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上の写真は、我が息子であるモモタロウ(ゴールデンリトリーバー 12歳)が、小粋な手ぬぐいをかぶって、年甲斐もなく興奮している写真ですが、今回のプログではもうひとりの息子(人間・戸籍上の長男)と、この手ぬぐいの話をしようと思います。
まずは手ぬぐいから説明します。
一見和風デザインの手ぬぐいをよく見ると、「隼」の赤い文字がありますが、その「隼」とは、小惑星探査機「隼」のことで、よく見れば絵の中に人工衛星やカプセルのシルエットも描かれています。
全体に散りばめられたピーナッツのようなものは、採取目的となった小惑星「イトカワ」のシルエットです。
小惑星探査機「隼」は2003年に打ち上げられ、幾多のアクシデントやトラブルを乗り越え、満身創痍となりながらもミッションを続け、今年6月オーストラリアの砂漠に突入し、探査機は大気圏で燃え尽きたものの、カプセルは無事回収されました。
このニュースは日本中に快挙として伝えられたことは、皆様もご存知のことと思います。
これをテーマに我が息子がこの手ぬぐいを作りました。
息子はWEBサイトの企画制作会社に勤めています。
息子の中心となるクライアントは宇宙航空研究開発機構(JAXA)で、WEBサイトでの広報全般を仕事としており、「隼プロジェクト」だけでなく宇宙やロケットに関する多様な業務、派手な仕事も地味な仕事もこなしています。
我が息子はこのプロジェクトの快挙を記念して、仕事仲間に何か記念になるものを送って喜びを分かち合おうと、自費で作ったのがこの手ぬぐいでした。
この手ぬぐいは好評で、特に学者や研究者からもニーズがあり、そのうちにJAXAの担当者が、「この手ぬぐいも売ってみたら?」という話になりました。
というのもJAXAでは記念品などを販売するセクションがあり、半信半疑で販売したところ、なんと即完売となりました。
さらに急いで再製造するも即完売、とうれしい悲鳴の中、再々製造中(・・・といっても○百枚程度ですが)という状態らしいのです。
というわけで、まもなくJAXA関連会社の通販サイトに再登場する予定です。
目のつけどころといい、デザインといい、さすが我が息子と思ったわけで・・・気がつけば、ほとんど親バカ丸出しの話になっちゃいました。
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