピングカーに集まる。
これは昨夜の料理。

3組の夫婦が、このテーブルを囲んだ。
酔っ払ったとしても、自宅はすぐ隣だ。

さて今朝。
まずは宇和島市内のコインランドリーで洗濯をした。
その後、八幡浜のフェリー埠頭まで走行。
昼前の船で、先輩キャンパーの待つ九州へ向かった。

佐多岬半島を右手に眺めながら、2時間半の船旅が始まる。
山の斜面まで残さずに利用しているのは、四国らしい風景である。

天気予報の海上風速は15メートル。
船内の椅子は揺れへの備えとして、床に連結されている。

多少の位置ずらしは可能だが、倒そうとしても倒れない。
これは良く出来ている。

沖合いは一面風波だらけだったが、船はほとんど揺れなかった。
さすが瀬戸内海、と感心する。

大分県の臼杵港に上陸すると、高速道路みたいな中九州横断道路を通って、竹田市まで走り、岡城天然温泉「月のしずく」に入浴。
その後、今夜のねぐらである道の駅「原尻の滝」に到着した。

友人が、自作の車外ガステーブルを初めて使い、オカラハンバーグを焼いた。

オカラは、四国の道の駅で、タダで貰ったものだ。
それに、買ったひき肉を混ぜているらしい。

このガステーブルは、ボクのを参考にして作ったものだが、収納庫が小さいので、複雑な仕組みになっている。
それをちょいと紹介。
まずはバゲッジドアを開けて、テーブルを引き出す。


テーブルを展開する。


風防をセットして、ガスコンロを載せる。

車外だから、サンマも焼ける優れもの。

ヘルシーなオカラハンバーグで夕飯を終え、車窓から夜空を見上げると、面白い月が見えた。

明日は良い天気になりそうだ。
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内子から宇和島へ

2012-03-25 | 旅行記
道の駅「小松オアシス」の朝。
真夜中に一度、走り屋の騒音で目が覚めたが、幸い短時間で走り去ってくれた。
あとはぐっすり。

今日は日曜日。
直売所を覗くと、フキノトウやツクシが並んでいる。
売り場も春らしくなってきた。

少しばかりの野菜を買うと、内子町の道の駅「内子フレッシュパークからり」に向かった。

内子の駅の6キロほど手前に、焼きサバを売る店(大田原鮮魚店)がある。


炭火焼きの魚が旨いと聞いていたので、串焼きのサバを購入した。


道の駅に入って、まだ温かいサバに大根おろしを添えて昼食にした。
脂がのっていて美味しかった。

内子の直売所は農産物が安い。
小粒のミカンが一袋150円。小粒は美味しいので4袋を買った。
ミカンの時期はもう終わりなので、しなびかけているのだが、酸っぱさが消えて、味が濃くなっているから美味しい。
早速二人で6個ばかりを食べ、残りを紙袋に入れて荷物室に収納した。


昼食後に、道の駅「宇和島きさいや広場」まで走った。

ここが今夜のねぐら。

きさいや広場は、工夫された販売イベントがあって面白い。
カミさんが晩飯のオカズにゲットしたのは、鯛のカラアゲ。
詰め放題で250円。

紙コップに山ほど積み上げて、こぼれなければセーフだ。

小鯵のマリネは、プラスチックトレイに詰め放題で130円。

フタが閉まればオーケーというルールだが、食べきれないほどの量をゲット。

明日は九州行きのフェリーに乗る予定だ。
キャンピングカーの先輩が、大分で待ってくれている。
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香川から愛媛へ

2012-03-24 | 旅行記
道の駅「恋人の聖地うたづ臨海公園」の朝。
讃岐うどんを朝食にしようと、「がもううどん」へ出かけた。
ここは8時半から食べられる。

到着すると、この大行列。

数えてみると、およそ100人・・・そうか、今日は土曜日だ。
人も多いが車も多く、駐車スペース探しに苦労した。
Oさんのキャンピングカーは大型なので、狭い道が通れず、専用駐車場に近づくことが出来なかった。

右側はボクが食べた温かいうどんで、載っているのはチクワ天。


香川県のチクワ天は、どこで食べても美味しい。
かめばかむほど味がある。
関東にチェーン展開している、丸亀うどんのチクワとは全く違う。

がもううどんは、人気店だけあって美味しかったが、ボクは昨日の谷川米穀店のほうが好みだ。
麺の差だけでなく、醤油の味、柚子コショウの有無などで、美味しさは違ってくる。

道の駅に戻り、周辺の店を覗いて遊んでいると、昼食時間になった。
昨年食べ損なった、骨付き鶏を食べようと、有名店の「一鶴」へ。
一鶴の看板メニューはこれだ。


ボクは親鶏(左)を、カミさんはヒナ鶏(右)を注文。


ヒナ鶏は柔らかいが、肉の部分は軟弱なブロイラーの味。
親鳥の肉には味わいがあるが、アゴが疲れて、弱った歯にこたえる、いわば「ヒネ鶏」である。
どちらが良いのか、それぞれ一長一短があった。

愛媛県を通るときには是非会いたいと思っていた、キャンピングカーのお仲間から電話が入った。
嬉しいことに、ブログを見てくれていて、タイミングを計って連絡をくれたのだ。
早速、愛媛の道の駅「小松オアシス」まで走って、1年ぶりの再会。
たった1時間でお別れとなったが、義理も打算もない、好意と好意の出会いは嬉しいものである。

道の駅の駐車場は、眼下に広がる夜景が美しかった。
入浴は道の駅にある「椿温泉こまつ」。
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讃岐うどん

2012-03-23 | 旅行記
道の駅「藍ランドうだつ」の朝は雨。
天気予報では、一日中降り続く。

今日のお楽しみは讃岐うどんだ。
去年のうどん巡りで、一番美味しかった谷川米穀店に向かって、仲間のキャンピングカーと一緒に、国道192を走り出した。

早すぎる時間を、途中の道の駅「貞光ゆうゆう館」でつぶしてから、国道438に右折し、11時過ぎに到着。
国道から谷川米穀店を見下ろすと、短い行列の傘が見えた。

ここの営業時間は、11時から13時までの2時間だけだ。
営業時間が短いのは、製麺や配達の仕事があるかららしい。

行列に並ぶと、すぐに入店出来た。
調理場の様子。

少人数が忙しそうに立ち働いている。

汁無しの温かいうどんを頼んで、ネギと柚子コショウに醤油(専用ダレ)をかける。


ボクは小玉3つぶん、カミさんは2つぶんを食べ、二人とも大満足だった。
食後は琴平町まで走り、金比羅宮に近い「琴参閣」の豪華な温泉に浸かった。これは温泉博士のおかげである。

その後、四国ナンバーの友達が合流し、キャンピングカー4台が、今夜のねぐらである道の駅「恋人の聖地うたづ臨海公園」に入った。
公園にクルマを並べると、そこへ偶然、九州ナンバーの友達が現れた。
普通車ではまず有り得ない、良く目立つキャンピングカーならではの出会いである。

早速、5台5組の夫婦で大宴会。
そのまま、5台5組で大P泊。
今日は終日雨に降られたが、格別に楽しい1日だった。
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徳島へ

2012-03-22 | 旅行記
新和歌浦港の朝。
起き抜けにクルマを走らせ、フェリー乗り場に移動した。
それから洗顔や朝食。

8時半発の南海フェリー「かつらぎ」に乗船。


和歌山港を出航。
住友金属の煙が、真っ直ぐに立ち上っている。

ベタ凪の海面を滑るように進み、2時間後に徳島港到着。

下船するなり、徳島ラーメンを食べに走った。
お気に入りの巽屋で、肉入り小ラーメンと小ライスのセット。


濃厚な汁には、白いご飯が良く合う。
食堂の壁に、こんなサインがあった。


食事の後は、吉野川沿いに、国道192号を西へ走る。
高知で桜が咲いたという噂を聞いたが、ここらの蕾は固いままだ。
美馬市の手前で左折し、穴吹川沿いの道を入って、「ブルービラあなぶき」で温泉に浸かった。

穴吹川は「四国一の清流」だそうで、透明な流れがとても美しい。
それに河原の石がきれいなので、子供のように拾い集めて遊んだ。


穴吹川で見た、不思議な光景。

写真の奥が上流で、手前が下流である。
右側の川は、子供の居るあたりで、せき止められている。
左側には一段低い川が並んでいて、右側との段差は、長い長い斜面になっている。
そして、せき止められた川の水が、斜面を流れ下っている。

これは何だろう?
土地の人に教えてもらって納得したが、今はもう、使われていないらしい。(答えは内緒)

吉野川沿いの国道に出て、道の駅「藍ランドうだつ」に入った。
駅裏の特徴的な町並みには、「うだつが上がる」という言葉の語源がある。
今夜はここにP泊だ。

道の駅の脇にある河原で、ツクシとカラシナを摘んで、春の卵焼きを作った。
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