ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

佐野元春 10月25日 大阪フェスティバルホール

2014-10-29 19:51:51 | ライブ
セットリスト
1.ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
2.スターダストキッズ
3.ダウンタウンボーイ
4.星の下、路の上
5.夜空の果てまで
6.Us
7.黄金色の天使
8.呼吸
9.La Vita è Bella
10.世界は慈悲を待っている
11虹をつかむ人
12.ポーラスタア
13.スーパー・ナチュラル・ウーマン
14.詩人の恋
15.君がいなくちゃ
16.優しい闇
17.ボヘミアン・グレイブヤード
18.約束の橋
19.SOMEDAY
20アンジェリーナ

アンコール
21.ナイトライフ
22.ソー・ヤング
23.悲しきRADIO

佐野元春のライブや約2年半振りの2回目。あのときのライブはビルボードでちょっと特殊だから今回は期待していないけど楽しみであった。
セットリストはちょっとあやふやな記憶だから間違っててもご愛嬌。(訂正しました)

初っ端は新譜から来るかなと思ったがいきなり「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」「スターダストキッズ」「ダウンタウンボーイ」と来てびっくりしたと同時にテンションあがった。特に「ダウンタウンボーイ」は大好きな曲で泣きそうになったがこの辺りは割と定番らしいね。「日本シリーズじゃなくてこちらに来てくれてありがとう」って言ってた。
ただそっから00年代以降の曲が続いて退屈だった。ただ佐野自身はコヨーテバンドと彼らと出したアルバムはお気に入りなようだが、新旧織り交ぜるようなセットリストの方が退屈しなくていいんじゃないかな。それでも「世界の果てまで」「黄金色の天使」「ポーラスタア」辺りはいい曲だと思うんだけどね。途中「男女のちがいは何かずっと考えていた」というMCを挟んできて、下ネタかとか思ったら「スーパー・ナチュラル・ウーマン」前振りだった。
14、15曲目は来年出すアルバムに収録予定の新曲だそう。「君がいなくちゃ」は15歳の時に書いた曲でジョーク交じりに「子供っぽくないかな」とか言っていた。曲は可もなく不可もなくといった感じ。聴きこめば違うかもだけど。

16曲目以降はは昔のナンバーで大盛り上がり。観客も正直なもんだ。スローナンバーになっても座らない観客に対し「すごいね」と佐野が何回もつぶやく。
「ボヘミヤン・グレイブヤード」は90年代以降で一番好きな曲でホントに嬉しかった。これはホントにレア曲だよね。「約束の橋」では発売当初は大したセールスではなかったがタイアップしてチャート1位になったことについて、「じゃあ最初から聴いてくれよ」自虐的にぼやく。
「SOMEDAY」は途中ブルースハープが入っていたが、ハープの入ったバージョンってあんまり聴いた記憶がないな。吹き終わったところでハープを投げ捨ててカッコよかった(後でローディーが拾う)。
ラストの「アンジェリーナ」で例の赤いストラトが初登場。この曲聴いてつくづく感じるが佐野のバンドはやはりホーンセクションがあってこそだと思う。あの音がなければやはり物足りなさを感じてしまう。

アンコールになって更に会場が熱くなってくる。自分は3階最前列で足組んで快適に観ていたが、立ち上がりたい気分になってきた(安全のため立ってはいけない決まり)。
「悲しきRADIO」の観客とのやり取りは映像では観たことあるけど、実際に観るのはこれが初めて。ひょっとしてこれ毎回やってるの。常連は飽きてこない?この曲を演奏する前に「ラジオについての曲を2曲歌っている。1曲はアルバム『ZOOEY』に収録されいる「ラジオ・デイズ」(『COYOTE』収録)」と言いみんな???の状態になったと思う(すぐ訂正したけど)。

このライブに行って自分は大事なことに気付いた。僕は初期の佐野元春が好きなのではなく、初期の佐野元春の曲が好きなんだと。それでもやっぱり最近の曲も聴きこんでから参戦すべきだったなと反省した。後喋るとジョークも交えて饒舌な人だなと思った。「ロビーでCD売ってるよ」と営業も忘れない。
今日発売の『VISITORS』の30年について何かコメントはあるかなと思ったが全くなかった。せっかくだからその辺からも演ってほしかったな。


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