kenharuの日記

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車上生活から定住生活へ

2012-08-05 | 旅行記
定住生活の経験者が、「1週間程度の定住なら、しないほうがマシ」と言っていた。
実際に経験してみて、その意味するところが良くわかった。

借りた住宅で定住生活を始めるには、クルマから生活用品を移さねばならないが、中途半端な移し方では意味が無い。
中途半端だと、例えば「包丁が無い」「コショウが無い」というたびに、いちいちクルマまで取りにいかなければならないことになる。
結局のところ、クルマに積んでいる荷物の大部分を下ろさなければ、快適な定住生活は始められないのである。

荷物の大部分を下ろせば、借家の定住生活は快適になるものの、今度は逆に、車上生活が不便になる。
車内の調理や食事、それに寝泊りも不自由になり、「気軽に泊りがけの旅に出る」ことが困難になるのだ。

今日は、友人が住む東藻琴まで走った。
友人宅でお茶を頂戴してから、一緒に近くの温泉に浸かった。
ローカルな「くすめ温泉」。
入浴料300円で、いかにも温泉らしい泉質の、良い温泉だった。


浴室入口の戸が、まるで事務室の入り口みたいに簡素なのが、印象的だった。

これが男湯の入り口。

風呂から出たのは夕方だったが、キャンピングカーが不便な状態になっているから、友人宅の駐車場に泊まるわけには行かない。
帰ったところで何の用事も無いのだが、さっき来たばかりの道を、自宅まで引き返すことになった。
ボクのキャンピングカーは、ただの乗用車になってしまった。
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