私にしては珍しくKindleで買った活字本。
著者は文学YouTuberや哲学YouTuberの動画にゲスト出演していて知ったお方。動画を見る限りではかなり哲学や文学に造詣が深く語学にも精通していて、人文に関しては相当に信頼に足る方だと思っている。この本はそういう方が書かれた読書案内である。
モームに倣ってこの本はこれから古典の世界に足を踏み入れる方に向けて書いていると断っているが、『地下室の手記』や『八月の光』、『戦争と平和』が挙げられる。でも安易に読みやすいだけの作品をあげていないのが、逆に信頼おけるのかな。
私も含めてだが、本の紹介をする人は自分の言葉で述べている人は意外と少ない。というのもwikiやAmazonでの紹介文の引用プラスαの感想が多い。はっきり言って読まなくても書ける浅いレベルのものも多々ある。
一方で高橋氏は確実に自分の言葉で述べており、文学をしている人なのだというのが手にとるようにわかる。哲学の引用などもあるが、読みにくいということはなく格調高さまで感じる。私もこういう文が書けるようになりたいと素直に感じる。
細々と取り上げた作品も含めると結構な作品数が挙げられており、私にとっても大いに参考になった。また、途中に挟まれているエッセイも文学を読んでいく上での手助けにもなる。
モームの『読書案内』は積みっぱなしだったので、これを機に早めに読みたい。
著者は文学YouTuberや哲学YouTuberの動画にゲスト出演していて知ったお方。動画を見る限りではかなり哲学や文学に造詣が深く語学にも精通していて、人文に関しては相当に信頼に足る方だと思っている。この本はそういう方が書かれた読書案内である。
モームに倣ってこの本はこれから古典の世界に足を踏み入れる方に向けて書いていると断っているが、『地下室の手記』や『八月の光』、『戦争と平和』が挙げられる。でも安易に読みやすいだけの作品をあげていないのが、逆に信頼おけるのかな。
私も含めてだが、本の紹介をする人は自分の言葉で述べている人は意外と少ない。というのもwikiやAmazonでの紹介文の引用プラスαの感想が多い。はっきり言って読まなくても書ける浅いレベルのものも多々ある。
一方で高橋氏は確実に自分の言葉で述べており、文学をしている人なのだというのが手にとるようにわかる。哲学の引用などもあるが、読みにくいということはなく格調高さまで感じる。私もこういう文が書けるようになりたいと素直に感じる。
細々と取り上げた作品も含めると結構な作品数が挙げられており、私にとっても大いに参考になった。また、途中に挟まれているエッセイも文学を読んでいく上での手助けにもなる。
モームの『読書案内』は積みっぱなしだったので、これを機に早めに読みたい。
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