ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

少女キャラクターを描くことに病みつきになりそうな私なのです

2010-12-27 16:28:53 | 犬たち

 

2011年の干支のうさぎ」絵シリーズも22点も描くことができ、なんとか新しい年を迎えることができそうです。 

この絵の目的は、皆さんの年賀状などへの活用を意図して描いたもので、いろいろな方がご利用になっていると思います。

 

その中でなるほど!と感心したのは、あるネクタイ製造の会社からメールがあり、「作品1 蝶ネクタイ」の作品を、会社の年賀状に使いたいとのことでした。

ネクタイをしたうさぎのイラストを探していたのですが、私の作品が一番気に入ったとのことでした。

となると、来年はネクタイをした龍、翌年はネクタイをした蛇、ということになるわけで、ネクタイをした蛇の絵はどんな絵になるでしょうか?

 

上の絵「作品17 車輪のあるガーデン」は妻が年賀状に使用しました。

その理由は、妻の趣味はガーデニングで、お昼ご飯の時間をすっかり忘れて庭木に没頭する日々(被害者は私です)で、この絵の庭の風景は妻が丹精込めて作った庭だからです。

もちろんうさぎは私が付け足して描いたのですが。

 

私の年賀状は「作品15 うさちゃんのコスプレ」で、こんな少女キャラクターを描くのは生まれて初めてで、描いているうちに病みつきになりそうな誘惑を感じたのですが、私って少し変かしら?

 

このシリーズを私の立場からすれば、これまで描いたことのない絵を描くまたとないチャンスとして捕らえています。

日ごろ描くことのない新しい絵の世界を広げるまたとないチャンスとして取り組みました。

・・・と描き始めると、実に面白くて15点描くことを目標としていたのですが、22点まで描いてしまいました。

何が面白いのかと言いますと、1枚描き終わると「さて、次はどんな新しい世界を表現するか!」と、全く未知の世界を突き進むのが実に面白いのです。

たとえば次から次と「合コン」のはしごをする、好色な青年のような楽しさなのです。

 

どうも私はそんな「場当たり的」といいますか、「行き当たりばったり」が体質にあっているようです。

 


ブランド品が高いのは、付加価値という気分の料金が高いから

2010-12-23 06:50:26 | 犬たち

私は「ブランド品」は嫌いです。 

ブランド品の定義はいろいろありますが、なるほど!と思ったのが「ブランド化は値引きしないでも売れる商品戦略」という定義に納得しました。それは以下のようなことを意味しています。

 

   「ブランド品の価値」=「商品そのものの価値」+「付加価値」

 

「商品そのものの価値」とは、物理的な製造原価と利益の合計のことで、一般的な商品はこの段階で価格が決められ販売されることになります。

「ブランド品」の特色は「付加価値」がプラスされているにあり、その分価格が高くなります。

「付加価値」とは、商品に付加されたイメージとしての価値で、その商品を持てばセレブになったような気分になるとか、有名人の仲間入りした気分になれるなど、観念的な気分としての価値をいいます。

メーカーにとっ自社製品を「ブランド化」することは利益の拡大に繋がるため、重要な販売戦略としてあの手この手で「付加価値」作りをおこなっているのです。

私の「ブランド品」嫌いは、メーカー側のあの手この手の「付加価値」作りの魂胆に乗ってしまうのがしゃくなことと、「付加価値」という上げ底的な発想が不愉快だからです。

 

10年ほど前、セレブをターゲットにした最高級ブランド店が、日本に上陸するということで話題を呼びました。

私の関心は高価な品物ではなく、それを購入するセレブとはどんな人か?ということで、オープン当日の開店を待ち望む長蛇の列の人を見に行ったのですが、なんとそこにいた人たちは想定していたターゲットのイメージとは全く別の人たちでした。

その人たちはセレブのイメージとは程遠く、(大変申し訳ないのですが)ホームレスへの炊き出しの列を連想した程でした。

そこで確認できたことは、セレブの人たちはセレブ的な品物には関心がなく、セレブとは程遠い人こそがセレブ的な商品を渇望しているということでした。

そういえば「化粧」の化を「ばける」と呼ぶように、「ブランド品」は「付加価値」が示すような人物に化けるための大切な道具だったのですね。

 

いろいろな人がいろいろなおしゃれをするから世の中が楽しいのであって、ブランド品もおしゃれのアイテムとして活用する人もいれば、私のような「ブランド品」嫌いのあまのじゃくも、それはそれなりのおしゃれなのかもしれません。

 


コンビニの商品のようになった政治

2010-12-18 06:26:34 | 犬たち

小泉内閣は1680日と長期政権でしたが、その後の安部内閣366日、福田内閣365日、麻生内閣358日、民主党への政権交代後の鳩山内閣358日と1年周期で政権が交代しています。

今は菅内閣ですが、この政権も青息吐息なのは衆知の事実で、早々に政権交代となるような気がします。

世界の主要国の政権は4年以上が相場の中で、政権が極端に短い日本は国際協調の時代の中で世界からの信頼が薄れていくのは当然であり、長期的な国のビジョンに取り組めないことで、国益を大きくそこなっているのです。

 

その原因はどこにあるのでしょうか?

ひとつは政権の不安定と、政治家の資質・能力不足にあると断言できるようです。

しかし最大の原因は、私たち国民の意識にあるのではないでしょうか?

 

NHKの情報番組「COOL・JAPAN」は、外国人により日本文化を探る番組なのですが、ある日のテーマは「コンビニエンスストア」で、日本のコンビニのレベルの高さは他国に比類ないということになったのですが、ただひとつ欠点を指摘されました。

それは商品の出入りが激しく、気に入った商品もすぐ棚から消えてしまうということで、ヨーロッパの方の発言として「クレイジー!」とのことでした。

コンビニの販売戦略は、一部の長寿商品はさておき、新発売商品はTVCMなどで派手に広告することにより当初はそれなりに売れるのですが、時間とともに売上も下降線をたどるパターンがほとんどとのことです。

コンビニの棚の大きさは限られていますから、商品の新旧交代を大胆におこなうことにより店舗全体の売上を確保する必要があるわけで、結果として商品の出入りが激しくなるのです。

つまり日本人は流行に敏感な上にすぐ飽きてしまうようで、そこが外国人から見ればクレイジーに映るらしいのです。

 

日本の政権もコンビニの商品の寿命と変らなくなってしまったのです。

このままだと菅政権の次の政権も、内閣発足当初は新発売の商品のように輝いて見えるのですが、そのうちマスコミが重箱の隅をつつくように欠点や失言をスキャンダラスに放送するために、アッという間に支持率が低下し、結局は短命に終わってしまうのです。

それがどんな優秀な政治家であろうと、どんな政策であろうとも・・・です。

 

繰り返しますが、支持率低下という悪循環の原因を作ったのは国民であり、その被害者も国民であるのです。

元来の日本人は我慢強く、謙虚であり、寛容であり、そして和を尊んだ国民だったはずです。

その精神を取り戻さない限り、日本の前途はたそがれの暗闇に進むしかないのです。


第2の人生のキーワードは「楽しむ」こと

2010-12-10 02:45:47 | 犬たち

 

手広く全国にカルチャースクールを展開している社長さんとお話する機会があり、その中でこんな話に衝撃を受けました。

 

数年前、団塊の世代が定年退職を迎えることなり、カルチャースクールの営業拡大のチャンスとして、ビジネス戦士として活躍した男性の第2の人生を意識した講座を設け、あれこれ手を尽くしたのですが完全な空振りに終わったとのことです。

ではその人たちはどこで何をしているのか?と調査したところ、その多くの方は自宅にこもって、ひたすらテレビを見るしかない孤独な日々を送っているとのことでした。

それも「こんな状態を何とかしなくちゃ!」とあせりながら・・・。

 

失礼を省みずあえて言うなら、人生が何度でもあるのならそんな生き方も一興かもしれません。しかし人生は一度っきり!となれば、生きている限り徹底的に人生を謳歌することこそ本当の「充実した生き方!」といえるのではないでしょうか。

 

私は第2の人生のキーワードは「楽しむ」ことだと確信しています。

1の人生は、子供のため・家庭のため・会社のためと働きづめの毎日でした。それには重い責任が付きまとい、苦しさや辛さに耐え忍ぶ人生だったかもしれません。

しかし第2の人生は、自分自身のための人生です。その自分自身が最も喜ぶ生き方は、それは「楽しむ」世界に尽きるのです。

「楽しむ」とは趣味や娯楽だけでなく、自己開発や自己実現のための能力の向上をも意味し、ひいては家族や地域・社会に笑顔の輪を広げていくことでもあるのです。

つまり第1の人生は「責任」が一番だとすれば、第2の人生の一番は「楽しさ」なのです。

具体的にはカルチャースクールに通い自分の趣味を掘り下げるのもそのひとつですが、ボランティアや労働に汗かくこともそのひとつで、その内容は多岐に渡っています。

たとえば世のいう2の人生の年齢を通り越してずっと継続して仕事をしている場合でも、ある時から仕事への意識が変化していき、仕事を「楽しむ」ようになれば、それはしっかり第2の人生を歩み始めている証拠なのです。

そうなのです。第2の人生とは職業の変化や年齢ではなく、人生の目的の変換なのです。

 

さあ、テレビを消して、あなたの楽しみ=好きなこと(好きになるかもしれないことを)に勇気を持って挑戦しませんか!

 

そこで夢中になっている自分に驚かされるかもしれないし、思わぬ自分の能力を見直すかもしれません。予想だにしない出会いがあり、人生が大きく変るかもしれません。

2の人生。それは「楽しさだけが人生」なのです。

 

 


ウィキニークスから北朝鮮の崩壊が見える

2010-12-02 09:44:46 | 犬たち

内部告発サイト「ウィキリークス」は、世界の政府・外交筋を震撼させています。

このサイトは外交機密公電を、インターネット上に暴露しているのですが、その内容により国際外交の舞台裏や本音の部分が手に取るようにわかり、特にアメリカ大統領はじめ世界のトップは、ちょっとヤバイ!状態に追い込まれているのです。

このサイトの主催者であるアジサシ氏は、元ハッカーで犯罪者として国際手配されているものの、雲隠れした地下から発信しており、機密公電は25万、その中でも日本に関する機密公電も5000以上もあり、今後何が露呈していくかドキドキモノなのです。

 

この中でこの私のブログでは世界が注目している“北朝鮮”問題に焦点を絞り、わかりやすいように順位の並び替えなどして発表することにしました。青い文字が公電の要旨です。 北朝鮮の崩壊について

「北朝鮮はすでに経済的に崩壊している。」

「北朝鮮は大人の注意を引くために“駄々っ子”のように振舞っている。」

「金正日が死亡すれば、23年後に北朝鮮そのものが崩壊することを止められない。」

「金正日は2015年までには死亡するであろう。」(それほど病気が深刻なのか?)

北朝鮮の崩壊後について

「中国は(今や)北朝鮮が米国の影響力を緩和する価値をほとんど持たなくなってきた。」

「中国は(北朝鮮との)軍事的な国境閉鎖を検討しており、難民の30万人までは受け入れられる。(それ以上は受け入れられない)

「中国高官の私的見解として、韓国の管理下での朝鮮半島再統一が望ましい。」

中国の北朝鮮への影響力について

「中国の北朝鮮への影響力は、大方の人が信じているよりずっと弱い。(北朝鮮は中国でも手に負えないのだ!)

「中国の戦略的・経済的利益はいまや北朝鮮ではなく、日米韓にある。」

 

これらの情報を読む限り北朝鮮はひたすら崩壊の道を歩んでおり、先の延坪島砲撃事件は「北朝鮮の終わりの始まり」のような気がします。

しかし北朝鮮もそのことを充分認識しており、「静かな崩壊」の道を辿るか、「ヤケクソの崩壊」の道を辿るか、そこで歴史が大きく変るような気がします。

 

北朝鮮問題での日本の記述がありました。

「日本は拉致問題に固執しているが、それらを解決する能力がない。」

全くその通り!と納得しましたが、同時に寂しくもありました。