モノクロ、老人、ロードムービーというとリンチの『ストレイト・ストーリー』を思い浮かべてしまう。ストーリーは全然違うけど、観終えた後にはなんだか同じ気分になった。もちろんいい意味で。
いい映画なんだけど、どう言葉にしていいのか悩む。主人公の老人がまっすぐなのがかえって観ていて辛くなるが、それを支える息子が健気なのがまた、たまらない。なんで100万ドルが欲しいかと聞かれて、遺したかったと話す息子とのやり取りは秀逸だと思った。
宝くじはインチキだと思ったが、一応会社は存在して帽子を貰えてしまうのが何とも言えない。
『ストレイト・ストーリー』もそうだが、こういうスピード感のない映画をたまに観ると心に染み入るのは自分が少しは大人になったからかな。たまには寄り道してみるのもいいかなと思わせる映画だった。
映画も良かったけど、主人公を演じたブルース・ダーンがローラ・ダーンの父親というのに驚いてしまった。
この俳優、ちょこちょこ出演作は観ているのに意識したのは今作が初めてというのはもったいなかった。
いい映画なんだけど、どう言葉にしていいのか悩む。主人公の老人がまっすぐなのがかえって観ていて辛くなるが、それを支える息子が健気なのがまた、たまらない。なんで100万ドルが欲しいかと聞かれて、遺したかったと話す息子とのやり取りは秀逸だと思った。
宝くじはインチキだと思ったが、一応会社は存在して帽子を貰えてしまうのが何とも言えない。
『ストレイト・ストーリー』もそうだが、こういうスピード感のない映画をたまに観ると心に染み入るのは自分が少しは大人になったからかな。たまには寄り道してみるのもいいかなと思わせる映画だった。
映画も良かったけど、主人公を演じたブルース・ダーンがローラ・ダーンの父親というのに驚いてしまった。
この俳優、ちょこちょこ出演作は観ているのに意識したのは今作が初めてというのはもったいなかった。