1月29日午後7時半、故障していたわがHP「主張する犬・猫たち」が復旧したようです。本当にご迷惑をおかけしました。今後も懲りずにご覧いただけるようお願いいたします。
「湘南100描」No87は上記の絵「材木座海岸のサーフクラブ」です。2ヶ月前まではこのような風景は確実に絵のモチーフとしてはハナもかけない風景でしたが、このシリーズを描き進むうちに、新しい絵のモチーフとして捉える目が育ってきたような気がします。
私は自分で言うのもなんですが、今は伸び盛り。今後の著しい?成長をお楽しみ下さい。
1月29日午後7時半、故障していたわがHP「主張する犬・猫たち」が復旧したようです。本当にご迷惑をおかけしました。今後も懲りずにご覧いただけるようお願いいたします。
「湘南100描」No87は上記の絵「材木座海岸のサーフクラブ」です。2ヶ月前まではこのような風景は確実に絵のモチーフとしてはハナもかけない風景でしたが、このシリーズを描き進むうちに、新しい絵のモチーフとして捉える目が育ってきたような気がします。
私は自分で言うのもなんですが、今は伸び盛り。今後の著しい?成長をお楽しみ下さい。
絵を描くための心構えで最も大切なものは「勇気」です。
なぜなら初心者の失敗のほとんどは、失敗を恐れてビクビクして描くことであり、、皮肉にもそれが失敗の原因になってしまうからです。私はそんな方に「絵で失敗しても命には別状ありませんから、思い切って!」と言うことにしています。
透明水彩を料理にたとえると、刺身料理に似ています。素材を躊躇なくスピーディに仕上げると、新鮮で活きのいい料理が出来ます。失敗しないようにとモタモタしながら素材をいじくりまわしていると、せっかくの料理が台無しになってしまいます。
そのように透明水彩になぜ勇気が必要かは以下の理由によるものです。
理由1 透明水彩は「心のありよう」が素直に表現される画法です
総ガラス張りのビルでは働く姿が外から丸見えのように、透明水彩は絵の初期の段階、たとえば線画や最初の一色でも完成後もみることができます。それだけでなく、透明水彩は描くときの「心のありよう」も透けて見える画法なのです。
上手ヘタにかかわらず、失敗を恐れてビクビク描いた絵は、自信なげで弱々しい絵になり、楽しみながら思い切って描いた絵は、はつらつとした自信溢れる絵になります。
透明水彩は正直に心を写す力があることも大きな魅力なのです。
理由2 ミスしても引きづらない、取り繕わない
勇気があるなしにかかわらず、毎日絵を描き続けている私でも、今でも大小さまざまなミスを犯します。
問題はミスの対処方法ですが、最悪な対処はミスを取り繕ってごまかそうとすることで、ほとんどの場合ミスという傷がどんどん膨らむことになります。
最善な方法はミスしても無視し、なかったかのごとく描き進むことです。多くの場合、初期段階のミスは完成時には取るに足らぬことになります。
理由3 重要な部分から描く
活花を生けるとき、メインとなる花から生けていき、次からはメインの花とのバランスを見ながらサブの花を生けるように、絵も重要な部分から描き進めることがとても大切です。
絵をドラマとすれば、主役、脇役、その他があるとすれば、多くの方は失敗してもダメージの少ない脇役やその他から描くようです。すると結果からみればアンバランスで魅力のない絵になってしまいます。
絵は最も重要な部分、たとえば肖像画なら目から描けば、絵全体の出来上がりをイメージできながら描き進めることになり、絵にドラマとハーモニーが生まれます。
音楽は音を楽しむと書きますが、絵も描くことを楽しんでほしいのです。失敗を恐れてオドオド描くよりも、勇気を持って未知の世界を探検する気持ちで描けば、楽しさが倍増します。上達も倍増します。