ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

人生は楽しく楽して、具体的に行動していく

2011-02-25 06:14:57 | 犬たち

 

アノネ がんばらなくてもいいからさ、具体的に動くことだね  みつを

 

この言葉は「人間だもの」などの詩集で有名な書家・相田みつをさんの言葉で、数ある名言のなかで私がとても影響を受けた言葉のひとつです。

相田さんの小さな美術館は銀座にあり、その近くの地下鉄出口の階段の上に美術館の告知の電飾看板があり、その中に上の言葉があったのです。

その当時私は銀座にオフィスを構える広告代理業の役員をしており、毎朝の通勤にその地下鉄出口を通るのですが、必ずその看板を見上げて言葉を心に刻むことを習慣としていたのです。

 

広告代理業と言えば、時代の先端を行くカッコイイ職種で、机と電話さえあれば始められる実に初期投資の少ないビジネスでもありますが、裏を返せば猛烈な競合の中で、無理難題が降りかかり、冷や汗とストレスで正常な精神が保てなくなる職業でもあります。

そんな会社の役員として20年近くも働いてきたのですが、日々の仕事を乗り切り、明日を拓く方策として、相田さんの「がんばらなくてもいいから、具体的に動くこと」が、私にとっての福音でした。

そして第二の人生を歩む今も、その言葉は私の福音となっています。

 

大きな悩みや困難があったとき、前途が八方ふさがりのとき、私たちは苦悩します。しかし苦悩の中でもんもんとしていても、なんの解決も見出せないことが多いようです。

それよりも、今やるべき具体的な行為を発見し、それに向かってひたすら体を動かす・・・その積み重ねこそ解決の道であると確信しています。

 

「画家は挫折感に悩まされたり、スランプに陥ったりするのが常ですが、あなたならどうしてますか?」と、美術関係者や出版社の方から聞かれたことがあります。

しかしこれまで私には挫折感やスランプなどで悩んだりした体験がないのです。

まず楽しいから絵を描くのであって、悩んだり辛い思いをしてまで絵など描きませんし、描いてはいけないと思っています。

そんな私ですが、絵に行き詰まったり失敗したりすることがあります。

そんな時はその絵を途中でホッポリ出し、いやな夢を見たかのように忘れてしまうように勤めます。

そしてまったく次元の違う絵を描くことにし、いろいろ楽しく描いているうちに、以前に行き詰ったり失敗した箇所をカンタンにクリアしている自分に気づくのです。

 

人生は楽しく楽(ラク)して、具体的に行動していく。


民主主義ランキングから、中国の民主化の嵐を予測する

2011-02-19 04:04:10 | 犬たち

 

世界の国々の民主主義ランキングが興味深いのです。

イギリスの調査機関が世界167カ国の民主主義の度合いを、・政治機能・政治参加・選挙の実態・政治文化・市民の自由度の5項目で調査し、数値化したものです。

 

その1位はスウェーデン 2位アイスランド 3位オランダ、4位ノルウェー、5位デンマークと上位は北欧が占め、どん尻の167位は皆さん納得の北朝鮮となっています。

主なところでは 17位アメリカ 20位日本 23位イギリス 24位フランス 31位韓国 34位イタリア 35位インド 47位イスラエルというところです。

日本が20位なのは、女性の社会進出が遅れていることと、政治への参加意識としての投票率が低いことや、情報開示が進んでいないことが主な原因のようです。

 

このブログで特記したいことは100位以降の国々のことです。

それらの国々をあえていえば、民主主義の対極にある「独裁」色の強い国と断言できそうです。

中近東では市民の決起により独裁者ムバラク体制が崩壊したエジプトは115位 チュニジアは135位となり、危機的状態にあるのは、112位イラク 132位アルジェリア 135位アフガニスタン 153位シリア 159位サウジアラビアなどがあげられ、この地一帯は民主化の波が押し寄せ、大きな試練を受けると思われます。

 

私がこの中で最も注目したのは、138位の中国です。

中国は13億の人口を持つ大国であり、今年日本を抜いてGDP世界2位に躍り出たのですが、近い将来、経済だけでなくあらゆる分野において世界のリーダー国として巨大な力を発揮するものと予測されています。

しかし中国は共産党一党独裁国家で、(実質的な)選挙などありません。

自由な発言や表現ができなく、反政府であるだけで罰せられます。

権力者に富の格差が集中し、貧富の差が拡大の一途にあります。

とはいえとどまることを知らぬように、爆発的な経済成長を遂げていることも事実です。 

 

私は近い将来、中国は民主化の嵐が吹き荒れると予測します。

それは政治指導部が思い切った民主化の道に舵を切るのか、クーデターという形で市民がほう起するのかわかりませんが、日本にとっては対岸の火事で済まされない巨大な渦となるような気がします。

 

民主主義とは、国民が政治に参加する最悪の方法である。

だが、それ以外に国民が政治に参加する方法を、人類がまだ発見していない。

サーウインストン・チャーチル

 


性格の悪い美人こそ、わくわくする感動を注入してくれる

2011-02-15 09:52:56 | 犬たち

 

これまでの「彼女」は、特別美人ではありませんでしたが、従順でおとなしくしっかり財布のヒモを握る倹約家でした。

運命のいたずらで、泣く泣くその彼女とは別れることになりました。

それに替わっての新たな「彼女」は、とても美人ですが、自分勝手なわがままな上に浪費ぐせがあり、いっしょに付き合っていくには相当の苦労を強いられる予感を感じました。

・・・と言う「彼女」とは人間ではなく車のことで、これまでの「プリウス」から「レクサスSC430」に買い換えた話のこと だったのです。

上の絵はその新たな「彼女」こと・レクサスSC430を描いたものです。

 

それは1ヶ月ほど前のこと、ドライブ中に突然妻が「あのクルマが欲しい!」と叫んだことから始まりました。

指差すその車はなにやらスポーツカーのようで、それからの私たちは同型車探しのドライブとなりました。

その車はあまり出回っていないようでなかなか見つからなく、やっと見つけた車を名探偵のごとく追跡した結果、その車は「レクサスSC430」だとわかりました。

わが家のドライブは妻に免許がないためすべて私の運転であり、その私は愛車のプリウスをとても気に入っており、体の一部のように馴染んでいたのですが、独裁者である妻の「SCに買い換えるのだ!」という厳命に、私も最初は抵抗を感じていたのですが、だんだん「そうかもしれない」と思うようになりました。

そうだ!あの車には「車=移動の道具」という枠を超えて、これからの私たちの生活に不思議な活力を与えてくれる、何かがある!!!と感じ始めてきたのです。

そういえば60代後半ともなると、しわの深さに反比例して、感動のセンサーの針の振幅が小さくなっていくことを実感していた矢先でしたから、あの車でのドライブは新しい感動を生み出してくれるかもしれないと思ってきたのです。

 

あの車は忘れていた「わくわくする感動」を注入してくれるのだ。

 

近くのレクサス店でその美しさに見入り、ろくに検討もしないで購入し、ようやく性格の悪い美人がわが家の一員となりました。

この車の特色のひとつはボタンを押せばオープンカーになることで、冬の寒さをものともせず、鼻水をすすりながら毎日走り回っています。

これまで忘れかけていた「わくわくする感動」を感じながら・・・。

 


突然、絵がうまくなる。トレース水彩画教室展

2011-02-09 05:04:52 | 犬たち

 小さな展覧会を開きました。
これは私が「トレース水彩画教室」をおこなっている、読売日本テレビ文化センター・横須賀教室の生徒さんと私の作品発表としての展覧会です。
場所は通称「ショッパーズ」と言われ、ダイエーも入ったショッピングモールのショッパーズプラザ横須賀・5階の「読売日本放送文化センター」事務局入り口付近です。「ショッパーズ」へはJRでは横須賀線の横須賀駅、京浜急行の汐入駅下車すればすぐわかります。
開催は221日までとなっていますので、ぜひ一度ご覧ください。 

 

上の絵は横須賀教室の告知板ですが、その中のキーワードは「トレース水彩画教室」のスローガンでもありです。  

突然、絵がうまくなる。トレース水彩画教室 

これまで6年間にわたり、横須賀と大森の2ヶ所で月2回のペースで「トレース水彩画教室」を開催してきました。
そこで多くの生徒さんといっしょに絵を楽しんできましたが、絵画の経験者だけでなく、学校以来はじめてという初心者の方も教室に来られ、トレース水彩画に初トライして、まさに「突然、絵がうまくなる。」実感を見てきました。
もっと言うなら、自分の中に内在している才能を発見したことにびっくりしている光景をずいぶん見てきました。
だから「突然、絵がうまくなる。」のは誇張でもなんでもなく、生徒さんのの率直な実感だと思っています。 

トレース水彩画の最大の特色は、写真をトレース(なぞる)して描くため、どなたでも完璧なデッサンが描けるということにあり、それが「突然、絵がうまくなる。」最大の理由なのです。
逆から言えば、絵画初心者の方が絵を描くことに踏み切れなかったり、すぐ挫折してしまうのは、デッサンの壁に立ちふさがれてしまうことが最大の要因であり、そのことが絵を描くこと=時代遅れの趣味になってしまったのです。 
世の中が絶えず進化しているように、絵の世界も進化しているのです。
トレース水彩画教室に通えば、アッと言う問に街の絵画暦10年選手をゴボウ抜き出来ますよ。

 

4月より大森・横須賀に加え、もうひとつ「トレース水彩画教室」を開設することになりました。

   教室名 * トレース水彩画教室

   主催者 * ㈱カルチャー

   場所  * 辻堂駅前の新しいビル内(名前を忘れました)

   開催  * 毎月第1.3水曜日1時から3 

近くにお住まいの方は、ご検討いただければ幸いです。

 

 

 


日本がウラン産出国になる日

2011-02-01 17:10:51 | 犬たち

 

CO2を排出しない地球温暖化阻止の決め手となるエネルギーとして、原子力発電が本命と言われています。

そしてその計画に沿って日本では火力発電や水力発電を抑えて原子力発電がトップを走っていますが、その比重はますます増大し、2018年には40%を越えると言われています。

とはいえ日本は、その燃料となるウランは100%輸入に頼っているのですが、世界のウランの埋蔵量が500万トン程度と意外に少なく、将来に大きな不安を残しています。

 

その日本は、もしかしてウランの産出国になるかもしれません。

 

世界のウランの埋蔵量は500万トンと限られていると言いましたが、なんとその千倍もの量・45億トンものウランが海水の中に溶け込んでいるのです。

しかしその抽出は実用化まで程遠い夢だったのですが、そこは日本の技術力のすごさで、かなりいいところまで行っているのです。

 

それは海水からの回収技術にあります。

以下日本が開発した最新のウランの回収方法とは、まずポリエチレン製のフェルトにチョコチョコと細工すると、そのフェルトがウランなどの重金属を吸着させる不思議な布に変身するのです。

実際の大規模実験では、フェルト130枚を直径4メートルの籠に100個、沖縄を流れる黒潮の中に漬けておいたところ、1年で1トンのウランが回収できたとのことです。

それだけでなくレアメタルとして注目されているバナジウムやコバルトがウランの倍以上に回収されたとのことです。めでたし!めでたし!

 

問題はコストですが、ウランの価格は1キロ13000円ですが、この実験から見積もれば、1キロ32000円とのことで、このままではまだまだ問題はありますが、コストを下げる余地は数多くあるだけでなく、貴重なレアメタルなどの副産物も見逃せません。

 

日本の多くの島は深刻な過疎化が進行していますが、島起こし対策として何もしないで無人島になるより、ダメもとで日本原子力研究所に掛け合ってみるのはいかがでしょう。

捕集システムのひとつとして「延縄方式」があるのですが、この方法だと過疎の島でも可能だと思います。

そうすれば「おらの島の名物は、ウランとバナジウムじゃ!ッハッハッハ!」と、金歯がキラリと光る時代が来るかもしれません。