ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

遅咲きの名文家がすい星のようにあらわれました

2009-11-25 17:55:44 | 犬たち
1月に東京地図出版より全国の書店で発売される出版(題名は未定です)も大詰めに来ており、6ヶ月の間に100点もの絵を描き、膨大な量の文章も書き、頂上まで9合目を必死に登っている状態です。

今回は文章でも苦労しました。
文章といってもこれまで7冊の出版で、それなりに文章を書いてきたのですが、その文章は絵の描き方といった解説文なので、なんとかごまかして書くことが出来ましたが、今回は成り行き上解説文だけでなく、60ページ以上のエッセーを書くことになったのです。
小学校以来、国語と作文の出来の悪いことが自慢の私が、60ページ以上のエッセーを書くのですゾ。

私にとっての文章はビジネスマン時代には企画書とか報告書とかで、書くことは書きましたが、形式が決まっていて文章と言えるものではありませんでした。
数年前、息子に勧められてブログ(このブログのことです)を面白半分にはじめたのですが、最初は絵にちょっとしたコメントをつける程度でしたが、だんだん文章量が多くなってきました。その理由は、文章を書く面白さを発見したからです。
この年になって初めて、文章を書くことの素晴らしさを知ったのです。
ブログは日記と言われていますが、日記とはおこった事実を報告することですが、私のブログはオピニオン(意見・主張)を書くことにしています。
意見のほうが報告よりはるかに難しいし、思考力も文章化も大変なのですが、そのほうが頭脳が鍛えられると思ったからです。
そしてブログを書くことが、文章力の訓練の開始となったような気がします。

事実いろいろな方からブログの文章について褒められることもあり、私自身もそれなりの手ごたえを感じていました。
でもこれは顔見知りのお世辞での話であり、日本全国の本屋さんに並び、お金を払って読んでいただけるだけの価値のある文章が書けたかいいますと・・・・・実は書けたのです(キッパリ)。

私の自己能力についての認識は、2つの選択しかありません。
ひとつは劣等感。
もうひとつは開き直り。(優越感と言いたいところですが)
何においても能力全開でがんばったら、後は開き直るしかないでしょう。
だから私はすい星のようにあらわれた遅咲きの名文家なのです。

事業仕分けをTVのレギュラー番組に!

2009-11-13 09:56:01 | 犬たち
行政刷新会議での事業仕分け作業は実に面白いですね~!
税金の使い方がとてもよくわかりますね~!
政府姿勢や役所の仕事の仕組みまでがわかりますね~!

この仕分け作業は10日ほどで終わってしまうのですが、もっともっと続けるべきと思っているのは私だけではないようです。
ここで私の提案ですが、TVのレギュラー番組として視聴者参加での実況中継を行い広く告知するのはどうでしょうか。
お笑いタレントなどの出る番組よりよほど面白い番組になるだけでなく、税金の使い方を通した政治参加になると思うのです。

日本国の財政赤字は860兆円です。ひとり当たりに換算すると国民ひとり700万円借金していることになります。この借金の額は世界一です。
自民党政権が55年も続くと、政府と役所の作り上げた必要経費(国家予算)はたえず税収を軽くオーバーしてしまい、その累積赤字は取り返しのつかない額になってしまったのです。

たとえば青年A、彼の月収は20万円で出費が30万円とすると、10万円の赤字になります。このまま続けば青年Aは破滅することになり、20万円以下のコンパクトな生活設計に変更するしかその青年Aには将来がないのです。
青年Aは20万円の生活が分相応であるように、日本はこれだけの赤字国になったのは、私たちは分不相応な要求を国にしたからなのか?それとも税金のムダ使いが原因なのか?その答えはたぶん両方なのだと思うのですが、その借金問題を清算するのは大変としても、もうこれ以上増やさないための懸命の努力がゼッタイ必要なのです。

民主党政権になり税金のムダ使いの一掃といいながら、次の国家予算はこれまでにない大幅な国債の発行となるのが避けて通れなくなりました。
また事業仕分けの槍玉に上がっている事業は、主幹の政策とは程遠い枝葉末節のテーマばかりです。
とは言いながら、税金の使われ方を国民の前にオープンにし、税金に対する関心を高めるその最高の方策としての事業仕分けへの国民的関心こそが、日本の健全経営のための重要な一歩かもしれません。

ぜひ事業仕分けをTVのレギュラー番組に!

私の第二の人生は“夢中人生”です

2009-11-05 05:08:50 | 犬たち
私は美術大学を卒業したといっても絵を描いたのは大学の授業が最後で、卒業後はずっと絵とは無縁の世界で年を重ねてきました。
五十の声を聞き、趣味のひとつとして絵でも描こうかと思いついたのですが、長いブランクの間に絵の描き方も相当様変わりしたのではと最新の絵画技法書を取り寄せたのですが、描き方も道具も昔とまったく同じでした。
別の言い方をすれば絵の描き方は、進歩も発展もしていないことに驚かされました。

一方、視覚表現として絵の対極に写真があります。
学生時代には写真に熱中していたのですが、その当時の写真はごく当たり前に写るだけでも大変で、ほとんどは露出不足や手ブレとなる代物でした。
しかしその後のカメラや写真の進歩はすざましく、カラー化・自動露出・オートフォーカス・・・そしてデジタルカメラやケイタイにと進化しました。
技術の進歩はそのまま普及につながり、今や写真は生活の中に広くそして深く入り込みました。
一方の絵の世界は進歩も発展もないわけですから、時代から取り残されつつあるのは明白にわかりました。

六十の定年退職を迎える頃、いくつかの再就職の話がありましたが、私は絵の世界をトコトン突き進むことに決めました。
写真までいかないまでも絵でも的確な技術革新があれば、社会にもっと受け入れられるのではないかという思いがあり、その開発に賭けてみることにしました。
ということで第二の人生は「画家」として出発したわけですが、実際は「画法開発者」+「画家」の2つの仕事にまさに寝食を忘れて没頭しました。
「画法開発」とは絵画の描き方の開発ですが、ひらたく言えば「苦労せず手っ取り早く上達する絵の描き方」の開発で、「画家」とはそれらの新しい絵の描き方を具体的な形=絵を描くことで証明する仕事でした。
人生の中でこれほど仕事に夢中になったことはなかったかもしれません。

そして完成した画法が「トレース水彩画」です。この世にこれ以上簡単に本格的な絵を描く方法はないとまで確信できる画法になりました。
1月発売の本(題名は未定)でその内容について詳細に掲載されています。ぜひお楽しみください。

絵を描くのが好きになり夢中になる極意は、絵が上手に描けることと、描けば描くほど上達することにあるようです。

それでは絵が上手に描け、描けば描くほど上達するにはどうしたらいいでしょう?
それは「トレース水彩画」で描くことに尽きるようです。

あなたも「トレース水彩画」を通して、自分の中に隠れている“夢中”を発見しませんか!