私の8冊目の出版「水彩画革命」が発売されました。これまでもっとも力を入れた気迫充分の本になったと思っています。たかが絵を描くのに「革命」とは大げさと思うかも知れませんが、その理由といいますか心意気をお話します。
私は長く絵画教室の講師をしていますが、その体験から絵をたしなんでいる方には、3つの悩みがあるようです。
悩み1 デッサンが上手に描けない
悩み2 いつも彩色で失敗する
悩み3 そもそも何を描いていいかわからない
もしこの3つの悩みがほとんど練習などせずにクリアできたとしたら、革命的に上手な絵が描けることになり、革命的に絵を描くのが楽しくなります。
出版「水彩画革命」では、まさにこの3つの悩みを革命的に解決した画法なのです。
悩み1 デッサンが上手に描けない
解決策=初心者の方がデッサンが上手に描けないのは当然なのです。プロが気の遠くなるような修練の積み重ねで、ようやく身に付けられるものだからです。
出版「水彩画革命」では、初心者の方も正確なデッサンを描くことが出来ます。
悩み2 いつも彩色で失敗する
解決策=失敗のほとんどは絵全体のハーモニーを無視して彩色してしまうことにあります。
そのため最初の一色がポイントとなります。その1色により全体がイメージでき、それ以降全体を見渡しながら色を塗り重ねていけばいいのです。
悩み3 そもそも何を描いていいかわからない
解決策=実は初心者の方で、この悩みがとても多いのです。
従来の水彩画では、初心者の方は花とか静物とかのやさしい絵から始めることになっていますが、出版「水彩画革命」の描き方では、人物でも、花でも、風景でも、難しさに大差はありません。
だから、描きたい絵から描くことがポイントです。
具体的には、感動するもの、美しいものがあれば、すかさず写真に収め、撮った写真の中から1枚選べば、それがあなたの描きたい絵となるのです。
とりあえず、本屋さんで立ち読みすることをお薦めします。
◎タイトル 水彩画革命 トレース水彩画で描く湘南・鎌倉の12ヶ月
◎著作 森田健二郎
◎発売元 東京地図出版
◎価格 1470円
◎販売 全国の書店 インターネットでの購入