kenharuの日記

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一妻多夫の鳥

2013-05-31 | 野鳥
今日は久しぶりにタマシギのカップルを撮影した。

タマシギは、バードウォッチングが趣味のご婦人達に、特に人気が高い。
メスの方が大きくて、強くて、きれいだし、それに何といっても一妻多夫という珍しい習性があるからだ。

タマシギのメスは、産んだ卵をオスに預けると、さっさと次の男探しに行ってしまう。
オスは1羽で卵を暖めて孵し、父子家庭でヒナを育て上げる。
めったに見られない、絶滅危惧種である。

写真の手前がメス。

メスが先頭になって草むらを歩き回っていた。
「婦唱夫随」である。

メスに出て行かれたオスは、卵を抱えて泣き暮らし、写真のような涙目になってしまったのだと、ボクは考えている。
メスも涙目じゃないかって?
これはタチの悪いウソ泣きだ。
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ニンニクの品種

2013-05-30 | 食べ物
北海道暮らしに備えて、黒ニンニクを作り貯めしている。
今までは主に青森産を使っていたが、今熟成中のニンニクは香川産だ。

これが10日経った今日の様子。

収穫したてで水分が多いニンニクだから、中から黒色が滲み出している。

炊飯器の保温機能を使って熟成させると、13日ほどで、中味がほぼ黒くなる。
今までの青森ニンニクの場合は、10日ではまだ黒褐色で、食べればニンニクの臭みがあり、不快な生々しさを感じる。
だから、ボクは最短でも13日以上をかけている。

だが、今回の香川産は様子がだいぶ違った。
黒くなりきっていない点は青森産と同じだが、試食してみると、臭いや嫌味が少なくて、とても美味しいのである。
このまま完成にしても良さそうである。

青森ニンニクは、寒地型の品種で、色白で鱗片が6つあり、ホワイト6片と呼ばれている。
今回使った香川産ニンニクは、暖地型で、鱗片数は青森の2倍近い。
もしかしたら、暖地型のほうが黒ニンニクに向くのかもしれない。
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今日はユーザー車検

2013-05-29 | その他
カミさんが朝ドラを見終えるのを待って、車検場へ向かった。
9時に車検場に入り、早速二人がかりで申請書類の作成。
小難しいが、一昨年の体験メモを参考にして書き上げた。

カミさんは待合室で小説本を読み始め、ボクは検査ラインへ。

ボクの前には、たったの3台しか居ない。
しくじっても、今日は何度でも並び直せる。

検査ライン前で待っていると、検査官が車台番号を確認したり、ランプ類やワイパー、車高などをチェックしに来る。
「はい前照灯つけて!」「アッパービーム!」「方向指示器!」「ワイパー!」などという指示に従って操作をし、機能確認して、合格印をもらう。

小脇に抱えた長柄のハンマーが、検査官のトレードマークだ。

このハンマーで車輪のボルトを叩いて緩みを調べ、ハンマーの頭部分を車体下に入れて、車高を確かめる。ハンマーの頭の大きさが、基準尺になっているようだ。
ハンマー片手に検査官が現れる姿は、十手を持った目明しに似ている。

いよいよ、一番右側のユーザー車検の検査ラインに入る。
ローラーにタイヤを載せてスピードメーターを調べたり、ブレーキテストをしたり、自分で検査ブローブを排気管に挿入して排ガス検査をする。
検査ごとに、合格すれば電光掲示板に「○」が表示されて、次の検査へと進める。
2回続けて「×」が出たら、ただちに退出だ。

ヘッドライトの光軸検査。

左右とも合格の「○」が表示されている。

これは、最後の下回り検査に進入する直前の写真。

ここで待っていたら、後続車に乗っていたツナギ服のお兄さんが窓から顔を出して叫んだ。
「どうして前へ進まないんですか~!」

掲示板に「お待ち下さい」と出ているからだと応えると、「排ガス検査を済ませていないからでしょう」と言う。
「それはやりましたよ」
二人で「どうしてだろう」とモタモタしていたら、検査官がやってきた。

「下回り検査 お待ち下さい」という表示は、「進入して待て」という意味だと言う。

「これじゃ、意味が伝わらないよ」と言ったら、「そうですね」とだけ応えて去った。
直す気はなさそうだ。

検査シートを機械に差し込んで検査済みにし、係員からシートに合格印を貰って、ライン検査が終了。
合格書類を事務所の窓口に出して、新しい車検証とガラスに貼る合格証を貰えば、ユーザー車検の完了である。

全てを終えたのは10時。
今回の所要時間はちょうど1時間だった。
浮いたお金で豪華ランチと思っていたが、終った時間が早すぎて、食べ損なった。
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お泊り宴会

2013-05-28 | その他
昨日は泊りがけの宴会があって、熱海に出かけた。

まずは、午前中に東京駅で友人と合流。
新装なった丸の内の駅舎を、おのぼりさん気分で観光した。
これは丸の内北口のドーム。


駅舎を俯瞰するのに絶好なのが、新丸ビルの7階テラスだ。
そこからの眺め。


駅前に並ぶ高層ビルは、入口にガードマンが立っていたりして、ちょっと近寄りがたい、お堅い雰囲気だが、誰でも自由に入ることが出来る。
テラスには木製のテーブルや椅子が置いてあって、東京駅を見下ろしながら、無料で寛げる。

その後、新丸ビルの斜め向かいにある、丸の内センタービルに昼食に行った。
昼休みになれば、ビル内のオフィスから一斉にビジネスマンたちが吐き出され、路上には白いワイシャツの花が咲くのだが、昼前の歩道にはまだ人影が無い。
無人の遺跡に踏み込むような気分でビル内に入り、地下への階段を下りると、こんなレストラン街がある。


丸の内の一等地だというのに、ランチタイムのサラメシは超安である。
ボクが食べたカラアゲ定食。

ご飯と味噌汁がお代わり自由で、なんと680円。
東京駅の構内なら、安いランチでも1000円以上はするだろう。

午後は新幹線で熱海のホテルへ。
友人たちと真夜中まで盛り上がった。
そして、今朝はホテルの周辺を散策。

バラ園があった。




美術館を見学。


展示された美術品よりも、館内の照明の美しさが印象的だった。
山上の本館まで、長いエスカレーターが何本も連なっているが、そのトンネルが見事。








東京駅の丸の内ドームよりも大きな天井があった。


夕方、通勤ラッシュに揉まれながら帰宅。
サラリーマン時代を懐かしく思い出した。
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7年目の北海道

2013-05-26 | その他
リタイヤ以降の6年間、夏は北海道暮らしをしてきた。
これだけ続ければ意識も変わる。

最初は観光6分、避暑3分、それにバードウォッチングや釣りなどが1分だった。
それが、年毎に観光が減り、魚釣りなどが増えて、「見る」から「やる」遊びへと変わってきた。
そして7年目の今は、観光1分、避暑6分、「やる」遊びが3分、ぐらいである。

観光意識が減れば、当然、キャンピングカーで移動生活をする必要性も薄れる。
出来ればどこかに定住し、そこを基地にして、必要な時だけキャンピングカーで出かけたいと思うようになった。
ごく自然な変化だろうと思う。

避暑だけなら草津あたりで十分だが、2~3ヶ月を愉快に過ごすとなれば、やはり北海道しかない。
北海道は広いし、遊びネタが多いからだ。
それに友人が多い。

出発はまだまだ先なのに、今日は早くも釣り道具いじり。
壊れたり拾ったりした半端なウキを、修理加工して使えるようにした。
去年のマス釣りは不漁だったが、さて今年はどうなるかな・・・
心もウキウキである。

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リヤクーラーの電磁弁

2013-05-25 | 快適化
北海道暮らしにエアコンは不要だが、北海道にたどり着くまでの道中では、エアコンが要るかもしれない。
そう思って、リヤエアコンを稼動させてみたら、冷風が出ない。
またしても、電磁弁の固着である。

ボクは「夏はエアコンの要らないところへ行く」ことにしているから、ルーフエアコンは積んでいない。
エンジンをかけた時だけ使える、ベース車のエアコンの話である。

リヤエアコンは、キャブ部の冷媒をリヤの熱交換器に送って使っているのだが、長く使わないでいると、電磁弁が固着して、ガスが送られなくなる。
1回目の故障では、電磁弁を交換してもらった。
2回目は、電磁弁を叩いたり、電源をオンオフしたりして直した。
3回目の今日は、電磁弁をカナヅチで叩いただけで直った。

赤矢印の丸いのが電磁弁ユニットだ。

弁が固着して開かなくなっても、電磁弁ユニットを「カンカンカンカン!」と叩き、青矢印部分のコネクターを着脱して、火花をパチパチさせると直ることがある。
バンテックユーザーは覚えておいたほうが良い。

そういえば・・・
毎夏、北海道暮らしを続けるものだから、自宅寝室のエアコンは、6年前に取り付けてから、ただの一度も使っていない。
こちらのほうは大丈夫だろうか。
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カセットコンロの改良

2013-05-24 | 快適化
ボクのクルマのガス台はカセットコンロである。
美観に優れる据付型にしなかったのは、市販のカセットコンロなら、故障しても簡単に取り替えられるし、車外に持ち出して使うことが出来るからだ。

今日はそのコンロを、ちょっと改良。

バーナーの中央部分に、L字金具を突き立てた。
みっともないが、機能的には改良である。

小さめの鍋をつかうと、鍋を支える五徳の間に、鍋がストンと落ち込んで、こんな風に傾くことがある。

いっぱいに熱湯が入っていると、かなり危険である。

しかし、真ん中に金具を突き立てておけば、鍋が落ち込んでも、この程度の傾きにとどまる。

これで安全性が高まった。

機能優先主義のボクには改善なのだが、美観>機能タイプの人間には改悪かもしれない。
問題は、カミさんがこれを見て何と言うかだ。
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公園の半日

2013-05-23 | 野鳥
今日も穏やかな好天。
カミさんと二人で、お茶とオヤツを持参し、公園のベンチに座って午前中を過ごした。
ボクの目的は、コアジサシの狩りを撮影することだが、カミさんはボクのお付き合いである。

しばらく待つと、コアジサシが現れた。
池を見下ろしながら上空を旋回し、水面に浮いてくる小魚を探す。
キリリと美しい姿だ。


コアジサシは魚を見つけると、急降下して水に飛び込む。
ボクは、コアジサシが魚をくわえて飛び出す瞬間を狙う。
一瞬をとらえるのは難しいが、難しいから面白い。

これは遠すぎた。

解像度が悪く、露出は過剰。

これは近かったのだが、向こう向きに飛び出した。


コアジサシは、魚を捕まえると飛び去ってしまい、20分待たないと戻ってこない。
雛鳥か、抱卵中の伴侶が、巣で待っているのだろう。
鮮魚の産地直送便である。

彼の飛行速度は時速60キロ以上だろうから、巣は10キロ以上も離れていることになる。
20分という決まりが分かると、待つ方は楽になる。

これは惜しくもピンボケだが、


その直後に、オートフォーカスが追いついた。


カミさんとお茶を飲みながら、また20分を待つ。

これも、ちょっと遠すぎる。


目の前を通って、上空へと消えた。

待てば、また戻ってくるさ。

次に現れたのは、狩りの下手な別個体だった。
前のコアジサシは、旋回飛行から突然急降下していたが、今度のは、いったんホバリングしてから飛び込むので、魚を捕り逃がすのである。
カミさんが「これはきっと奥さんよ」と言う。
「うん、こいつは専業主婦だな」。

失敗ばかりしていたが、背景のきれいなところを飛んでくれた。

奥さんは狩りをあきらめて帰って行った。

公園のフェンスにとまっていたオナガ。

ここらでは珍しくないが、関西では見られない鳥である。

白い羽毛のあるスズメを見つけた。

これは珍しい。

池の餌場では、ガンのヒナが日向ぼっこ。

いい日和だな。

昼近くなったので、自宅へと向かった。
道沿いにポピー畑を見つけて立ち寄ると、「摘み取り自由」の看板があった。


帰り道には、わが家のお墓がある。
摘んだポピーの花束を、先祖代々の墓に供えて手を合わせた。
穏やかで、良い半日だった。
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ドリル穴の補修

2013-05-22 | 快適化
ボクのキャンピングカーのFRP外壁には、無駄にあけたドリル穴が幾つもある。
その穴には、雨水が入らないように、シリコンコーキングを注入してあるが、凹みに汚れが入って黒々と目立っている。
写真のような黒丸模様が10個ある。

今日はこれらを補修した。

FRPの色は、ベース車であるカムロードの塗装色とほぼ同じなので、運転席のドア脇にある、カラーナンバーを確認。

「COLOR 058」かな。

町内のオートバックスに同色のタッチペイントがあった。


ドリル穴は、コーキングが収縮して凹んでいるので、まずエポキシ接着剤をたっぷり入れて、盛り上がりを平坦に研削し、最後にタッチペイントを塗った。
近くで見ればこの程度の仕上がりになった。

塗料の厚みぶんだけ盛り上がってしまった。

完璧を期すのなら、凹ませた下地に塗料を入れて、最後に平滑に研磨すれば良いのだが、遠目には分からないだろう。
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庭の花

2013-05-21 | その他
1年の半分を留守にして、ろくに手入れをしていないわが家の庭だが、今は花盛り。

いい季節である。

時々花に眼をやりながら、今日もサンルームの寝椅子で小説本を読んだ。
本の在庫が底をついたので、ブックオフで仕入れてきた。


105円の本ばかり20冊で2100円、重さ6キログラム。
安い。
キロ350円のお楽しみだ。
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