『本能寺ホテル』

つまらない作品ではあるけど、それ以上に「魅力がない」という言葉が似合う作品。観終わっても結局何なのよという風な感想しか出てこない。

戦国時代にタイムスリップというありがちな設定かと思ったら、現代と行き来できる設定というのはなんとなくいいなと思ったが、何もかも中途半端。結局何が起こるわけでもなく、信長とちょっと戯れて現代に戻って自分探ししてお終いという。信長に会えて自分を変えることができましたって、それで観ている人に何の満足があるのだろうか。また、この綾瀬はるかが随分と頭悪そうな女性で非常にイライラする。

途中「ぶりぶりぎっちょう」なる奇怪な遊びが出てきた。なんなのかさっぱりわからないのでググったら実在する遊びなんだね。ルールは全くわからんが。

『推定無罪』

内容はあまり覚えていないけど、犯人だけはしっかり覚えている今作。見直さなくても良かったけど、せっかくだから再見してしまった。

犯人だけは覚えているから、ラストに衝撃はなく非常に地味で一本調子な作品に思えてしまう。ヒーローのハリソンをこういう映画に起用するのはなんだかもったいなく思えてしまう。

監督はアラン・Ｊ・パクラだけど、彼らしいお堅い作品だ。良くも悪くも。