シリーズのファンとしてはこの実写化は非常に怖かった。そもそも今更実写化する必要性がよくわからない。いくら押井が総監督として関わっていても、こいつはもう過去の人だし実写には向いてないことは分かりきっていた。
…なんてことを観る前に思っていたが、いざ観たらこっちが土下座しなければいけない面白さであった。拙い記憶をたどってみてもこれ程実写として優秀なアニメ作品は今までなかったと思う。
いきなり5章から観たからアニメとの関連性がイマイチ分からないが、それでも別人ながらキャラクター設定はそのままと考えていいのかな。アニメのノリをそのまま実写化すると大抵寒くて観ているこっちが恥ずかしくなってくるものだが、今作はそういうのが全くない。キャストに違和感がないのはもちろんだが、観ていて不自然さというものが全くない。特に筧利夫演じる隊長は絶妙だ。
作品は約90分の2本立てで1本目は香貫花っぽいキャラクターがスナイパーとしてテロリストと戦うお話。レイバーは出てこないもののシリアスなパトレイバーらしく面白い。所々意味の分からないギャグ(ゴルゴ13)が挟まれるのもご愛嬌。他の作品でこんなギャグを見せられたらブチ切れてると思うけど。
2本目はファンの間でも人気のある地下迷宮のお話だ。しつこいが太田っぽいキャラの人がどんだけ暴れても寒くないし、遊馬っぽいキャラの人が腹黒くても寒くなくて普通に面白い。というか笑える。
レイバーが動いたのは最後の最後のほんの数十秒だがこれだけ面白ければ満足だ。まあ、原作もレイバーが出てこない話の方が面白いし人気あるものな。
…なんてことを観る前に思っていたが、いざ観たらこっちが土下座しなければいけない面白さであった。拙い記憶をたどってみてもこれ程実写として優秀なアニメ作品は今までなかったと思う。
いきなり5章から観たからアニメとの関連性がイマイチ分からないが、それでも別人ながらキャラクター設定はそのままと考えていいのかな。アニメのノリをそのまま実写化すると大抵寒くて観ているこっちが恥ずかしくなってくるものだが、今作はそういうのが全くない。キャストに違和感がないのはもちろんだが、観ていて不自然さというものが全くない。特に筧利夫演じる隊長は絶妙だ。
作品は約90分の2本立てで1本目は香貫花っぽいキャラクターがスナイパーとしてテロリストと戦うお話。レイバーは出てこないもののシリアスなパトレイバーらしく面白い。所々意味の分からないギャグ(ゴルゴ13)が挟まれるのもご愛嬌。他の作品でこんなギャグを見せられたらブチ切れてると思うけど。
2本目はファンの間でも人気のある地下迷宮のお話だ。しつこいが太田っぽいキャラの人がどんだけ暴れても寒くないし、遊馬っぽいキャラの人が腹黒くても寒くなくて普通に面白い。というか笑える。
レイバーが動いたのは最後の最後のほんの数十秒だがこれだけ面白ければ満足だ。まあ、原作もレイバーが出てこない話の方が面白いし人気あるものな。