午前10時の映画祭の存在は以前から知っているが、観に行くのはこれが初めて。観たい作品はいくつもあったが、いかんせん午前10時に映画館に行くのが辛い。
そんな私のものぐさな根性を吹き飛ばすほどの映画が今作。もちろん観たことある映画、というかDVDも持っていて大大大好きな映画。でも、このブログ開始してから観ていないから少なくとも7年近く観ていないんだよな。これはアカン。
ストーリーも何もかも知っているけど、やっぱり面白い。埼玉県民風に言うと「おもしろい、おもしろすぎる」。
マックイーンが一応主役となっているが、映画の登場人物全員が主役だ。映画の見どころというと真っ先に挙げられるのがマックイーンのバイクジャンプシーンだ。もちろんそのシーンも最高なのだが、脱走までの綿密な計画を立て方には一々感嘆させられる。
そして、その計画の成功のためにそれぞれに役割が与えられているところがこの映画の見所。群像劇とも違うが、マックイーンカッコいいの一言で終わらせない魅力的なキャラクターが揃っている。知性を感じさせるマッカラムのキャラもいい、閉所を怖がる人間臭さを感じさせるブロンソンもいい、計画を指揮するアッテンボローもいい、コバーンもジェームズ・ガーナーもプレゼンスも所長もみんないい。180分の長尺とはいえここまでしっかりそれぞれのキャラと役割を掘り下げているのは見事としか言いようがない。
そんでもって贔屓のマックイーンにコメントさせてもらうと、マックイーンが最初から最後までマックイーンであるのが最高にカッコいい。当初は一人で脱走するつもりであったが、仲間の死をきっかけに250名で脱出することを決意するが、その旨をアッテンボローに伝えるシーン、短いながらもたまらない。
でもって最後の捕まってからグラブを受け取って独房に入るシーンも一切の無駄がなくかっこいい。
もう何年もこの大傑作を観ていなかったのは後悔でしかないな。
先日『ジョジョ・ラビット』を観たせいか、ドイツ兵がドイツ語をしゃべっているのが地味に感動。英語だって(多分)ドイツ語風の英語だし、案外昔の映画の方がその辺りはきちんとしているイメージ。こういう当たり前のことをちゃんとできるかが、映画の雰囲気を大きく左右するんだよね。
映画館まではバイクで行ったが、帰り道大脱走マーチ口ずさみながらマックイーン気分で走ったのは言うまでもないこと。ジャンプはしなかったけど。
途中トイレ休憩が入るとの予告があったが、これには救われた。もう膀胱が180分持たなくなってしまった。
そんな私のものぐさな根性を吹き飛ばすほどの映画が今作。もちろん観たことある映画、というかDVDも持っていて大大大好きな映画。でも、このブログ開始してから観ていないから少なくとも7年近く観ていないんだよな。これはアカン。
ストーリーも何もかも知っているけど、やっぱり面白い。埼玉県民風に言うと「おもしろい、おもしろすぎる」。
マックイーンが一応主役となっているが、映画の登場人物全員が主役だ。映画の見どころというと真っ先に挙げられるのがマックイーンのバイクジャンプシーンだ。もちろんそのシーンも最高なのだが、脱走までの綿密な計画を立て方には一々感嘆させられる。
そして、その計画の成功のためにそれぞれに役割が与えられているところがこの映画の見所。群像劇とも違うが、マックイーンカッコいいの一言で終わらせない魅力的なキャラクターが揃っている。知性を感じさせるマッカラムのキャラもいい、閉所を怖がる人間臭さを感じさせるブロンソンもいい、計画を指揮するアッテンボローもいい、コバーンもジェームズ・ガーナーもプレゼンスも所長もみんないい。180分の長尺とはいえここまでしっかりそれぞれのキャラと役割を掘り下げているのは見事としか言いようがない。
そんでもって贔屓のマックイーンにコメントさせてもらうと、マックイーンが最初から最後までマックイーンであるのが最高にカッコいい。当初は一人で脱走するつもりであったが、仲間の死をきっかけに250名で脱出することを決意するが、その旨をアッテンボローに伝えるシーン、短いながらもたまらない。
でもって最後の捕まってからグラブを受け取って独房に入るシーンも一切の無駄がなくかっこいい。
もう何年もこの大傑作を観ていなかったのは後悔でしかないな。
先日『ジョジョ・ラビット』を観たせいか、ドイツ兵がドイツ語をしゃべっているのが地味に感動。英語だって(多分)ドイツ語風の英語だし、案外昔の映画の方がその辺りはきちんとしているイメージ。こういう当たり前のことをちゃんとできるかが、映画の雰囲気を大きく左右するんだよね。
映画館まではバイクで行ったが、帰り道大脱走マーチ口ずさみながらマックイーン気分で走ったのは言うまでもないこと。ジャンプはしなかったけど。
途中トイレ休憩が入るとの予告があったが、これには救われた。もう膀胱が180分持たなくなってしまった。