ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

我が家にミツバチ一家がやって来た!

2008-09-25 16:39:22 | 犬たち
9月も末になって、我が家にミツバチ御一行様が戻ってきました。
我が家のミツバチ遍歴をたどれば、3年前に「ホントかな?」と恐る恐る庭の隅に巣箱を設置したところ、なんとミツバチが入りました。
2年前に分家し、合計3つの巣箱で大いに賑わい、ハチとハチとがハチあわせの状態と全盛期となりましたが、一転、ミツバチの天敵であるオオスズメバチの襲来にあい、無残にも全滅しました。
しかし昨年は新たにミツバチが入り、ホッとしたのもつかの間、一家もろとも家出してしまいました。どうもオオスズメバチの臭いが残っていたのかもしれませんでした。
今年は巣箱を徹底的にリフォームし万全の体制で臨みましたが、4~7月の繁殖シーズンになってもいっこうに入る気配がなくあきらめかけていたのですが、最近になってようやくミツバチ一家がやってきました。
一家の数は最低5000匹ぐらいですから、我が家の家族数は 私+妻+愛チ=5003人と一挙に増えたわけです。

養蜂に関してのQ&A形式で、ミツバチの飼い方をお話します。

Q:ミツバチに刺されませんか?
A:ミツバチはよほどのことがない限り刺しません。一度当方の不注意で刺されましたが、蚊に刺された痛さの3倍ぐらいで、男の子ならガマンできます。

Q:家には花など咲いていないのですが?
A:ミツバチの行動半径は2km。東京・銀座のビルの屋上でも養蜂しているのですから、あなたのお宅に植物がなくても大丈夫です。

Q:蜂蜜採取は難しいのでは?
A:1年に1回・秋には蜂蜜を収穫するのですが、どなたでも簡単に収穫できます。
上の写真の3段の巣箱の上の段に蜂蜜があります。防虫フェイスカバーと軍手を用意し、針金で上の巣箱を切り離し、蜜がたっぷり入った巣を取り出し、ネットにぶら下げて一晩置けば、どっさり蜂蜜が採れます。

Q:おいしいですか?
A:これまで味わってきた蜂蜜は、蜂蜜ではなく砂糖水だということがよくわかります。最低一生に一回味わなければ、死んでから悔いが残ります。

Q:飼い方を詳しく知りたいんですが?
A:妻が趣味の養蜂の会を知りそこで学んだのですが、インターネットその他でもノウハウを簡単に入手することができます。
ポイントはミツバチを過剰に恐れず、愛情を持って接する事です。お金もかからず、そんなに難しくはなく、収穫も期待できます。ぜひチャレンジすることをお勧めします。

ミツバチが家族の一員になってうれしいのは、蜂蜜が収穫できることもありますが、それ以上に大自然と共存している実感を深く味わうことができることです。
忙しく働いているハチが7割、働いているフリをしてサボっているハチが3割とのことで、一匹一匹勤務評価をしているだけで、時の経つのも忘れてしまいます。




インターネットで絵を見せることは、気心しれた友人をつくること

2008-09-22 09:01:32 | 犬たち
1ヶ月前からパソコンが変調をきたし、10日前にはついに動かなりました。
こういう時はわが息子は救いの神になり、新しいパソコンを買い求め、立ち上げてくれました。
とはいえ何とかブログは更新できそうですが、ホームページ「主張する犬・猫たち」は新しいシステムとなり、それをマスターするためにガタガタすると思います。
そういう理由により皆様にご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございませんでした。

パソコンが使えない10日間を体験し、パソコンのない生活がこれほどまでに「殺伐とした孤独の世界」なのかとしみじみ痛感しました。逆にいえば、バソコンは私にとってきわめて重要な存在であることを改めてわかりました。
私はHPとこのブログは何年間にもわたり定期的に更新していますが、おかげさまで各サイトとも1日数百人の方が閲覧するまでになりました。
閲覧の約半分の方は常時ご覧いただいている常連の方ですが、その方を中心としたコミュニケーションこそ大きな生きがいであり、「殺伐とした孤独の世界」を体験することにより改めてそのありがたさを痛感しました。
その常連の方とはどんな方なのかは皆目わかりませんが、ある日の散歩で「森田さんですか?」と見知らぬ方から声をかけられ、「実はあなたのサイトを毎日見るのがとても楽しみなのです!」とのことでした。
しばらくの雑談したのですが、実に丹念にサイトの隅々まで見ていることを知りました。それは絵だけではなく、なんと私の生き方・考え方・私そのものを隅々まで理解していることでもあるのです。そのことにとても感動しました。

画家にとって重要なことは、どんな絵を描くか?と同様に、どんな方法で見せるか?を決めることにあります。
これまでは画家が絵を見せることといっても展覧会が前提となり、会派での展覧会や個展などいろいろあり、私も画家の最初の頃4回ばかり個展を開催しましたが、その体験から「画家=展覧会」の図式は先細りになると実感しました。つまり「展覧会という方法での先はないナ~」と思いました。
それに取って代わる新機軸のメディアとして、インターネットがあるのではないだろうかと考え、思い切ってインターネットと出版物(6冊出版しました)だけでやっていこうと決めました。

インターネットのHPが常設の展覧会となるわけですが、ただ絵を並べるだけではインターネットの特性を生かしていないわけですから、文章を沿え、企画を練り、それに加えプログも平行して進め、現在に至っており、これからもどんどん新しい分野に挑戦していくつもりです。ご期待ください。

そのポイントはインターネットで絵を見せることは、ずっと長い期間継続して見せることです。そして絵だけではなく文章も載せることが効果的であり、それは絵だけではなく画家の生き方そのものを見せることになり、ひいては見る方と親しい古くからの友人になることではないでしょうか。




健康の秘訣は減塩生活にあり

2008-09-11 06:57:04 | 犬たち
耳にタコができるほど塩分の取り過ぎがよくないと言われてきたのですが、それが体に相当のダメージを与えてきたことをしみじみ実感することになりました。

塩分は人間が生きるための必要不可欠なものですが、その必要量はわずか1日1.5g。しかし日本人の平均的摂取量は1日11~12gといわれており、明らかな過剰摂取というわけで、たとえ塩を絶っても食品のほとんどのものに塩分が含まれているため、塩分不足はありえないと言われています。
逆に塩分の取り過ぎは体にさまざまな障害をもたらします。
そのひとつは高血圧により、動脈硬化から脳梗塞を引き起こす危険性が高くなります。他にも胃がんになりやすいとも言われています。
長寿研究の第一人者・京都大学名誉教授の家森幸男教授は、減塩こそ長寿の秘訣と断言している理由がそこにあります。

私の食塩の取り過ぎを実感したことといえば、私の持病と言えば血圧が高いことでしたが、その血圧が最近劇的に下がったからです。その主因がどうも減塩が原因のようだからです。
これまでの血圧は薬を常用して 145-95 の数値でしたが、最近は 120-70以下 と正常というよりちょっと低めの数値を維持しています。
その理由は「朝バナナダイエット」+「1日13000歩」の実施により体重が6キロ減ったこともありますが、それだけではなく減塩効果も大きく寄与しているのではと思ったからです。なぜならこれまで幾多のダイエットを試みましたが、体重減少だけでこれほどまでに血圧が下がったことがなかったからです。

私のこれまでの朝食といえば、何年間にわたり愛犬との海岸の散歩の後、ファミリーレストランで新聞を読みながらブレイクファーストと決まっていました。
その中での私の定番メニューは「焼き鮭定食」で、その中身といえば・・・
ご飯、塩味のきいた鮭、わかめの味噌汁、しょっぱいお漬物、ノリと納豆には醤油をタップリかけて食べたわけですから、毎朝の朝食は塩分まみれの朝食だったのです。
それが「朝バナナダイエット」にしてからは、朝食といえばバナナ2本ということで、バナナには塩分はないですから、朝食は塩分0ということになるわけです。
「朝バナナダイエット」にしてからは、妻も健康食を意識して、昼・夜の2食も減塩と野菜たっぷりの手作り料理になりました。
バナナだけでなく野菜に含まれるカリウムは、食塩のナトリウムが血圧を上げるのに対し、血圧を下げる効果もあり、それも働いているように思われます。

結果として減塩生活を始めたわけですが、それ以来「うす味」こそ素材の味がしっかり味わえる、本来のおいしさと思うようになりました。
大好きだったラーメンは非常に塩分が濃く、8グラム以上と食塩の塊といってもいいでしょう。その汁など飲もうものなら毒薬入りの液体を飲んでいるような気がしてきました。



今が描くチャンス!新シリーズ「さっと描く」を開始しました

2008-09-04 09:20:56 | 犬たち

「初心者のためのトレース水彩画教室」の新シリーズ「さっと描く」を開始しました。
「さっと描く」とは “さっと描いて、ハイ完成!” という、いともカンタンに絵を完成させる描き方のことで、これこそ初心者に最適の描き方かもしれません。同時に上級者向けの奥の深い描き方でもあります。

 私は2つのカルチャーセンターでトレース水彩画の講座を開いていますが、生徒さんは一様に彩色で苦労しています。
トレース水彩画は①線画を描く行程と ②彩色する行程からなっていますが、初心者の方も①線画の行程はそんなに苦労せずに一定レベルのクオリティで描くことが出来ますが、②彩色の行程で悪戦苦闘しているようです。
ということは②彩色の行程もカンタンに描けるなら、トレース水彩画は飛躍的にカンタンに描くことができることになります。
カンタンに彩色するには、色を塗る面積が少なく、塗る色数も少なく、正確な色でなくてもよく、描き時間も短いそんな描き方ではないでしょうか。
それが“さっと描いて、ハイ完成!”という新企画「さっと描く」シリーズのコンセプトそのものなのです。
これまでトレース水彩画に挑戦したいけど実施に踏み切れない方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょう。「私って才能あるかも!」となること請け合いです。

 ・・・ということは私が「さっと描く」ための秘伝をいっぱい持っていて、シリーズを通して少しづつ小出しにしていくのだとお思いのことと思います。
それは残念ながら違います。
私には「さっと描く」ためのノウハウはあまりありません。もっと正確にいえば、これまで「さっと描く」ような絵を目指して、数限りなくトライしてきました。しかしほとんどの絵は成功とはいきませんでした。「さっと描く」ためのノウハウはありませんが、「さっと描く」ための失敗したノウハウは山ほどあり、それを頼りに描いていきます。(心細い・・)
上の「船出」の絵は、絵としては魅力的なのですが、「さっと描く」シリーズのポイントでもある初心者でもカンタンに描ける絵とはちょっと言いがたいですね。

それではなぜ方法も掴んでいないのに、無謀にも新シリーズとして「さっと描く」を開始するのでしょう。
そうです!逃げ場を失い、追い詰められて追い詰められて、開き直ったところでなければ新しい世界を拓くことができない私なのです。
火事場のバカ力の私は、まさに今追い詰められて困惑している最中です。