ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

魅力的なペットの写真を撮るコツ

2009-03-28 10:28:23 | 犬たち

3月10日から始まった「ペットのお言葉」企画は、皆さんからの投稿写真から絵を描く企画ですが、予想以上に投稿写真がありうれいし悲鳴を上げています。
とはいえまだこの企画が始まったばかりで、これから1日1枚、1年365枚描くことになりますから、多くの写真が必要です。あなたのペットの写真を絵にする絶好のチャンスです。どしどし写真をお送りください。
しかし残念なことに投稿されたすべての写真を絵にしたいのですが、1日1枚と決められていることもあり写真を選ばざるをえません。
以下の2つの基準を設けて写真を選んでいます。

①絵の素材として魅力ある写真であること
②鮮明な写真であること

しごく当たり前の基準ですが、一方がすばらしくても一方に問題があるとかで、①と②がそろった写真が意外といいますか非常に少ないのです。
逆に言えば、いい写真ならば確実に選ばれ、そして魅力的な絵が出来上がることになります。
それではいいペットの写真を撮るコツを伝授します。

 コツ1 たくさん枚数を撮りましょう

静止した風景や静物を撮るには写真の枚数は必要ありませんが、たえず動き回るペットを撮るには枚数を惜しんではいけません。
デジカメはムダな写真は後で削除できることもあり、多く撮っても出費は関係ありませんから、AUTOにしてバシャバシャ失敗を恐れず撮りましょう。数多く撮ればその中にきっと感動する写真があるはずです。

コツ2 ペットに話しかけるようにして撮りましょう

話しかけるには目の高さが同じであることが大切です。
カメラをペットの眼の高さまでぐっと下げて撮りましょう。そして親しい友人と談笑するように、ペットに話しかけるようにして撮りましょう。
人間にも表情があるようにペットもカメラマンに気を許すと豊かな表情が生まれるから不思議です。

コツ3 太陽の下で撮りましょう

絵を描く上での重要な武器は「影」です。ストロボ撮影はレンズのそばに発光体があるため影のない写真になってしまうから避けましょう。
それにもうひとつ、室内は暗いため手ブレやピンボケの原因となってしまいます。
太陽の光の下で撮ることをお勧めします。ペットの表情も明るく開放的になることも魅力的な写真作りのための重要な助けとなります。

この企画ではHP等に掲載するまではすべて無料ですが、その原画を買いたいという写真提供者などからの希望があり、1点(原画+額+送料+消費税等)すべて含み1万5千円で販売することにしました。
上の写真がその額装です。ぜひご検討ください。

 


「ペットのお言葉」のコンセプトは「ぬる~い生活」です

2009-03-20 11:34:12 | 犬たち

上の絵は「ペットのお言葉・3月20日」の絵で、そのお言葉は以下の通りです。

ぬる~い生活してま~す。

「ペットのお言葉」シリーズは1日1枚でずっと継続していく予定ですが、全体として何を訴求したいのか揺れ動いていたのですが、「ぬる~い」という言葉を書いた瞬間に、このシリーズのコンセプトが出来たような気がしました。

人間の究極の理想郷として宗教でいう天国や極楽があると思います。
その天国や極楽のイメージは、穏やかでさわやか、心地よい香りが漂い、競争や争いごとがなく、愛とやさしさに満ちています。だから悲しみや恨みなどもなく、ついでにいえば目的や目標という概念すらもなく、よって負のイメージがまったくないところのようです。
そうです!天国や極楽は言ってみれば「ぬる~い世界」そのものなのではないでしょうか。
ということは ペットたちの世界 → ぬる~い世界 → 人間の求める理想郷 ということになるわけです。

ところで日本の自殺者は3万人を越え、世界有数の自殺国です。
そのように多くの日本人が深刻な悩みを抱え、ほとんどの人が相応の悩みを抱えています。
その原因のひとつは世間は激しい競争の中にあり、たえず戦い続けなければならないことにあるようです。それが故に強いストレスが生じ、恨みや悔やみ、悩みが生まれ、そして挫折から絶望へと溺れていくのだと思います。
人間たちは悩み続けているのに対し、犬や猫たちはあたかも天国や極楽生活を堪能するように「ぬる~い生活」を楽しんでいるのです。家族の一員として同じ屋根の下に住みながら・・・。
「ペットのお言葉」シリーズは、動物たちの「ぬる~い生活」の部分をピックアップすることにより、悩み多き人間社会へ「あんた、バカじゃないの!」という提言をしようと思っていることにあります。

そこでみなさんにお願いがあります。
1日30秒で結構です。毎日「ペットのお言葉」を見ていただきたいのです。
そして出来れば時にはクスリと笑っていただき、時にはホッと癒される・・・それだけで制作者として充分うれしいのです。

 

 


新企画「ペットのお言葉」には皆様の写真の協力が必要です

2009-03-16 03:31:34 | 犬たち

最近のヒット作はケイタイ(携帯電話)から出発しているのだそうです。
昨年のベストセラー小説のトップ3はケイタイでの小説を出版化したものだそうで、音楽にしても着メロがヒットソングの核をなしているとのことです。
ということで絵や映像をケイタイで発信してみませんかとの話があり、そのメデイア特性を考慮しながら上の絵の「ペットのお言葉」企画を立ち上げました。

1日1作、ペットの絵とお言葉=文章を更新していきます。 実際はこの企画はケイタイで発信していくのですが、ただいまケイタイでの登録申請中で時間がかかることもあり、コンテンツ(情報の中身)は私が制作することもあり、今後も私のHPからもあますことなく発信していくつもりです。
毎日更新していきますので、お見逃しなくご覧ください。

話がゴロリと変わり、ペットとその飼い主、どちらが上位と思いますか?
ペットを飼うのですから、飼い主が「上」、餌をもらい住家を保障されている犬や猫が「下」という立場が当然のことと思うでしょう。
そう考えるのは人間社会での常識ですが、動物社会では通用しないのです。
犬や猫の立場に立てば、(驚くほど自己に都合のよいように考える性癖のある)動物たちは、自分たちは人間の「上」、もしくは共存する「横並び」と考えているようです。
すくなくとも我が家には私・妻・モモタロウという老犬の3人住まいですが、自他ともに認める順位は犬・妻・私は永遠に不動の順位なのです。
あなたのペットはいかがでしょうか?意外と動物たちは冷静な目で人間社会を見ているかもしれませんよ。

そのためこの企画のタイトルは「発言」や「言い分」ではなく、人間社会に諭すような意味も込めて「ペットのお言葉」としました。そしてあくまでもペットの立場からペットの気持ちになって絵と文章を作っていくつもりです。

しかしこの企画を展開する上で重大な問題があります。
1日1作品を発表するのですが、1日1点、1ヶ月30点、1年365点のペットの写真が必要となりますが、現在は私の撮った写真と友人や読者からいただいた写真で何とかしのいでいますが、圧倒的に絵の素となるペットの写真が足りないのです。

そこであなたの写したペットの写真をお借りしたいのです。

その写真を素に肖像画をお描きします。もちろん無料です。
楽しい写真・かわいい写真・面白写真を期待しています。
私宛のメール(HP表紙下のメールアドレスから)に、写真とあなたの住所・お名前・ベットの名前を添付してお送りいただけたら幸いです。
この使用以外に使わないのは当然として、個人情報の外部流出は厳に守ります。
よろしくお願いします。

 

 


ケイタイでの絵本は、これまでにない絵本かも

2009-03-09 15:19:28 | 犬たち
ケイタイ(携帯電話)を媒体とする絵本の制作の依頼がありました。

恥ずかしい話、打ち合わせの席上ではじめて知ったのですが、ケイタイの機能は電話やメール以外にもあるんですね。知らなかった~。
私もケイタイを持っていますが、利用といっても電話の通話だけ、それも月2.3回程度の利用です。外出時に持ち歩くなんてことはなく、自室の隅に置きっぱなしという利用の仕方だったのです。
しかし世間ではケイタイの用途も多岐にわたり広がり、極めつけはケイタイ小説なるものも登場し、たとえば出版物の売上ベスト10までに4冊もケイタイ小説が入っているとのことでした。
というわけで「そのうち絵本もケイタイが主流になりますよ」といわれて、もしかしてこの仕事で一攫千金もあるかもしれないと、夢見る少年の私は皆目見当もつかないまま、2つ返事で引き受けました。

私は電通という広告代理店で40年近く働いてきたわけですが、その40年間はテレビ・新聞・雑誌・ラジオの4大マスコミ・メディアへの広告出稿が売上のほとんどで、それさえ抑えれば仕事は安泰でした。
しかしここ数年で第5のメディアとしてインターネット広告なるものが登場し、アッと言う間にラジオ・雑誌をゴボウ抜きにし、新聞も超えて第2のメディアに躍り出たそうです。

広告だけでなくインターネットやケイタイが読者や視聴者を旧来のメディアから奪いつつあります。
雑誌の売れ行きが低迷し廃刊が相次いでいます。新聞の発行部数も大きく落ち込んでいます。出版物やCDが低迷しています。
インターネットのブロードバンド化により動画機能が飛躍的に向上し、映画やテレビに多大な影響が出てきそうです。
それもこれも圧倒的な情報を自由に、しかも無料で使いこなせるインターネットやケイタイによるものです。
社会はインターネットとケイタイが、情報の世界に嵐として吹き荒れているのです。

それではコンテンツ(情報の内容)が旧来の新聞・雑誌・書籍や映画から、単にインターネットに変わっただけで、中身は同じなのでしょうか?私にはそうではないと思っています。
たとえばベスト10に入るケイタイ小説を文芸評論家たちは「あまりにも稚拙だ!」と酷評しています。もちろん名作といわれる小説もケイタイ化されているのですが、そんな名作など読者は求めていないのです。読者は稚拙といわれる小説こそ求めているのです。
つまり新しいメデイアには新しいコンテンツが必要だということで、絵本でもこれまでと違う新機軸の絵本でなければならないのです。

それではケイタイで見たい(読みたい)絵本とはいったいどんな絵本でしょうか?

たぶんこれまでの絵本と大きく違うような気がします。
スーパーポジティブシンキングの私には、なんとなく答や輪郭が見えてきたようです。
たぶん次のブログでそのコンセプトをお話できると思います。ぜひコペルニクス的?発想にご期待ください。




シンプルライフは心の豊かさを取り戻す生活スタイル

2009-03-03 15:51:37 | 犬たち
世間は深刻な不況の嵐の中ですが、私には不況などとは無関係のまさにノー天気生活を送っています。その近況をたとえれば、喜劇王チャップリンの名言を思い出します。

   人生に必要なものは、勇気と想像力と、ほんの少しのお金だ。

ほんの少しのお金・・・それは生活していく上での最低限の必要経費のことのようですが、ほんの少しの金といっても大金持ちや浪費家には大層なお金になり、子供や貧しい人には少ない金となります。
私を振り返ればビジネスマン時代は問題外として、リタイア当初と比較し、最近の2.3年はほんの少しのお金=必要経費の額がずいぶん少なくなりました。
それは貯金が残り少なくなったから(もともと少ないのですが)ではなく、不況だからではなく、単に生活スタイルが必要経費を少なくする生活になってきたからです。
もっとカッコよくいうならば、「お金やモノ」にこだわらなくなれば「心」が豊かになることが実感できるようになったからです。
貧しいからお金を使わないのではなく、豊かになりたいからお金を使わなくなったのです。

具体的には
◎一日の時間割は絵を描くことを中心としていますが、絵を描くことは時間は消費するものの、実にお金がかからない行為なのです。
◎欲しいもの・買いたいものの欲望がなくなりました。人生65年も生きていれば押入れを探せば使わなくなったモノがあふれています。もったいないの気持ちで古いものも大切に使っています。
◎都会に出ることが億劫になりました。その反対に自然への関心が高くなりました。そういえば人と会うこともずいぶん減りました。
◎トレンドや情報への関心がほとんどなくなりました、新聞・本・雑誌・映画は今の私の生活から去っていきました。
◎外食しなくなりました。3度の食事のほとんどが妻の手料理になりました。

考えてみれば私はシンプルライフを目指しているのかもしれません。
シンプルライフは心の豊かさを取り戻す生活スタイルです。想像力を豊かにして、感じること、考えること、実感することを大切にした生き方だと思います。

この不況をきっかけに、あなたもお金を使っては得られない新しい生活を始めませんか。