ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

ジャクソン・ブラウン 3月20日 大阪フェスティバルホール

2023-03-20 23:12:36 | ライブ


セットリスト
1.Before The Deluge
2.I'm Alive
3.Never Stop
4.The Barricades Of Heaven
5.Fountain Of Sorrow
6.Rock Me On The Water
7.Downhill From Everywhere
8.Call It A Loan
9.Here Come Those Tears Again
10.Linda Paloma

休憩

11.Until Justice Is Real
12.The Dreamer
13.The Long Way Around
14.Sky Blue And Black
15.In The Shape Of A Heart
16.Doctor My Eyes
17.Late For The Sky
18.The Pretender
19.Running On Empty

アンコール

20.The Load Out / Stay
21.Take It Easy
22.Our Lady of the Well

2017年以来の来日公演。本当だったら2年くらい前のフジロックに来るはずだったが、中止になったんだよね。まあ、わざわざフジなんか行きたくないから結果オーライだったがね。

ジャクソン・ブラウンは今回が3回目の参戦だが、過去一番の公演だった。有休とってわざわざ春休みにして大阪まで行った甲斐は大いにあった。
大阪公演は早々にsold outだったが、自分はA席で距離はありつつも見やすい、いい位置であった。

1曲目に「Before The Deluge」というのは意外であった。もちろん大好きな名曲ではあるが、終末を感じさせるこの曲を最初に持ってくるのは何か意図があったのか。何にせよこれからの展開を期待せざるを得ない。
「Fountain Of Sorrow」ではピアノに移って演奏するが、やはり70年代の曲では一際盛り上がる。私の大好きな「Rock Me On The Water」でも同様に盛り上がる。

去年か一昨年に出た新譜からも演るが、MVも作られた「My Cleveland Heart」を演らなかったのは予想外だった。どうしても聴きたいわけではないが、予習はしていたからガッカリ。

「Call It A Loan」の演奏前にはMCで今年亡くなったリンドレーについて述べている。英語がさっぱりなので詳細はわからないが、リンドレーと共作ということを言っていたと思う。この曲がリンドレーと共作というのは知らなかったな。
いい曲なのはもちろんだが、やっぱり生でリンドレーとの共演は是非とも観てみたかった。あまり話題にはならないが、個人的にはレノン・マッカートニー、ジャガー・リチャーズ、プラント・ペイジに匹敵するロック界の名コンビだと思うよ。

「Here Come Those Tears Again」では珍しく楽器を持たずに歌っていた。ジャクソンのようなシンガソングライターが楽器を持たずに歌っているのって本気な感じがしてちょっとうれしい気分になる。同じく『The Pretender』の「Linda Paloma」も渋いチョイスでたまらんな。ライブで聴けるとは思わんかった。

休憩中にはあまりにいいライブなのでツアーパンフを買いに行ってしまった。が、これが薄すぎて1分くらいで読めるレベル。これで2,500円かよと軽く絶望した。

休憩後の2部は後半が70年代目白押しで絶頂する。
16〜19曲目を見てくださいよ。こんなの盛り上がらないわけ無いでしょ。字面だけで絶頂するわ。特に「Running On Empty」は私とジャクソンが初めて出会った思い出の曲。何度聴いてもあの時 Youtubeで聴いたときのことを思い出す。もちろん楽曲としてもカッコいいロックナンバーで大大大好きである。

興奮のまま一段落はするが、ホントのお楽しみはまだまだこれから。
アンコール明けのあと出てくるのはジャクソン一人。そしてピアノに向かう。まさかあの曲を演ってくれるのかと思ったら、そのまさかであった。めちゃくちゃ好きな曲ながら過去2回のライブでは聴くことができなかった「The Load Out / Stay」のメドレーを演ってくれるではないか。ジャクソンが弾き始めた瞬間はマジで鳥肌モノだった。「Stay」のアレンジがアルバムバージョンとは違い長めであった。途中「People stay〜」の部分で観客に振るが突然過ぎて歌うことができなかた。前もってわかっていれば順応できたのに悔しい。
途中歌詞を「osaka」に変えて歌っていた。

最後はお約束どおりの「Take It Easy」と「Our Lady of the Well」のメドレー。お約束とは言ったが、ガッカリ感は皆無で安心する。

過去一番と前述はしたが、ホントに良かった。高校生の時から好きなだけあって、やっぱりジャクソン、私にはいつまでもあなたが必要です。
前回までもいたかどうだったか記憶にないが、コーラスの女性が2人いたのもよかったね。でも、やっぱりリンドレーが亡くなったのは悔やむ。
あと、途中ローディーが持ってきたギターに「違っているよと」なんていう微笑ましいシーンもあった。

後日の広島公演では「Your Bright Baby Blues」、名古屋では「 Looking Into You」を演ったのは羨ましい。ライブは水物とはわかってはいても、この2曲はね〜。

『時の征者』の頃から思っていたが、ジャクソンにヒゲは似合わないと思う。

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