この年代で活躍されている方は、文化人や経済界など多岐にわたっていますが、このリストではいわゆる芸能人だけですが、だからこそ人生を映しているような気がしました。
60歳 志村けん 舘ひろし 和田アキ子 八代亜紀 萩原健一 大和田獏
61歳 武田鉄矢 矢沢永吉 テリー伊藤
62歳 都はるみ いしだあゆみ 井上陽水 瀬川瑛子
63歳 ビートたけし 西田敏行 泉ピン子 矢崎滋
64歳 阿藤快 石倉三郎
65歳 吉永小百合 おすぎ・ピーコ 長塚京三 タモリ
66歳 高橋秀樹 みのもんた
67歳 小林稔侍 加藤茶 加賀まりこ 森本レオ 田村正和
68歳 松方弘樹 中尾彬
69歳 徳光和夫 萩本欽一 石坂浩二 岩下志麻 三田佳子
70歳 津川雅彦 原田芳雄 坂東英二
71歳 中村玉緒 千葉真一 若林豪
72歳 梅宮辰夫 小林旭
73歳 加山雄三
74歳 北島三郎 里見浩太郎 市原悦子 野際陽子
75歳 野村克也
76歳 児玉清 長門裕之 大橋巨泉
78歳 田中邦衛 仲代達矢
79歳 八千草薫 高倉健
80歳 高島忠夫
85歳 大滝秀治
87歳 三国連太郎
ここに登場した人は健康で職業意識が高いのは当然として、何といっても社会がこの人たちを待ち望んでいる力があったことが共通しているようです。
その力とは、彼らは余人に変えがたい「存在感」を持っていることにあります。その「存在感」は芸能人だけの課題ではなく、第一の人生を終了し、第二の人生を歩む私たちにも共通するテーマではないでしょうか。
わが人生を振り返れば、実に「存在感」のない半生だったような気がします。
何事においても平凡でほどほど・・・邪魔ではないが、取り得もない人生だったかもしれません。
第二の人生になってはじめた絵ですが、せめて絵だけでも「存在感のある絵」を描こう!と、(恥ずかしながら)最近になって目覚めてきました。
上の「京都・美山のかやぶき屋根の風景」では、チョッピリ「存在感」の芽が育ってきたと、自分に甘い私は思うのですが・・・。