kenharuの日記

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バンクの結露対策

2013-04-30 | 快適化
バンクベッドの一番奥、クルマの先頭部分は結露しやすい。
ウチの場合、カミさん一人がバンクに寝て、問題の一番奥部分には、荷物を置いている。
外気で冷やされたバンク壁面に、暖かい荷物が触れるので、そこに結露が生じる。
置いた荷物が通風を妨げるので、湿気がこもったままになり、カビが生える。

この写真を見ると、奥の突き当たり付近に、黒っぽくなった部分がある。

黒カビによるものだと思う。
天井が無事なのは、乾燥が早いからだろう。

カミさんの要請で、今日は結露対策をした。
断熱材を貼り付けるだけの仕事だが、バンクの天井はネジが打てないし、緩やかなアーチ形状をしているから、どうやって断熱材を密着させるかが難しい。
一日仕事になった。

これが完成写真。

マットを敷いてある。

断熱材には、片面アルミのスポンジマットを使用。
アーチ状にたわませた2本の板材で、断熱材をバンク面に押し付ける方法をとった。
板材は、上がアルミ材(階段の縁につける滑り止め)で、下のが木材(まわりぶち)。
バンクの横幅よりも3センチほど長くして、アーチ状にたわませ、両端をL字金具で留めた。

結露は厳寒期の現象なので、この効果が分かるのは次の冬になる。
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農産物直売所

2013-04-29 | その他
クルマ旅をしていると、道の駅や直売所のお世話になる。
駅の駐車場で寝起きしているので、駅スタッフや、早朝に農産物を納入に来る農家の人と、話をする機会が多い。
話してみると、ローカルということもあるが、道の駅の性格からか、商売っ気の少ない素朴な人たちが多い。

早朝の青森県の道の駅。
ニンニク農家のおばさんが、自分が運んできた黒ニンニクを見せながら、「買うと高いから自分で作りなさい。電気釜で簡単に出来るから・・・」と、作りかたを一生懸命説明してくれた。
おかげで、今は、もっぱら自作するようになっている。

先日は愛媛の直売所で、デコポンを運んできたおばさんに、カミさんが「甘くて酸っぱくないのが欲しいんだけど・・・」と相談した。
「今年のデコポンは、強風が吹いたせいで、みんな酸っぱい」「酸味の少ない、美味しいのが欲しいのなら、今年はせとかだね」「せとかの美味しい農家? 待ってなさい、店の人に聞いてきてあげるから」。
カミさんは、「篠原淳子さんのが美味しい」と教えられて、それを買った。
教えられた通りで、今回の旅行中に食べた柑橘類の中で、一番美味しかった。

普通なら、どの農家が美味しいかなど、教えてくれないものだ。
しかし、レジの人に尋ねても、教えてくれることがある。
大声で堂々と尋ねたらダメで、内緒話のように声をひそめて尋ねるのがコツだ。
声が大きくても小さくても、質問している内容は同じなのに、人の反応は異なるものである。
声をひそめれば、「内緒にするから教えてよ」という気持ちが伝わるのだろう。

カミさんは柑橘類なら何でも食べるが、ボクはシーズンが終るころの、しなびかけた小ぶりの温州ミカンが好きである。
徳島の某駅の駐車場で、終盤の温州ミカンを出品しに来た、ボクと同年代のおじさんと話をした。
小ぶりなのを持っているので、それは旨いかと尋ねたら、「美味しくないよ」と20個入りの一袋をくれた。
その場で食べると、なるほど不味い。
客の見えない店頭には出せても、こうして面と向かった人からは、お金を取る気になれないミカンなのである。

このおじさんは、「温州ミカンは、海沿いの畑で採れた、小さいのが美味しい」と教えてくれた。
しかし、温州ミカンのシーズンは既に終了で、この日以降に見かけることはなかった。
結局、この日に買った「メジロ用ミカン」が、今回の旅で一番美味しい温州ミカンとなった。

メジロを名目にした、最後の在庫処分である。
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修理&快適化

2013-04-28 | 快適化
今回のクルマ旅は、いつになく不具合の発生が多かった。

中でも、一番困ったのはテレビの故障。
スイッチを入れると、こんな画面になって、何の反応もしない。

もとのシャープ製品に戻すつもりでいる。

まず今日は、簡単な修理から着手した。
リヤベッドの上に作った、戸棚の観音開き扉が閉まらなくなっている。


原因は、プッシュ式キャッチャーの、オス側の破断。

旅行先のホームセンターで、このキャッチャーを探したが、見つからなかった。
以前に買った町内のホームセンターで新しいのを買い、修理を終えた。

修理や快適化をしなければならない部分が、何ヶ所もある。
明日からは修理ブログになりそうである。
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大型連休

2013-04-27 | その他
大型連休の初日。
テレビが大渋滞の様子を、繰り返し放映している。

それを横目に見ながら、昨日帰宅したばかりのボクは休養日である。
写真や日記の整理保存、P泊データの整理とホームページ掲載作業、クルマの不具合修理や快適化、庭の手入れ・・・などなど、やらねばならない仕事は沢山あるが、今日一日はとりあえず身体を休めた。

大渋滞の映像を見ると、連休前に帰宅できて良かったと思う。
渋滞に巻き込まれずに済んだこともあるが、それよりも、現役の皆さんの邪魔をせずに済んだからだ。

現役の皆さんは働いて税金を収めているが、ボクらは年金を貰って遊び暮らしている。
だから、暇人のボクは、休日に道路に出て渋滞をひどくするような行いを慎まねばならない。
連休中は外出を控え、溜まった仕事をボチボチと片付けよう。
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43日ぶりの帰宅

2013-04-26 | 旅行記
駿河湾沼津SAの朝。
昨夜は夜景が見えるという理由から、いったんは本線に近い場所にクルマをとめたが、寝てみてから、本線から離れた駐車スペースに移動した。

本線に近いと、地鳴りのような音が、枕を通じて耳に伝わってくる。
起きているときは気にならないないのに、枕に耳をつけると、とたんにやかましいのである。
大きな音ではないのに、エネルギー値が高そうな、「ゴワ~」という重たい低音だ。

昨夜は9時に寝床に入り、今朝は予定通りの4時半に起きて、5時過ぎに走り出した。
早朝の東名高速はトラックばかりである。
東京入りの最後のパーキングである港北paは、四角いトラックで埋まって、まるでコンテナヤードのようだった。

用賀で2キロの渋滞にはまったが、おおむね順調に東京都心を通り抜けて、7時半に安行インターチェンジで首都高速を出た。
自宅まで僅か15分の位置だが、いったん道の駅「安行」に立ち寄った。
道の駅の駐車場で車内の大掃除をし、荷下ろしの準備を終えてから、自宅へ。
ボクの原則どおり、「晴れた日の、午前中に、元気いっぱいで」、帰宅することが出来た。

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今回の四国~中国の旅は43日間。
総走行距離は4326km。
いつもそうだが、今回も一日当たりの走行距離は100kmだった。
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今朝は二人とも元気だったのに、このブログを書いている今(午後6時)は、揃って疲れ果てている。
家を掃除して、荷物を運び込んで、布団を干して、近所に挨拶して、食料の買出しをして・・・長旅の後始末は、まるで引越しのように疲れる。
いや、これは引越しそのものだ。
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米原から沼津へ

2013-04-25 | 旅行記
道の駅「伊吹の里」の朝。
昨夜は8時に寝床に潜り込んだから、今朝は二人とも5時前に眼が覚めた。
「せっかくだから、通勤渋滞の始まる前に走ろう」

朝食と給水を終えると、関が原から大垣を抜けて、桑名へ。
桑名からは湾岸沿いの一般道を東に走り、豊明から伊勢湾岸道に乗って、刈谷PAに入った。


関が原から名神高速に乗らずに、わざわざ三重県の桑名まで南下したのは、刈谷PAで煎餅を買うためである。
たかが煎餅のために、これだけ遠回りするのは馬鹿みたいだが、他では買えない限定品だから仕方がない。
遊びだから、これで良いのだ。

ウォーキングを終えると、いよいよ高速走行。
まずは新東名の浜松SAまで、ボクが運転。


浜松餃子をオヤツに食べた。

そのまま昼食と大休憩。

カミさんから「一般道に出て観光したい」という提案があったが、「行きたいところがない」と、満場一致が得られずに否決。
このまま帰宅する。

カミさんの運転で、再び新東名を快調に走った。

時速90~95キロ。

静岡SAで、またも大休憩。

良く休むから、疲れるヒマがない。

パーキングには、監視カメラを載せた柱が林立している。

手前の丸いのは照明だが、あとは全部がカメラ。
監視社会だなぁ・・・

次はボクの運転で、今日のねぐらである駿河湾沼津SAまで走った。


建物2階のベランダに出れば、駿河湾が見える。

暗くなったら、夜景を眺めようかな。

明日も早起きだ。
道が混む前に、東京都心を通り抜けよう。
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舞鶴から米原へ

2013-04-24 | 旅行記
京都府の道の駅「舞鶴港とれとれセンター」の朝。
暴風雨の予報が出ているので、早めに出発した。
今日も、途中にある道の駅に立ち寄りながら進む。

すぐに県境を越えて、福井県の道の駅「シーサイド高浜」に到着。
雨が振り出す前にと、駅裏の海辺と周辺をウォーキングした。
近くに芝桜のきれいな公園を見つけた。


次の道の駅は「若狭熊川宿」。

駅裏にある宿場町風景。

熊川宿は、京都へ鯖を運んだ「鯖街道」の宿場町である。


遊んでいるうちに強風が吹き始めて、キャブコンで走るのは危険な状態になった。
仕方なく、暴風雨が収まるまでの2時間ほどを、車内に篭城。
篭城と言っても、食事のしたくをして、ゆっくりとランチを楽しめるのだから、キャンピングカーというのは便利なものである。

再び走り出し、すぐに滋賀県に入った。
琵琶湖を時計回りして、東岸の長浜市で温泉に浸かった。
今日のねぐらは、伊吹山の麓にある道の駅「伊吹の里」。

写真は土産に買った、若狭名物「鯖へしこ」と、琵琶湖名物の「鮒寿司」
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豊岡から舞鶴へ

2013-04-23 | 旅行記
「コウノトリの郷」の駐車場で朝を迎えた。
以前ここに泊まった時は、トイレが24時間使えたのだが、売店の営業時間中しか使えなくなっていた。
昨日のブログに「P泊の穴場」と書いたのは、取り消さねばならない。

トイレが無ければ長居は無用。
コウノトリの撮影をあきらめ、代りにこの写真を撮って、朝食前に城之崎温泉に向かった。


温泉街の一番奥にある外湯、「鴻の湯」前の公共駐車場にクルマを入れた。


この駐車場に入るのが一苦労だった。
駐車場入口の高さ制限は2.2mなのに、ボクのクルマの高さは3.05mもある。
幸い、入口屋根の左側に2メートルの余地があって、カミさんの誘導で、ここをすり抜けることが出来た。
民間駐車場に入れば1000円だが、城之崎温泉の公共駐車場は、1時間以内なら無料なのである。

早速、鴻の湯で朝風呂(1人600円)に浸かった。
城之崎の外湯は、共同風呂としては割高だが、設備が良くてきれいだから気持ちが良い。
風呂上りには城之崎温泉を脱出し、池の端にクルマをとめて、遅めの朝食。


まだ桜の咲いている三原峠を越えて、久美浜湾まで走り、道の駅「くみはま」に到着した。

ここで2時間以上も昼寝をしてしまった。
毎晩8時間以上寝ているのに、近頃は運転するとすぐに眠くなる。
身体が永遠の眠りにつきたがっているみたいだ。

寝起きのだるい身体を引きずって、神の温泉「みなと悠々」の熱い湯に浸かり、元気を回復すると、再び走り出した。
腰の痛みは、連日の温泉三昧で長めの腰湯を心がけていたから、かなり良くなっている。

途中の観光スポットには立ち寄らず、今夜のねぐらである、道の駅「舞鶴港とれとれセンター」に入った。
自宅までの距離はまだ700kmもある。
大型連休突入まではあと3日しかない。
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三朝温泉から豊岡へ

2013-04-22 | 旅行記
三朝温泉の駐車場で朝を迎えた。
午前中の予定は、軽い腰痛を治すための湯治。

三朝温泉には有名な共同浴場が幾つかある。
そのナンバーワンは株湯で、入浴料300円。

何がナンバーワンかと言えば、由緒という、ブランド価値みたいなもの。
泉温が44度以上と高いので、カミさんが嫌がった。

共同浴場「たまわりの湯」は建物が新しい。
内湯だけらしいのに500円もする。


「河原の湯」という、丸見えの露天風呂もある。

話題づくりのお遊び風呂だろう。

以上の3つの共同浴場が、温泉街の案内看板に掲示されていて、パンフレットにも載っている。
ところが、なぜかPRされていない露天風呂がある。
それは、町営国民宿舎「ブランナールみささ」の玄関前にある。


洗い場のない、浴槽だけの露天風呂だが、たったの100円だ。


ブランド価値はなくとも、三朝の湯に変わりはなく、PRされていないから空いている。
午前中は、この露天風呂でゆっくりと腰湯をした。
ラジウムが効いたのか、単に長湯が効いたのか、腰の痛みが軽くなった。

昼食は、河原で焼いた「瓦そば」。
ボクのオリジナルガステーブル(矢印)で、焼いている風景。


フライパンで、茶そばをパリパリに焼く。


牛肉や錦糸卵を載せれば出来上がり。

旨かった♪

午後は豊岡に向かって出発した。
国道9号線を走り、道の駅「神話の里・白うさぎ」で休憩と給水。


売店では、とんでもないものを売っていた。

可愛そうだから、ボクらは食べない。

「名誉駅長室」と書かれたカゴに、白うさぎが入っていた。

駅の不祥事の責任をとらされ、うさぎ焼きにされるぞ。

国道9号をそれて198号に入り、浦富海岸の眺めを楽しんだ。


新温泉町から香美町と、絶景の海沿いを進む。




久し振りの余部鉄橋は、さま変わりだった。

鉄橋は既に解体が終わり、この残っている部分は展望台に利用される。
落成式は5月3日だとか。

さらに走って豊岡市の「こうのとりの郷」に入った。
道の駅ではないが、ここはP泊の穴場である。
夕飯には、但馬牛のステーキ肉をガステーブルで焼いた。
こんなに旨い牛肉は久し振りだった。
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安来から三朝温泉

2013-04-21 | 旅行記
安来市にある、道の駅「あらエッサ」の朝。




昨夜来の雨が、9時を回るころに上がった。
道の駅周辺をウォーキングした後で、荒れる日本海を車窓に入れてお茶。


東に向けて出発。
道の駅「ポート赤碕」に立ち寄った。
ここは韓国親善をうたっていて、韓国風が目立つ。

韓国の「石のおじさん」。


韓国のグラグラ石を模した仕掛け。

カミさんが動かして喜んでいる。

石の風車。

向かい風を受けて、ゆっくり回っていた。
回転軸の抵抗を極限まで小さくすれば、風力だけで回るというのだが、感覚的には信じがたい。

これは2トンもある風車。

あいにく風向きが悪く、今日は回っていなかった。

今夜のねぐらを探して、途中の道の駅を点検しながら進んだ。
「大栄」は、駅裏にきれいな公園駐車場があり、静かに眠れる。給水もあってP泊向きだ。

「燕趙園」は、行ってみて驚いた。
この駅は中国親善だ。


広大な敷地に中国風の豪華な建物が何棟もある。

中国庭園の「燕趙園」が、2年前に道の駅も始めたのだという。

車道を跨ぐ歩道橋の、両側にはエレベータがある。


橋を渡るとボタン園があった。


パンダが何頭も遊んでいる。


東郷湖の湖畔に造られた、万里の長城を歩いた。


これが中国庭園の入口。


有料なので入らなかったが、塀の穴から庭園の一部が見えたので撮影。


中国風呂というのもある。

楊貴妃気分を味わえると書いてある。
入浴だけなら350円。町の銭湯より安い。
350円で楊貴妃だ。

安い楊貴妃はやめにして、三朝温泉に向かった。
大型のホテル「三朝館」で、ラジウム温泉に入浴。
この数日、運転するとすぐに腰が痛くなるので、ラジウム効果を期待して、腰湯に時間をかけた。

今夜のねぐらは、温泉街の公共駐車場にした。
静かに寝て、明日も湯治である。
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