「絵は描きたいんだけど、道具を一通り揃えるだけでお金がかかりそう・・・」
「高価な画材でなくちゃ いい絵が描けないのでは・・・」
絵を描くにはお金がかかる、いい画材でなければいい絵が描けない、それは迷信(?)なのか本当なのかを実験をすることにしました。
新企画 「100円ショップでそろえた画材で、ここまで描ける!」 を開始します。
誰もが入手できる最も安価な画材で絵を描き、わがHPのミニシリーズとして作品を発表し、検討していく企画です。上手に描くには道具など関係ないのか、安いだけあって下手な絵にしかならないのか、結果やいかに?ぜひお楽しみください。
トレース水彩画を描くためのすべての道具を100円ショップ「ダイソー」で揃えました。ダイソーは取扱い商品が9万点、毎月700点の新しい商品を店に並べるのですから、カンタンに画材のすべてを揃えることができました。
購入した道具(上の写真)は7点で合計700円+消費税35円=735円となりました。昼食代で画材一式がそろえられた、ということになりました。
具体的な商品アイテムは
1. 絵具 パレット水彩絵具 8色
2. 筆 ナイロン画筆 丸型8号
3. ボールペン ゲルボールペン0.38㎜ 赤色
4. カーボン紙 片面筆記用・黒 A45枚入り
5. スケッチブック 水彩用 A4・12枚
6. パレット つかいすてパレット4枚入り 25×13㎝
7. マスキングテープ 2巻入
※これ以外に使う道具は、水道水、筆洗いのバケツとティッシュペーパーのみです。
スケッチブックは12枚しかありませんので紙さえ追加すれば、この画材だけで100枚や200枚の絵を描くことが出来ます。
絵、特に水彩画は他の趣味や習い事より金銭的負担が少ないのではないかと思います。その理由は2つあり、ひとつは材料費が安く、画用紙以外は絵具などの消耗度が低いこと。そしてもうひとつは、絵を描けば長い時間熱中し、よけいな出費機会が少なくなるからです。
この企画の主旨とするところは、ひとりでも多くの方が絵を描く楽しみを味わってほしいことです。金銭的な理由で絵を描くことを躊躇している方や、どの画材を買ったらいいか迷っている方に、ぜひ絵を描くことへ一歩踏み出してほしいことです。
しかし、私は悩んでいます。小さな胸をいためています。100円のいかにも安っぽい画材を使ってレベル以上の絵を描ける自信が全くないからです。
たとえば現在使用している画用紙は1枚300円、今度の企画では1枚8円。4000円の筆が100円の筆。値段にはそれなりに理由があるはずです。
トホホ・・・もう後戻りは出来ないし・・・ バカなことを考えなければよかった、と後悔しているのです。