ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

鎌倉・ココギャラリーの個展「鎌倉 逗子 葉山の四季」は好評です

2015-05-11 01:34:03 | 犬たち

展覧会は終了しました

 

個展「鎌倉 逗子 葉山の四季」を鎌倉駅前の小さなギャラリーで開いて、もう1ヶ月が過ぎました。
1ヶ月も続く個展は長すぎるとお思いでしょうが、これからが佳境でまだまだ続きますよ~。

私はこれまで4回の個展を開いてきましたが、それは絵を描き始めた50歳代に集中しており、それ以降の十数年間は一度も開いたことがありませんでした。
絵を描き始めた当初は、絵を描く=展覧会に出品 と頑なに信じていたからですが、4回目ともなると展覧会そのものに疑問を持ち、これからはインターネットこそ時代の流れと気づいたのがその理由です。

とはいえインターネットとかパソコンとかの横文字が大の苦手の私は、パソコンから逃げ回って停年まで来たものの、皮肉なことに悠悠自適の年になってようやくパソコン教室に通い始めました。
そして美人先生に叱られながら、汗を拭きながらのお勉強となりました。
その結果、ようやく2002年ホームページ「森田健二郎のトレース水彩画」を自力で立ち上げることが出来ました。

あれ以来すべての作品はホームページ内で発表し、徐々にアクセス数も増加し、このホームページを基点に数多くの出版化の依頼もあり、絵画教室の講師の依頼もあり、各種の仕事も発生してきました。
特に2012年から開始した「動画シリーズ」は、延べ10万アクセスを超え、私だけでなく、私の提唱する「トレース水彩画」も、社会的な信頼を勝ち得たと思っています。
展覧会からインターネットでの作品の発表と、戦略の切り替えは功を奏しました。
振り返ってみれば、これほど積極的にインターネットを活用した画家はいなかったのではないかと自負しているだけでなく、インターネットを活用したからこそいろいろ活躍できた今があるとも思っています。


しかし困ったことも起きていました。
インターネットで作品を発表すると、その情報は広く世界に流れるものの、原画が出ていくわけではないため、描き貯めた作品がドンドン増え、その絵が、押入れの中にどんどん溜まっていきました。
私には娘がいませんが、愛情いっぱいに育てた娘が、年頃になっても嫁に行かないのを傍目で見る父親の心境になり、何とか娘を愛する人のもとに嫁いでいくことを願うようになりました。

ちょうどそんな時、地元の不動産会社であるココハウス様が鎌倉駅に小さなギャラリーをオープンし、展覧会にどうですかという話がありました。
その展覧会こそ「合コン→結婚」のまたとない(最後の)チャンスではないかと考え、絵の販売を目的とした展覧会の開催を決心し、2つのお願いをしました。
   
   お願い1 原画の販売価格はリーズナブルといいますか安価な価格にしてほしいこと。
   お願い2 私はノーギャラとし、売上金は地元への還元を優先してほしいこと。

ココハウス様はそれを暖かく受け入れ、開催から1ヶ月、思惑通りと言いますか、予想以上に順調に販売が進んでいます。

そして想定外のことも起こりました。

私の愛情たっぷりに育て上げた娘(絵)は、私以上に強い愛情に包まれて嫁いでいく(販売されていく)ことを知ったことです。
それは父親(画家)にとって、ちょっぴりさみしいものの、何と幸せな事なのでしょう!

絵の醍醐味は、描く楽しさもさることながら、その絵を観てもらい買ってもらい、飾っていただくことにあることをしみじみ感じた体験でした。
親バカかもしれませんが、わが娘は明るく気立てのいい美人♡ぞろいばかりですので、あなたも気に入って貰い手になっていただけたらとても幸いです。

常設展のように言いましたが、その間陶芸展やスポーツ用品のデモンストレーション、絵画展などを併用して行われた期間もあり、その期間は私の作品はギャラリーの片隅に追いやられるのですが、曲がりなりにも継続して展示してきました。
これからもいろいろなイベントと併用して展示することもありますが、お近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りいただけたら幸いです。


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