kenharuの日記

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三度目のサケ釣り

2010-08-31 | 旅行記
カラフトマスの定置網が引き上げられ、サケの網が入るまでの数日間は、海に定置網が無くなり、多くのサケが釣り場に入ってくる。
この間は、サケ釣りの貴重なチャンスだというので、今朝は最終戦のつもりで、夜明けから2時間半ほど竿を出した。
ウキがやっと見え始める夜明けからの2時間ほどが、もっとも喰いのたつ時間だ。
この時間帯以降は極端に効率が落ちるので、ボクは撤収することにしている。

百人以上の釣り人が並んだが、今朝の釣果は思わしくなく、ほとんどの人がボウズ。
しかし、その中でボクはオスメスの2本をゲット。
サケ釣りは場所と運しだいだが、その両方が良かったようだ。

2本の獲物をぶら下げた撤収は、居並ぶ釣人たちが羨望のまなざしで見送るので、誇らしい凱旋気分になれる♪

近くのキャンプ場に入ってサケをさばき、味の良いオスの肉は味噌漬けや塩振り、メスの卵は醤油漬けにして、息子一家に送った。
可愛い孫のノドに骨が刺さってはならんと、ていねいに小骨まで抜いた。
オホーツク海の生サケは、持ち帰り弁当の塩鮭などとは違って、味が良いのだぞ。
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再びサケ釣り

2010-08-30 | 旅行記
もっと大物を釣って、強烈な引きを味わいたい。
そういう気持ちがあったので、お仲間に誘われると、またサケ釣りをしてしまった。

今朝の成果も1本だけ。
ブナの入った(銀鮭が繁殖間近で色黒になったもの)精悍な面構えの、75センチのオス。


最初の引きは強かったものの、こっちに向かって走ったので、あっけなく引き寄せてしまい、あまり楽しめなかった。

さばくのは疲れるし、冷蔵庫は満タン。
姉に電話をしたら、丸のままでも引き取るよと言うので、ウロコとワタとエラだけを取って、冷凍で送ることにした。

燻製を作るつもりは無いから、白子はカモメに食わそうか。
などと思いながら、膨らんだ腹に荒っぽく包丁を入れたら、大きな卵があふれ出た。


なんと!
オスだと思い込んでいたが、これはメス。
姉を喜ばすことになっちゃった。
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サケ釣り

2010-08-28 | 旅行記
今年の北海道は不漁の話が多い。
サンマがとれない、マスの漁獲量が例年の4分の1しかない、サケの遡上が遅れている、などなど。

そんな中で、やっとサケが釣れ始めたという釣り場へ行ってみた。
初日の釣り始め早々にヒット!
お隣の釣り人にタモを出してもらい、メス1本を上げることが出来た。
小ぶりな割には、たっぷりのイクラが入っていた。


サケの肉は、マスよりも不味い。
卵だってサケ子よりもマス子のほうが複雑で良い味だと思うが、サケの方が高級魚ということになっている。
サケ釣りは面白いのだが後の扱いにも困る。
とりあえず初ゲットを友人に知らせ、ボクはこの1本で打ち止めにして、ウトロのマス釣りに戻ろうかな。
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中標津

2010-08-27 | 旅行記
今日は疲労回復日。
お仲間と別れたので、まずはたっぷり朝寝をして、昼食後はしっかり昼寝、そしてコインランドリー、釣具屋、ホームセンター、大型スーパーなど、中標津周辺をうろつき回った。
ブラブラしていると、知り合いのクルマ3台に出会った。
キャンピングカーは目立つので、お互いに見つけやすい。

マス釣り名人に教わったウキ作りに着手。
写真は買い揃えた工作材料。
切ったり、貼ったり、水に浮かべてみたり・・・
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ウトロ→羅臼→中標津

2010-08-26 | 旅行記
昨夜は眠気に負けて早寝し、ブログをさぼってしまった。
さぼった昨日のメインイベントは、Yさんと一緒に燻製作りをしたこと。

昨夜は早寝して、今朝は早起き。
3時に釣り場へ。
釣れたのは大き目のカラフトマス1本だけ。

釣果は不満だったが、隣で大釣りしていた地元の名人から、釣るための工夫を教えてもらえたのが大きな収穫だった。
「最初の年は1本しか釣れませんでしたが、今はワンシーズンに200本ほど釣るようになりました」
棚の浅い釣り場でマスを警戒させないウキの作り方。マスの食欲を誘う方法。この釣り場には、餌を良く食う場所があり、魚が居てもあまり食わない場所がある。仕掛けしだいで釣果が全く違う・・・などなど。

マス釣りを終えると、Yさんと一緒に知床峠を越えて熊の湯へ。
硫黄泉を楽しんでから、羅臼漁港にクルマをとめ、マスの味噌漬けを焼いて昼食。
町内の神社で湧水を汲み、中標津へ向かった。

釣り名人の仕掛けを真似るために、中標津の釣道具屋で材料を買い込む。
下手の考え、休むに似たり。
まずは名人を真似てみるのが最善策だろう。
釣の仕掛けというものはご当地流だから、仕掛け材料も現地でなければ入手出来ない。
早くも来年の準備開始だ。
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2日目のカラフトマス釣り

2010-08-24 | 旅行記
ウトロの海岸。
今朝は釣り人が急増。
渚には釣り人がズラリと並んだが、昨日よりも魚影が薄いようだ。
昨日「スゴ腕」が大釣りした、遠方のポイントにも魚の動きが見えない。

そのスゴ腕が今朝も現れ、釣り人の間に割り込んで釣り始めた。
マスの群れが、ボクの正面すぐ前で海面を揺らせるのが見えると、スゴ腕はいつのまにかボクの隣に現れて、群れが動いたあたりに打ち込んだ。
たちまちボクの釣り糸とオマツリ。
オマツリを3回繰り返したところで、恐縮したのか、元の場所へと引き上げた。

今朝の釣果は、夜明けから6時半まで釣って、58センチのオス1本だけ。
スゴ腕は手ぶらで帰ったから、1-0でボクの勝ち。

明朝の釣りをどうするか迷っていると、Yさんから「そちらに行くよ」という電話が入った。
これで面白くなる。
明日は二人で大釣りだ。
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カラフトマス2本

2010-08-23 | 旅行記
昨夜は釣り場のすぐ前に車泊。
しっかり眠れ、しかも人に先んじることが出来る。
キャンピングカーならではだ。

投げたウキが良く見えない早朝に、1本目が来た。
取り込みは、石ころの間を縫ってオカに引き上げるだけ。
どうやらメスのようだ。

ここはルアー無しの「ウキ餌」仕掛けが主流。
ゴロ石だらけだが、なだらかな海岸なので、胴長もタモも要らない。
お手軽な釣り場だ。

魚の群れが水面に見えたので、その中へ投げると、すぐに2本目をヒット。
いい調子だ。
ひょっとして、今日は大釣りになるぞ。

しかし明るくなるにつれ、釣れるポイントが遠くなった。
ボクの俄か作りのウキ餌仕掛けでは遠投出来ないので、だんだん不利になる。
そのうち、隣にスゴ腕が現れた。
短い竿で、ウキ餌仕掛けを軽々と、遠くまで投げる。
あっというまに6~7本を上げて、さっさと帰って行った。

スゴ腕の釣り方は、他の人とは違っていた。
まず、誰よりも遠くまで投げる。
遠くの狙ったポイントに正確に打ち込むと、あまりリールを巻かないで待つ。
2~3回、ちょっと動かす程度に巻くだけ。
それでアタリが無いと、すぐに高速巻きをして回収してしまう。
ゆっくり巻き取りながら、その途中のアタリを待つ、という釣り方ではない。
普通の人は「線」で釣っているが、スゴ腕は「点」で釣っていた。
この釣り場は、マスの溜まるポイントが決まっているのかもしれない。

結局、今朝の釣果はオスメスの2本。
スゴ腕を別格にすれば、成績の良いほうなので、意気揚々と凱旋した。
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ウトロに到着

2010-08-22 | 旅行記
道の駅「愛ランド湧別」の朝。
我々だけだった駅も、夜が明けると、トイレに立ち寄る車が入りはじめる。
何か子供の行事があるようで、子連れのクルマが数十台グループで次々に入っては、北のほうへ走り去った。
我々はオホーツク沿いに南下。

網走で買い物、昼食。
小清水の道の駅「葉菜野花」で産直野菜を購入。
「葉菜野花」を「はなやか」と読ませるのは変だと思ったが、考えてみれば、北海道の地名は当て字だらけだから、これも北海道文化か。
当て字かどうかは分からないが、釧路には大楽毛(おたのしけ)という、ニンマリさせられる町名があった。

夕方、オシンコシンの滝付近に到着。
ウトロ付近の小河川の河口には、カラフトマスの群れが入っていた。
枝幸からはるばる南下してきて、初めて群れの姿に出会えた。
釣り人に尋ねると「姿は見えるが、ちっとも喰わない」と不満顔。
いや、明日の朝は期待出来るに違いない。

道の駅「うとろ・シリエトク」の駐車場。
車泊者は駅舎前を遠慮して、道路側の駐車ゾーンに並んでいる。

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オホーツクをだらだら南下

2010-08-21 | 旅行記
道の駅「マリーンアイランド岡島」の朝。
ボクは海辺をブラブラと散歩。
カミさんは買い過ぎた野菜を、日持ちするようにと、煮物料理にしている。
時間が余っているから、朝食もその後始末も、万事がゆっくりだ。

オホーツク海に注ぐ小河川の河口を覗きながら、海沿いの国道を南下した。
釣り規制のない河口には、必ず数人の釣り人が居るが、釣果は思わしくない。
「10数人が夜明けから頑張って、フライの人が1本上げただけ」というような話ばかり

道の駅「おこっぺ」に到着。
ここは牛乳の町なので、いつもソフトクリームを食べる
ミルクミルクした味が美味しい260円。


紋別ではスーパーやホームセンターで買い物し、いつものモダ石油で給油。
紋別名物のホタテは、貝毒が出ているため、貝つきホタテの販売が中止されている。
焼きホタテを食べたくても、買えないし、釣るわけにも行かない。

お気に入りの道の駅「チューリップの湯」に到着。
いつもと違って、今日は肥やしの臭いがたちこめている。
風呂から上がってもまだ臭く、クルマの窓を開けていられない。
ここは北海道、町中が臭っているのだ。

10キロほど走って、遊園地みたいな道の駅「愛ランド湧別」に移動した。
ここはサロマ湖と山に挟まれた駅だから空気が美味い。
広大な駐車場に、P泊はボクらの1台だけ。
誰にも気兼ねなく、好物のサンマを焼くことが出来た。
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今日も枝幸

2010-08-20 | 旅行記
マスの群れが入らないので、手持ち無沙汰だ。
北上するか、南下するか、留まるか。
決めかねたまま、午前中はパークゴルフをした。

昼頃から暑くなった。
30度には届かないが、風が弱いので暑苦しい。
公園の駐車場で昼寝をしてから、ウチワ片手に、風通しの良い木陰で過ごした。
北海道には、広くてきれいで無人の公園が、いっぱいある。

こういう施設を利用していると、払いすぎた税金を取り戻しているような気がする。


陽射しが和らぐころ、再び枝幸港に行った。
100均で買ったランドリー袋を使って、目の細かいタモを作り、シラスすくいをした。
シラスの大群が、黒い帯になって海面を泳いでいる。
タモの出来が悪く、なかなか上手くすくえない。
サケマスが釣れないので、その代わりの遊びだが、随分と大きさの違う魚だ。

軽自動車から袈裟を着た坊さんが降りてきて「ここは灯篭流しの会場になるので移動してください」。
おお、それではと、脇の船着場に移動して、灯篭流しを車窓に嵌め込んで、晩酌をすることにした。
酒の肴はシラスの卵とじ。

拡声器から読経が流れ、漁船が市民から預かった灯篭を港内に浮かべて回る。
車窓から「海に流れ出て、台風が来たら、ジージの灯が消えちゃうね」という子供の声が聞こえてきた。


全部の灯篭を浮かべ終わったとたんに、船も係員も市民たちも、なぜか一斉に引き上げ始め、たちまち港は無人状態になった。
残された灯篭の灯がひとつずつ消えて、元の真っ暗な海面に戻るまでを見ていたのは、ボクたち二人だけ。
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