kenharuの日記

自由気儘な旅を楽しみませんか。キャブコンならシニアの身体に優しい、疲れない旅が可能。詳細はブックマークからHPへ。

農道離着陸場

2012-09-30 | 旅行記
早朝に、道の駅「スペース・アップルよいち」に移動した。
道の駅の駐車場は、車中泊の車で、ほぼ満車状態だった。
その車たちは、6時半を過ぎる頃には半減した。

ボクらは7時過ぎに道の駅を出て、「味覚の祭典」会場である、農道離着陸場へ行った。
今朝ほど道の駅から消えたキャンピングカーたちは、祭典の会場に勢ぞろいしていた。

長~い滑走路が、祭典の駐車場だ。
「農道離着陸場」なるものを見るのは初めてである。

ウィキペディアによれば・・・
「農道離着陸場(のうどうりちゃくりくじょう)とは、1988年に始まった農林水産省の農道離着陸場整備事業により、農道を拡幅してつくった空港の一種。別名、農道空港とも呼ばれる。空港種別では場外離着陸場に分類される。農道離着陸場整備事業は、1997年に経済社会情勢の変化などを理由に廃止。現在までに8か所が建設された。」

つまり「農道離着陸場」というのは、バブル経済の時代に、運輸省ではなく農水省が、農産物を輸送する目的で作った空港なのである。
大アマの採算計画で建設したものの、この滑走路から飛行機が飛び立つことは無かったらしい。

会場は営業開始前から、行列が出来ている。


無料提供される、ミガキニシン焼き、お汁粉などには長蛇の列。


人気のある商品は、サケ、甘エビ、ブドウなどだ。
頭を落としたメスのサケは、3本で500円。


北海道の人には、サケを沢山食べる習慣があるようで、皆さん運びきれないほどの量を買っている。

このところ、毎日サケを食べ続けているボクは、タダでくれると言われてもお断りだ。

人出が多く、カミさんが行方不明になった。
ここに居るだろうと探したら、案の定だった。


甘エビ天丼や、甘エビバーガーを食べたかったが、列が長いので敬遠。
昼食のオカズにと、「ヤン衆鍋100円」という列に並んだ。

二人分をゲットして、かき回してみると、サケの身がたっぷり入っているではないか・・・

午後、はまなす温泉に入浴してから、小樽へ向かった。
明日は小樽市内で台風をやり過ごすつもりだ。
台風が北上の速度を上げてくれたので、2日予約のフェリーが欠航することはなさそうである。
コメント (8)

小樽から余市

2012-09-29 | 旅行記
道の駅「しんしのつ」で朝を迎えた。
小樽発のフェリー乗船まで、あと3日になった。
折り悪く、大型台風が接近中だから、予定通りに乗れるかどうか分からない。

朝食後に小樽まで走った。
小樽に入ると、最初に、カミさん希望の北海道ワイン工場へ向かう。
ここは上陸直後にも立ち寄って、カミさん用のワインを調達したが、今回は自宅で飲む分のまとめ買いだ。


買ったワインの重さは、4キロにもなる。
「過積載のクルマの、どこに積むんだ?」
「アタシのベッドの横に並べる」
抱いて寝るつもりらしい。
直売所のスタッフが「1万円以上のお買い上げは、送料無料になりますが」と言うので、到着日指定の自宅配送にしてもらった。

小樽市内の栗原蒲鉾店でカマボコを買った。

店頭で揚げ立てが食べられるが、ここのは揚げ立てでなくても美味しいからお奨めだ。
(栗原蒲鉾店0134‐22‐2566)

小樽港の色内埠頭公園に入って、昼食にした。

北海道上陸の時にも、この公園に入ったが、それはもう100日以上前のことだ。
来た時と帰る時に、必ずお世話になる公園なので、ここはボクにとって特別な場所になっている。

昼食後に余市まで走った。
明日は余市の農道離着陸場で、味覚の祭典というイベントがある。
今夜のねぐらは余市の運動公園だ。
白樺を借景にして晩御飯。
コメント (4)

新十津川、栗山町、新篠津

2012-09-28 | 旅行記
新十津川ふるさと公園の朝。


バードウォッチングを兼ねて、公園内の遊歩道を二人で歩いた。


日の当たる花壇が、樹木の向こうで輝いていた。


山道に入ると、あちこちに名前の知らないキノコが生えている。

つい先日まで暑さに悩まされたが、もう秋だ。

午前中をゆったり過ごしてから、出発。
国道12号に出たところにある、北菓楼でスイーツを食べた。
お徳用なケーキセット。

(お好みケーキ)+(シフォンケーキ)+(ソフトクリーム)+(お好みドリンク)=600円。

これはカミさんの注文品。


道の駅「三笠」に立ち寄って、休憩がてらの車内食。
メインのオカズは、またもやサケ。
スイーツもたたって、いまいち食欲が出ない。

栗山町のJA直売所で、カミさん好物のカボチャを購入。

「栗マロン」というブランドカボチャだ。

栗山町にあるシャトレーゼの温泉に、「HO」で入浴。

ここはアイスクリームでお馴染みの、シャトレーゼが経営する、温泉と宿泊施設付きのゴルフ場である。

風呂上りに少し走って、道の駅「しんしのつ」に入った。
今回の旅で、ここに泊まるのは3度目になる。
コメント (4)

開拓の精神

2012-09-27 | 旅行記
道の駅「ひがしかわ道草館」の朝。


道の駅にはカメラ機材の展示室がある。


駅の係員に「なぜカメラ機材なのですか?」と尋ねてみた。
一村一品運動が流行った頃に、「わが村の一品は、モノではなく、写真にしよう」と決めたのだそうだ。
「町も人も写真に撮れるような美しさでありたい」という願いなのだという。
一村一品運動は単なる経済活動だと思っていたので、これには感心させられた。

駅裏の通りを散歩した。

北海道には、草花の植えられた道が多く、そのどれもがきれいに管理されている。
冬が長いことへの反動だろうか。

少し歩くと、開拓100年の記念公園があった。

北海道を旅していると、多くの村に、開拓の記念碑や記念公園がある。

公園の真ん中に、不思議な物体があった。

巨大な御影石の球が、ゆっくりと回転している。

近寄って見ると、球の下から水が噴出している。

水の圧力と表面張力の働きで、浮いた球が、僅かな力で回り続ける仕掛けだ。
ドイツ製だそうで、御影石の重さは2トンもある。

さらに歩くと東川中学校がある。
校舎に掲げられたスローガンは「開拓・自立・希望」


北海道で言う「開拓」には、特別な意味合いがある。
精神的基盤と言ってもよい。
開拓の艱難辛苦を、聞かされて育った子供も多いだろうから、大書されたスローガンが頼もしく見えた。

お昼前後は、旭川市内で買い物とコインランドリー。
午後は、柚子胡椒作りに使う唐辛子を貰うために、家庭菜園を持っている友人宅を訪ねた。
他にも、採りたての野菜と果物を頂戴した。
これは掘り上げてもらった、大好物の山ワサビ。

4~5年ものだとか。

今夜のねぐらは新十津川のふるさと公園。
入浴はホテルグリーンパーク。
コメント

層雲峡から東川へ

2012-09-26 | 旅行記
今朝の層雲峡は冷え込んだ。
寒くなると、北海道暮らしの季節が終わったことに気づき、とたんに里心がつく。
乗船までまだ日があるのに、フェリーの出る小樽方面に気持ちが向く。

起き抜けに、西に向けて走った。
上川層雲峡ICまでの一般道を、時速80キロで走る。
北海道では、早朝の地方道は高速道路同然になる。
ICから高速道路に入っても、時速80キロだ。
愛別ICを出て、道の駅「とうま」まで走った。

道の駅で朝食と身支度を終えると、今日一日をノンビリ過ごすために、近くの当麻スポーツランドに移動した。

ここは友人に教えられて、初めて来た場所だが、P泊に好都合である。
広大で環境が良く、数ヶ所に駐車場とトイレ、給水場所がある。
日帰り温泉まである。
旭川や旭山動物園観光の、P泊拠点に向く穴場だ。

誰も居ないので、気兼ねなく、クルマの周りに寝具などの干し物を並べる。
雨の走行で汚れた車体やマットを洗い、泥だらけの自転車を磨く。
釣具を真水で洗ってから、地べたに並べて日干しする。
そこへ友人が合流してきた。
干し物の大陳列を見て、「所帯じみてる」と笑った。

日中をスポーツランドで過ごしてから、旭岳温泉に向った。
旭岳への坂道を登ると、やがて、姿見から立ち上る噴煙が見えてくる。


ロープウェイ乗り場の手前にある、湧駒荘に到着。
この宿は、温泉掘削が制限される国立公園内にあって、5本の源泉を持つ老舗旅館である。


温泉雑誌「自遊人」のおかげで、標高1050メートルの温泉が楽しめた。
今夜のねぐらは、道の駅「ひがしかわ道草館」。
コメント (6)

雨の温根湯

2012-09-25 | 旅行記
今日は一日中、雨が降った。
旭川方面に向かう予定だったが、雨天走行は気が進まない。
道の駅で、一日をダラダラと過ごした。
だから、ブログネタになる話は、食べ物のことぐらいである。

今日もサケのフレークを作った。
水分を飛ばすと、大きかったサケ一本が、フライパンに収まるボリュームになる。

オホーツク産のオスだから、市販のフレークよりも、はるかに美味しい。

ていねいに作ったから、フンワリとしたフレークになった。


昼ごはんはサケの親子丼。
載っているのは、自分で釣ったサケの身とイクラ。

身は一番美味しい腹身部分だけ。

それに漬物と味噌汁を添えた。

味噌汁の具は、トロロ昆布とワカメを足して2で割ったような、銀杏草という海草。
これを入れると、トローリとして、ボリューム感たっぷりの味噌汁になる。

雨が小降りになった夕方。
塩別ツルツル温泉に入浴してから、急に思い立って、国道39号を走り出し、旭川方面に向かった。
旭川の手前にある道の駅、「とうま」まで行きたかったが、石北峠を越えたあたりで暗くなったため、急遽、層雲峡温泉泊まりに変更。
温泉街入り口にある、立体駐車場の2階にクルマをとめた。

晩御飯のおかずは、牛カルビの燻製に、サケのシチュー。
当分の間は、毎食、サケのメニューは外せない。
コメント (6)

温根湯へ

2012-09-24 | 旅行記
道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」の朝。
釣りのクセが残っていて、朝早くに眼が覚めた。

今日は休養日にするつもりでいたが、釣り場生活の後始末や、多すぎるサケの調理をしなければならない。
時々小雨がパラつく中で、まず水汲みや車内の掃除をした。

朝食後、温根湯温泉に向けて出発。
途中の北見市はタマネギの大産地だ。
車窓から見える畑には、タマネギ入りのコンテナが並んでいた。

市内で買い物をして昼食。

北見市郊外にヒマワリ畑があった。

どうして今が満開なのだろう。
北海道の花は、春夏秋が混チャンだ。

道の駅「おんねゆ温泉」に到着。
冷蔵庫内の冷凍室も冷蔵室も、残っているマスと、サケの肉でギッシリ満杯。
水抜きしておいたサケの切り身を、焼いて、骨を取り除いて、ほぐして乾煎りし、フレークにした。
オホーツク産の鮭フレークは、そのまま食べても旨いし、食材としての利用範囲が広い。

水抜きしておいた残りのサケは、皮と骨を取り除き、棒状の切り身にして保存。これは大葉を巻いて衣をつけて油焼きにしたり、シチューやカレーや鍋物の具に使う。

マスとサケを食べ続けるためには、調理方法を多彩にして、飽きないように工夫しなければならない。
今日の晩御飯には、叩いたサケの身と白子を混ぜ合わせ、野菜類を入れて、薩摩揚げにした。

白子をつなぎにすると、フワリとした食感になる。
たまらないほど美味しい、贅沢な薩摩揚げだ。

これは白子の柚子胡椒和え。

お気に入りなので、これを作るのは三度目。

こんな調子で、当分はサケ浸り生活が続く。
今日の日帰り入浴は、「HO」で温根湯ホテル。
P泊は道の駅「おんねゆ温泉」。
コメント (2)

サケ釣り納竿

2012-09-23 | 旅行記
網走港の早朝。


今朝は、最後のサケ釣りなので、慣れているウキルアーを使った。
予定通りに、2本を釣り上げたところで納竿。
これ以上釣れば、始末に困る。
サケと一緒に、はいポーズ。


撮影が終わると、その場に出刃とマナ板を持ち出し、サケさばき。
2本のウロコを取り、ワタとエラを抜き、海水で洗う。
体勢が悪いし、魚は滑るし、何度も海水を汲み上げながらの作業だから、くたびれる。

やっと2本を処理し終え、やれやれと道具を洗い始めたら、近くの若夫婦がサケをヒットさせた。
獲物の取り込みを手伝うと、奥さんが「このサケ、貰っていただけませんか」。
サケ釣りは今日が初めてで、いつもはリリースする釣りしかしていないのだと言う。

貰ったサケをさばいていると、若夫婦は2本目を釣り上げて、「すみませんが、これも貰ってください」。1本目をしぶしぶ引き受けたものだから、今度は低姿勢で2本目を運んできた。
サケ釣りは初めてだというのに、運の強い人のようで、まもなく3本目をゲット。
結局3本とも引き受け、合計5本のサケをさばいたものだから、腰が痛くなった。
さて、5本ものサケをどうしよう・・・
道具を片付け、なんとかサケを処理し終えて、今年のサケ釣りが終了した。

網走港の釣りで、面白かったのは、友人のTご夫妻だ。
お姫様釣りの奥様は、足元付近で3本を釣り上げ、釣り場のマドンナになった。
そのご亭主は、泳いでいるサケをタモですくいあげ、人気者になった。

岸壁沿いに水面をゆっくり泳いでいるサケが居て、誰かが「タモですくったらどうだ」と冗談を言うと、Tさんが「どれどれ・・・」。
タモを水面に下ろすと、意外にもサケはあっけなく網の中。
周りの釣り人たちは大笑い
獲物は傷ついて弱った、大きなメスだった。。
母体は弱っても、成熟した卵は別の命だから、Tさんは労せずして、良質で大粒のイクラをゲット。

面白いことに、その後に再び、大きなサケがユラユラ泳いできて、誰かが「タモ名人!また来たよ~」。
今度はまさか・・・の思いで見ていると、Tさんは再びすくい上げに成功。
釣り人たちは、やんやの喝采。
Tさんは「これ、私が頂戴してよろしいですか?」とエビス顔。
今度もまた、ブナのかかった大型のメスだった。

ボクらは網走を離れ、今夜のP泊は、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」。
コメント (4)

網走港

2012-09-22 | 旅行記
網走港の早朝。
先日、友人から貰ったウキフカセ仕掛け(ウキに餌をぶら下げた仕掛け)を試したが、どうもコツがつかめなかったので、今朝はこれに再挑戦してみた。
ここは全員がウキルアー(ウキにルアーをぶら下げて、タナを安定させる仕掛け)の釣り場だが、ボクは北側の隅に立てたので、ウキフカセを使っても周りの迷惑にならなかった。

昨日と違って、今日の釣り場は不漁だった。
ボクは2回ヒットしたものの、水面にサケの姿が見えてから、針がはずれて逃げられた。
昨夕も、同じバラし方を2回やっている。
釣り針がしっかりと刺さっていないのだろうか。
何かがおかしい。

アタリへの合わせが下手なのだろうから、練習するしかないと思い、我慢して使い続けたのだが、早朝のゴールデンタイムの釣果はゼロに終わった。
しかし、アタリの来る確率は、ウキルアーよりも高かったような気がする。
それに、初めての釣り方で、不思議なバラシが続いたのは興味深かった。
釣果は無かったものの、ウキフカセ釣りは、リールの巻き取りとラインの張り加減、ウキの動かし方など、工夫の範囲が広いようで、単純なウキルアー釣りよりも奥が深そうに思えた。

とはいえ、ボウズ続きは面白くない。
朝食後は、慣れたウキルアーに戻して、オス1本を釣り上げた。
これでまた冷蔵庫は満杯状態になった。

2日間遊ばせてもらった網走港の埠頭は、明日閉鎖になるらしい。
明朝が今年最後のサケ釣りになる。
コメント

網走へ

2012-09-21 | 旅行記
今朝の枝幸港のサケ釣りは大不調だった。
ボウズ、ボウズと続いて、今日もまたボウズ。

岡島のキャンプ場に入ると、知り合いの釣り人が7本ほどのサケを梱包中だった。
荷物を開けて見せてもらった。

下に巨大なメスが見える。

「これは釣ったの?」と尋ねると、「全然釣れないので、昨夜すくった」。
暗い海に入り、合法サイズのタモ網ですくったきたという。
友人に送るのに数が不足したため、最後の手段でゲットしてきたのだ。
ボクは、マスはすくったことがあるが、サケは未経験である。
来年にでも、試してみようかな。

網走港に居る友人たちが、釣果を上げているので、帰宅の日が近づいたことも考慮して、南下を開始した。
途中の紋別で給油と昼食。
給油はいつものモダ石油。
昼食は、昼時に通りかかれば、毎年必ず立ち寄っている「メリーさんの木」。


メニューはいつものカニチャーハン。
カニがたっぷり入っていて、文句なしに美味しい。

他ではちょっと食べられないご馳走である。
場所は国道沿いで、ガソリンスタンドのオカモトの向かいにある。

200キロほど走り、夕方、網走港に到着した。
大勢の釣り人が並んでいて、大部分の人に釣果が出ているようだ。


到着早々、友人の奥さんがウキルアーをチョポンと投げたと思ったら、すぐ足元で、メスの良型を釣り上げた。
釣ったサケをすくい上げるのも、餌をつけなおすのも、ご亭主の役目だから、これは完璧なお姫様釣りである。
「今日はこれで3本目よ!」と、お姫様が笑った。

日中の、港のサケ釣り場は家族連れも多く、こういう場面に出くわすことが多い。
数年前、瀬棚港に立ち寄ったら「今日のトップ賞は某さんの娘さんで、メスばかり4本を釣った」という話を聞いた。その娘さんが高校生なので、話題になったようだ。

さてボクは、教わったばかりのウキフカセ釣りを試してみたが、いまいちコツがつかめず、またしてもボウズに終わった。
運の強いカミさんに竿を持たせてみたが、やはり駄目だった。

網走港の夕焼け。

明朝は釣れるかな・・・
コメント (4)