kenharuの日記

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23日ぶりに帰宅

2009-04-25 | 旅行記
夜中の3時ごろ、車外の騒々しさで目が覚めた。
外を覗くと、まだ夜中だというのに、車の出入り、人の往来が賑やかで、駐車場はいつのまにか満車状態になっている。
若者、親子連れ、熟年、老夫婦・・・深夜族ではなく、普通の人たちがウロウロしている。
高速1000円と連休初日のせいだろう。

再び布団に潜り込んだものの、ドアの開閉音や人声で、とても眠れない。
4時半頃になって寝るのをあきらめ、起きだして駐車場内を歩いてみると、車のほとんどが中部、関西、中国のナンバー。
ここは上り線の駐車場だから、これらは全部東京方面に行く。
今日はETCで出れば割引料金になる土曜日だ。
道の空いている夜中に走ってきて、ここで休憩や仮眠をとっているのに違いない。
連休の混雑が始まる前に帰宅しようという計画は正解だった。
6時前に富士川を出発し、渋滞の無い首都高速を順調に通り抜け、あっけなく自宅に帰りついた。



走行距離3922km。
遠くに住む親しい友人たちに会えて楽しかった。
ボクらのクルマ旅は、都市や人混みを避けて人里を遠ざかることが多いから、これは忘れられない旅になるだろう。

心浮き立つ花の季節に、気持ちの良い23日間の旅を楽しむことが出来た。
特筆すべきは、奇跡的なほどに、晴天無風の好天が長続きしてくれたこと。
だから、山も川も海も、どれもこれもが格別に美しかった。
再掲載ながら、富士と桜の画像で旅ブログの締めくくり。
ではでは・・・


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疲れない長距離走行

2009-04-24 | 旅行記
静かな「但馬のまほろば」で朝を迎えた。
驚いたことに、ボクらがとまっている間(昨夜6時から今朝の8時まで)に、この駐車場への車の出入りは完全にゼロだった。

今日は一日中、自宅に向かって高速道路を走る予定だ。
駐車場には我々しか居ないので、車外のスライドテーブルを引き出し、冷蔵庫の残り食材を使って、炒め物や煮物などの作りだめをした。
魂入れ(味付け)はカミさんの指示だが、車外の調理作業はいつもボクの役割になっている。
早い話が下働きだな。
高速道路では外食に困らないが、健康に良くて毎日食べ続けても飽きないのは、やはりウチの味。

8時過ぎに播但高速道に入り、福崎で山陽道に乗り継いだ。
来るときと同じ方式・・・時速80キロで1時間運転したらSAに入り、30分ブラブラする。運転を交代してもらったら、助手席には座らず、後部ベッドで寝るか横になって次の1時間を過ごす・・・これが全く疲れない長距離走行法。

夕方、富士川SAに到着。
もっと先の足柄SAまで走るつもりだったが、ここのほうが静かに眠れそうなので泊まってみることにした。
写真の「富士川楽座」前は袋小路になっているから、車の通り抜けが無い。
夜間は店もトイレも閉まるから、泊まる車しか入って来ない。
しかもここは小型車スペースだけだ。
今日は金曜日だから、大型車スペースが満車になって溢れ出してくることも無いだろう。
富士川には風呂が無いけれど、最後の一日ぐらいは我慢することにしよう。

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豊岡・和田山

2009-04-23 | 旅行記
今朝は時々雨がぱらつく空模様。

豊岡の「コウノトリの里」まで走った。
到着すると変なバスがとまっている。
さすがにカバン産業の町。
バスのデザインもカバンだ。

ろくな窓がついておらず、乗客よりも外観優先に徹し抜いたところがエライ。
ラッシュ時には、通勤客を荷物のごとく詰め込むのかな。
しかし、見れば見るほど囚人護送車・・・


コウノトリは、自由に飛び回っているのと、飛べないように羽を切られたのがいる。
給餌のご相伴にあずかろうというのか、周辺にはアオサギが沢山居て、空飛ぶ姿は良く似ているから紛らわしい。
見物客はアオサギを見て喜んでいる。
詐欺だ!というほどではないが・・・。

原住民に教えてもらい、3キロほど離れた場所の、子育て中の巣を見に行ってきた。


コウノトリの巣を見ていると、豊岡市内に住む学生時代の友人が会いに来てくれた。
友人とは、ボクもカミさんも同学。
キャンピングカーの中で、コーヒーを飲みながら懐かしい昔話。

3人で食べた出石そば・・・7皿以上食べないと満腹しない。


3人で眺めた出石のチューリップ畑・・・ペンギンの花絵。


これは友人宅の門扉・・・明治時代に築城(?)したという文化財的建物で、立派さに絶句。
友人が殿だったとは、知らなかった。
ご本人の承諾なしなので、大手門の門扉だけを掲載。
どうやら一枚板らしい。



P泊は道の駅「まほろば」・・・これがちょっと面白かった。
播但高速道の取り付け道路と、一般道の両方からアクセス出来るようにした立派な道の駅だが、利用客がゼロに近い。
取り付け道路にサービスエリアを設置しても利用者は少ないだろうし、それを離れた一般道にも繋いでいるが、わざわざ立ち寄るドライバーは居ないだろう。

設備は最新式だし、誰も来ないので静かに眠れ、P泊地としては超一流(笑)。
取り付け道路側の駐車場はまるで飛行場のように広く、この写真に収めきれない。
写真中央の遠くに、横向きの大型トラックが小さく写っているが、駐車場にはこの1台だけ。


ボクらが泊まった一般道側の駐車場は、全く車の出入りが無かった。

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とっとり花回廊・鳥取砂丘・余部鉄橋・竹野海岸

2009-04-22 | 旅行記
昨日来た道を引き返すかのように、米子方面へ60キロ走って「とっとり花回廊」へ。
相変わらず無計画で、行き当たりばったりの非効率。

カミさんのお供をして花回廊に入園したら、その立派さに驚いた。
北海道のラベンダー園なみに広いし、起伏ある地形を生かした花園は変化に富み、花好きでなくても十分に楽しめる。

背景に大山を入れた。





しゃれた花の額縁


ポピーの背景にカミさんを入れたけど、これは邪魔だったな。


さっき来た道をまた引き返し、今度は90キロ走って鳥取砂丘へ。
ボクは2回目だが、カミさんは初めての砂丘見物。
強風で砂が飛び、顔にプチプチと当たる。
砂ほこりが舞うと、空の色が茶色っぽくなる。
砂丘を砂防林にすれば飛砂は防げるが、観光資源も無くなるから出来ないだろうな。
マスクをして目を細め、砂丘を歩いた。

遠くの砂丘に見える小さな点々は観光客・・・砂丘は広い。


砂丘から海岸沿いの道を走り、兵庫県方面へ。
海沿いに曲がりくねった道だから、きれいな海景色が次々に現れ、何度も歓声を上げた。
強風のおかげで、海の青色と風波の白さのコントラストが眩しかった。


山陰本線の余部(あまるべ)鉄橋は架け替え工事中のため、せっかくの景観が台無しだった。
明治45年以来100年間使われた鉄橋(高さ41.5メートル、長さ310.7メートル)は、惜しまれながらも来年には取り壊されるという。


次の写真は余部駅の案内看板。
高い鉄橋上に駅舎があるのかな・・・どうやって登るのかな(笑)。


休暇村「竹野海岸」の温泉に浸かり、フロントの了解を得て、キャンプ場前の駐車場にP泊させてもらった。
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津山からハワイへ

2009-04-21 | 旅行記
静かで居心地の良かった「サンロード吉備路」を後にして、津山まで走った。
津山は初めての町なので、市内要所の上っ面をクルマから見て回り、衆楽園(写真)を散歩。


道の駅に立ち寄りながら179を北上し、ウランで有名な人形峠を越えて鳥取へ。
人形峠にはウラン鉱の観光坑道がないのだろうか。
防護服を着せて坑道を観光させれば気分が出るだろうに。
ガイガーカウンターを手持ちさせ、「ガガガ・・・」と鳴れば臨場感満点だ。

途中の道の駅「奥津温泉」は狭すぎてP泊に向かない。
「三朝楽市楽座」は道沿いのPだが夜間は通行量が少なそうで、まあ使えそう。
ブッポウソウの里を通ったが、夏鳥だから今の時期は会えない。

三朝温泉の「プランナールみささ」で風呂に浸かってから、少し走って道の駅「はわい」に到着しP泊。
羽合と書いてハワイと読む町で、ハワイビーチまである。
まるでアメリカだ。
もう少し北へ行けばオバマという町もある。

夜になるとトラックが増え、ハワイは静かな駅ではなかった。
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岡山

2009-04-20 | 旅行記
今日はカミさんが友人に会う日なので、ボクはのんびりと休息することにした。
昨日あたりから、運転席に座るとすぐ腰が痛くなる。

友人が教鞭をとっているという岡山大学にカミさんを下ろすと、ボクはフリースポットになっているレストランへ。
早めのランチを食べて、コーヒー飲みながらパソコン。
その後、旭川の河原にクルマをとめて、ゴロ寝、読書、散歩、釣りのマネごと・・・。
河原の一人暮らしも良いものだ。
夕暮れの水辺でアイガモにパン屑を食べさせていると、カミさんから「ムカエタノム」メールが来た。
はいはい、すぐ行くよ。

今日は総社にある「サンロード吉備路」がP泊向きであることを大発見。
岡山市周辺に道の駅は無いが、ここは実質的な道の駅で、日帰り入浴施設、農産物直売所、広くて静かに眠れる駐車場がある。
岡山周辺観光の拠点として格好だろう。
駅舎の裏にはタンチョウ(鶴)の居る小公園があった。
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タケノコ蹴り・しまなみサイクリング

2009-04-19 | 旅行記
四国はやたらに竹林が多い。
タケノコが大好物のカミさんは、竹林を見るたびに「タケノコだー」。
「違う、あれは竹林!」と言っても、また「タケノコだー」。
「持ち主の無さそうな竹林があったらタケノコ採ろうよ」と言う。
何回も言うので、河川敷の竹林なら構わないだろうと「タケノコ蹴り」をした。

地上に30センチほど出ているタケノコを見つけて蹴飛ばすと、地上部分が簡単に折れて転がる。
4本ほど蹴飛ばして収穫。
採ってすぐに煮ればアク抜きの必要も無い。
道の駅で買えば1本150円ほどだが、自分で採れば何倍も美味しいようで、ウハウハ喜んで食べていた。
タケノコはゴリラの主食だと聞いたことがある。


今日のメインイベントは、しまなみ海道の最初の橋である「来島大橋」をサイクリングすること。
ありがたいことに、橋観光には絶好の晴天無風。
糸山公園にクルマをとめ、折りたたみ自転車を下ろす。
公園の手前付近に自転車と歩行者のためにループ状の道があり、橋の上まで上れるようになっている。
このループがカミさんの足には難関。
自転車を押しながら10メートル歩いては休み・・・時間をかけて上った。

いったん上ってしまえば、帰りは下り坂だから気が軽い。
今治の橋脚から次の橋脚まで、来島海峡と島々を眺めながら快適なサイクリングが楽しめた。
これで、「みんなクルマでしか走ったことないだろうが、ボクはサイクリングしたんだぞ」と自慢できる。


メインイベントを無事に終えると、今度はクルマで橋を渡って四国とお別れ。
実は、途中の島に下りて鯛めしと眺望を楽しむ予定でいたのだが、時間不足で中止せざるを得なかった。
明日はカミさんが岡山で友人と会う約束になっている。
しまなみから山陽道へと高速道を乗り継ぎ、一気に岡山まで飛ばした。

岡山付近には道の駅が無いので、総社市にあるウェルサンピアで入浴とP泊をした。
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別子銅山跡

2009-04-18 | 旅行記
ここ数日、少し走り過ぎたようで、疲れが溜まり朝寝坊をした。
国道11号を下って、道の駅「マインドピア別子」に到着。
目的はカミさんの、母方の祖父が亡くなったという別子銅山の見学。
トロッコ列車に乗り、坑道を歩き、記録映画を見て、祖父の供養とした。

「マインドピア別子」は、道の駅というよりは鉱山観光の施設なので、山深い谷間にある。
日中はオオルリとツツドリの声が聞けたし、夜は静寂の中で安眠出来た。
道の駅というより山の駅。

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讃岐うどん、栗林公園、金比羅山

2009-04-17 | 旅行記
小松オアシスで無線LANを使い、ブログ更新とメールのチェック。

その後、讃岐うどんを食べるために、綾川町の山越うどんに向かった。
山越は讃岐うどんの一番人気だそうで、お客が次々と入ってくるが、セルフサービス方式なので回転が早い。
ほとんど待たされずにどんぶりを受け取り、庭の椅子に腰掛けて食べた。
大量の客を能率良く捌けるシステムになっているが、先週の日曜日は2時間待ちの行列になったという。
高速1000円策の効果だろう。


栗林公園に行って、クネクネ松を見物。
松の向こうにカミさんが写っている。


次は金比羅山界隈の見物。
町営駐車場にクルマをとめて自転車で回った。
行けたのは階段の下まで・・・石段の上は見上げただけ。
ボクは数十年前に上まで登ったことがあるけれど、今日はここまでだ。
(写真の一番奥が階段の始まり)


最後に善通寺に立ち寄った。


P泊予定の道の駅「ふれあいパークみの」に到着。
温泉の入浴料が1575円と高いのに驚いた。
プールが一緒になっているからで、入浴だけの値打ちは600円がせいぜい。
静かで安眠できる駅だった。
駐車場は全面に緩やかな傾斜があるので、車輪を傾斜修正板に乗り上げて駐車した。
P泊適性:静けさ○、入浴○、平坦△、安全○、給水○、トイレ○、買い物×、環境○
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宇和島、大洲、道後

2009-04-16 | 旅行記
あけぼの公園は静かで完全熟睡、さわやかな朝を迎えた。
次の道の駅が間近なので、起き抜けにクルマを走らせた。
道の駅「みしょうMIC」に到着。
駅舎の屋根のイソヒヨドリが、美しいさえずりで迎えてくれた。

「みしょうMIC」は狭いし、駐車場が道路沿いなのでP泊には向かないが、地元産の鮮魚が並ぶ売店が面白い。
茹でたタビエビと、宇和島産のウニ(旨くなかった)を買った。
暫く駅で遊んでから宇和島へ。

宇和島の観光目的は、ジャコ天を食うことと宇和島城見物。
城山には徒歩で登るしかないと聞いたので、田中カマボコ店で揚げたてジャコ天を買い、店の前で宇和島城を見上げながら食べた。
お城とジャコ天を一度に済ませる高能率観光。


大洲の町は面白かった。
期待の臥龍山荘・・・さまざまな創意工夫と贅の限りを尽くした建物には感動した。
古い町並みやおはなはん通り、昭和30年代の「思ひ出倉庫」館も楽しめる。
臥龍山荘は撮影禁止なので、庭の写真で軒先だけを撮った。


下の写真は「思ひ出倉庫」にあった昔の理容室。


次は佐田岬に回る予定でいたのだが、海上にモヤがかかっているので中止。
松山市内まで走り、道後温泉本館の神の湯に入浴した。
建物を眺め、神の湯に浸かれば、懐古気分。


湯上りには西条市方面に向かって11号を走り、小松JCT付近にある道の駅「小松オアシス」で駐車場泊。
今日も愉快な一日だった。
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