ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『クイーンズ・オブ・フィールド』

2021-04-17 21:46:50 | 洋画
最近女性が男性に取って代わる映画が多いね。

基本的にはスポ根ものだけど、そこには女性ならでは、というかジェンダー要素が入ってくる。特筆すべきは男性が非常に情けなく描かれていること。妻がフィールドに立つと家事、育児がままならなくなる。大した理由もなく女性がサッカーをやるのにも反対する頭の硬い男たちと、ある意味では男性が悪者に描かれている。
救いがあるのは長老的なパピーとトラブルメイカーのミミルが主人公、女性チームを応援しているところ。

スポ根とは述べたが、肝心のサッカーシーンはちょいと残念。特にプレーで見応えがあるところはない。というか男性も含めて全員下手くそ。

基本的にはコミカルで楽しく観られるのだが、ラストが急に適当なってしまったのが残念。もうちょい描きようがあるんでないのか。一応爽やかには終わっているが、モヤモヤも残る。

女性はたくさん出てくるが、眼科医とカトリーヌさんがとてもキュートだったのが絵的に◎。



『さよならゲーム』

2021-04-17 10:46:50 | 洋画
野球映画といえばコスナー、コスナーといえば野球映画みたいな風潮あるけど、コスナーの野球映画って3本だけなのね。まあ、3本出ていれば十分かもだけど、てっきり5本くらいはあるのかと思っていたからちょっとガッカリ。

若手ピッチャー役にティム・ロビンスはティム・ロビンスが起用されているが、調べるまで誰なのかと思ってしまった。ティム・ロビンスというと知的な役を演じるイメージがあるから、アホな役を演じているのは新鮮だった。

野球映画ではあるけど、野球映画として観てはいけないワナを感じた一本であった。かといって恋愛映画としてもドラマ映画としても深いようで深くない。
マイナーで燻っているベテランキャッチャーと才能はあるけど残念な若手ピッチャーという構図はいいのだが、もう少し何か欲しかった。野球映画=スポ根を期待しているとちょっとガッカリ。

まあ、私としては浜田省吾の聖地巡礼だから内容については2の次3の次だからいいけど。

コーチが数を数える時に「one mississippi , two mississippi…」というシーンがあった。どういう意味だと思ったら正確に数を数えるポピュラーな方法なんだね。