kenharuの日記

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大雪

2012-02-29 | 野鳥
大雪が降った。
雪が積もると野鳥たちの餌場が少なくなる。
だから、今日は庭のバードフィーダーが大繁盛だ。

いつものメジロ。

カゴの中身は豚脂。

スズメ。


重量級のヒヨドリはあきらめることなく、ホバリングで頑張っている。


昔、大雪の国道沿いに、何羽ものハクセキレイが落ちているのを見たことがある。
地表が突然雪で覆われると、地面で餌探しをするタイプの鳥たちが困難に直面する。
空を飛ぶ鳥は、食いだめが出来ないのだ。
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常設スモーカーが欲しい

2012-02-28 | DIY
庭に常設スモーカー(燻製器)が欲しくなった。
昔、一度自作したことがあるが、当時はカミさんの気管支アレルギーが酷かったため、数回使っただけで処分してしまった。
幸い、最近はカミさんの体質が良い方に変わってきている。

自宅に煙を入り込ませない方法として思いついたのが、排煙ダクト(煙突)付きのスモーカー。
長い長い樹脂製パイプを使って、燻煙を空高くに誘導して排出する。
さらに、スモーカーの使用は、煙が地上に滞留しやすい夕刻以降を避けて、上昇気流のある日中に限れば、自宅への燻煙侵入を防げるだろう。

コンセプトは、
①スモーカーには、煙を漏らさないように気密性を持たせ、外観はログハウス。
②排煙ダクトは、庭木の幹に沿わせて、高さ4メートルぐらいに上げる。
③熱源は電熱器325W/650W切り替え。
④サーモスタットは温燻~熱燻の温度帯のもの。
⑤一応、冷燻への展開も考慮しておく。

ウッドデッキの残り材料があるので、ツーバイフォー材を少し買い増せば、安く作れるだろう。
スモーカーの図面を描きながら思案。
三角屋根の可愛いログハウスにしよう。

背後から覗いたカミさんが「犬飼うの?」
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コミミズクのミミ

2012-02-27 | 野鳥
フクロ目フクロウ科のコミミズク
先日のブログには、飛び姿ばかり載せたが、今日は止まり姿を掲載。

コミミズクという名前は、小耳(羽角)のあるミミズク(木兎)という意味らしい。
だとすれば、コミミミミズクと呼ぶのが正しいが、ミミミミが嫌で縮めたのだろう。
これは耳ではなく、実は飾り羽である。

これは小耳を見せていない顔。

いかにもフクロウ顔で、和やかだ。

次は小耳を少しだけ出したところ。

可愛いらしい耳が、チョコンと2つ見える。
耳と言うより角だ。

最後は小耳を大きく立てた顔。

正面からは「小文字のエックス」に見える。
ここまで立てることは少ないので、撮れたのは嬉しい。

今まで観察した範囲では、どんなときに、なんのために立てるのか、良くわからない。
立てるのは、怒ったり警戒した時だという説があるが、必ずしもそうではなさそうだ。
真相は小耳に聞かないとわからない。
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990円の炊飯器

2012-02-26 | 食べ物
「またニンニクの話か」と笑われそうだが・・・
リサイクルショップで990円の炊飯器を見つけ、黒ニンニク用に買ってきた。

近頃のリサイクルショップはしっかりしている。
ちゃんと販売店保証がついている。

たった一週間だけど・・・

外見は立派だ。


IH式ではないから、内釜は薄っぺらなアルミで、かなり磨り減っている。

ゴミ収集場所から持ち込まれた物じゃないかな。

今日は水を入れて、保温機能のテストをした。
1時間後に温度を測ると65度・・・これならオーケーだ。
炊飯機能はテストの必要がない。
黒ニンニクに使ったが最後、臭いが染み付いて、他には使えなくなるからだ。

気をつけないと、そろそろボクも鼻つまみもの。
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日本人の心

2012-02-25 | その他
今朝のNHKテレビが、原発事故対応について、日米の違いを取り上げていた。
メルトダウンの可能性について、米国が日本に何度電話しても、日本側はそれを認めなかったと言う。
日本人は戦前と全く変わっていない、とつくづく思った。

昔読んだ、山本七平の「空気の研究」を思い出す。
要旨は、日本人の行動や意思決定を支配するのは、場の「空気」だというもの。
日本人は、自分が属している集団や社会の「空気」には逆らえず、時として、科学的な事実さえも無視する。
そしてこの「空気」こそが、日本をして、勝ち目のない太平洋戦争に突入させた真犯人だという。

政府や原発の組織に属する立場の人は、彼が科学者であっても、「メルトダウン?それを言っちゃオシマイだよ」という、非科学的な態度をとったのではないか。
みんなが内心で「メルトダウンは確実」と思う状況に至っても、誰も言おうとしない。
そんな「空気」の中では、自分一人が言い出しても、仲間に評価されないからだ。
それでも真実を言い張るのは異端であり、「ひとりだけ良い子になろうとした」というそしりを受けかねない。
「空気」の支配によって、対策は後手後手に回ってしまうのである。

しかし、「空気」は悪いことばかりではない。
世界中が、大災害でも略奪や暴行が発生せず、整然と行列を作る「日本人の道徳心」を賞賛したのは、誇らしいことだが、その根っこにも「空気」の原理が潜んでいるように思う。
家族を守るために、物資の確保に走りたくなる心を、「空気」が抑制する。
自分ひとりが浮き上がることを恐れるのだ。

山本七平によれば、日本人の行動を支配しているのは、倫理観や信仰心といった内発的なものではなく、外発的なもの、自分が所属する人間集団の「空気」である。
日本人に独特な「旅の恥はかき捨て」という乱行は、日頃「空気」に支配抑圧されていることへの反作用だともいう。
小人閑居して不善をなす・・・個人としての価値観が確立していないのである。
法よりもムラ社会の「空気」を優先する日本人・・・オリンパス問題もこれだ。

震災のガレキ受け入れが進まないのはどうしてだろう。
被災地で見られた相互扶助の精神が、全国区になると見えなくなる。
自分が属する地域社会の「空気」にのみ、支配されているのだろうか。

大震災を契機に、考えなければならないのは、震災対策だけではない。
我々日本人の「心」も、見直す必要がある。
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内視鏡検査

2012-02-24 | その他
今朝はカミさんの内視鏡検査があった。
すぐに終ると言うので、車で送迎した。

駐車場で小説本を読みながら待っていると、間もなく、仏頂面をしたカミさんが帰って来た。
フガフガした言い方で「ひどい目に会った」と怒っている。
「そうかそうか、かわいそうに」とあやしながらノドの奥を覗いてみると、ノドチンコの向こうの壁にキズが出来て、赤くなっている。
なるほど、下手な医者に突かれたな・・・

ボクは、初体験らしい若い医者に、いじめられた経験がある。
十二指腸潰瘍で入院し、退院前日の最終検査の時だ。
内視鏡の先端が、ノドチンコの奥の壁を突くばかりで、いつまでも入らない。
誰にでも初めてがあるさ、と思いながら堪えていたが、繰り返し突くものだから、だんだん痛くなった。

「先生もっと下だよ」と言いたいが、声にならない。
内視鏡を掴んで、方向を下向きに直そうとしたら、看護婦に手を抑えられ、内視鏡はいったん引き抜かれた。
じゃべれるようになったので、「先生、もっと下ですよ」。

再びのトライも、また同じ繰り返し。
なんと不器用な人だ。
ちゃんと講習を受けたのだろうか。
あまりにも痛いので、再び手を出し、自分で内視鏡を引き抜いた。
「先生、今日はもう、やめましょう」

病室に帰り、鏡に向かって大口を開けると、ノドの突き当たりの壁に切り傷が何本も出来ていて、血が滲んでいる。
看護婦が「しばらく痛いでしょうから、明後日に再検査しましょう」と言いに来た。
これで入院が2日伸びた。
患者の意志で検査を中断した形になったから、予想通り、誰も謝りに来なかった。
翌朝の味噌汁はノドに滲みて飲めなかった。

大病院では、新人をあてられることがあるから要注意だ。
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黒豆酒

2012-02-23 | 食べ物
カミさんは手作りの黒豆酒で晩酌をしている。
これがなかなか美味しい。


作り方は簡単だ。
黒豆1カップをフライパンでカラ煎りしたら、3カップ程度の焼酎に放り込むだけ。
数日寝かせるのが良いが、翌日からでも飲める。
芳ばしくて、飽きのこない良い味がする。
それに、黒豆は健康にも良いらしい。

カミさんがこれを飲むようになってから、黒豆のカスがどんどん出る。
もったいないからと、煮豆にしてみたが、不味くて食べられない。
今日は、豆を叩き潰して、庭のバードフィーダーにのせてみた。


アルコール臭プンプンなのに、スズメがせっせと食べる。
もしかしたら、奴らはイケるクチなのかもしれない。
酔って飛べなくなったら捕まえてやろうと見ていたが、泥酔するスズメは居なかった。
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下戸の遺伝子

2012-02-22 | その他
酒の飲める飲めないは、遺伝子で決まる。
GG型・・・酒豪
AG型・・・そこそこ
AA型・・・下戸
人にはこの3タイプがあるという。

アルコールは体内でアセトアルデヒドという毒物に変わるが、その毒物を素早く無害なものに変える酵素を持っているのがGタイプだ
GG型がアセトアルデヒドを分解する能力は、AG型の5倍もあるという。
だからGG型は、AG型の5倍を飲んでも、肝硬変になるリスクは同じ、ということになる。
下戸は僅かな酒量でも肝硬変になる恐れがあるのだ。

飲める奴は、大いに酒が楽しめるうえ、身体を壊さないのだから、随分トクな生まれである。
それだけではない。
世界的に「飲める奴はエラくて、飲めない奴はだらしがない」という風潮があるから、AA型はソンな生まれである。

酒に弱いボクは、現役時代に「飲めるのは努力でもなんでもないのに、エラそうな顔をするんじゃない」と思うことが多かった。
「法はなぜアルコールだけを許すのだ。他にもマリファナとか、酩酊物質はいろいろある。中にはアルコールよりも、明らかに身体に悪くないクスリもある。そういうのを認めてくれれば、酒飲みに向かって、なんだこんなクスリも飲めないのか、と見返してやる!」などと息巻いたこともある。
負け犬の遠吠えだ。

Gタイプの県別出現頻度図。


国内で最もGタイプが多いのは秋田県である。
ボクは秋田出身なのに酒に弱い。
和歌山県出身のカミさんは典型的なGG型だ。

気の毒なことに、ボクの息子は二人ともAA型で、しかも、その奥さんは二人ともGG型だ。
男親としての責任を痛感せざるを得ない。
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その後の黒ニンニク

2012-02-21 | 食べ物
ニンニクを電気鍋に入れて10日経過したので、今日は熟成の度合いをチェックした。
鍋のフタを開いてみると、こんな様子。


予想外に乾燥が進んでいた。
熟成にはもう少し時間がかかるのだが、このまま続けたら固くなり過ぎる。
電気鍋は蒸気が逃げ過ぎるようだ。
やむなく、今回はここで終了にする。

途中で一度、上下を入れ替えたりしたのだが、鍋の中の位置による、出来具合のバラつきも大きい。
やはり、炊飯器の保温機能を使う方法が良さそうだ。

乾燥で縮んでいるが、試食すると、甘みがあって美味しい。
乾燥プルーンみたいな味がする。
ほとんど匂いもない。

不思議なほどに真っ黒だ。

今回は、出来の悪いのがかなり混じっていて、歩留まりが悪かった。
電気鍋はやめにして、炊飯器を買おうかな・・・
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一脚を工夫

2012-02-20 | DIY
長い距離を歩きながら、手持ちで野鳥撮影を楽しむために、望遠レンズ用の一脚を工夫してみた。

望遠レンズをいちいち一脚に繋がなくても、載せるだけで使える。
新案一脚「置くだけ」。

400ミリレンズの重さは3.5kgもあるので、手持ち撮影中に、一脚を使いたくなる時がある。
しかし、取り付けている間に、撮影チャンスを逸する可能性が大きい。クイックシューを使っても、やはり時間ロスがある。
また、一脚で撮影中に、急に飛び立った野鳥を追おうとすれば、ぶら下がった一脚が邪魔になる。
着脱作業の都度、野鳥から眼を離すことになるのも不利だ。
野鳥撮影には、フットワークの良さが必要である。

今日は早速、作りたての「置くだけ」をフィールドテストした。
一脚の運び方など、解決すべき課題はまだあるが、なんとか実用になりそうだ。
5月に、山形県の離島「飛島」で役に立てたいと思っている。
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