ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

平成21年は丑年  「牛のイラスト」サイトを開設しました

2008-10-31 09:41:03 | 犬たち

「牛のイラスト」を描いています。とことん年末まで描くつもりです。
強い牛・面白い牛・かわいい牛・間抜けな牛・・・いろんな牛をいろいろな描き方でドンドン描いていきます。

3年前の話ですが、その年の11月の初めですからちょうど今頃から、私のHP「主張する犬・猫たち」のアクセス分析サイトに異変が起こり始めました。 アクセス分析サイトとは、HPの閲覧者数や閲覧内容・閲覧者傾向などが日ごとに表示されるサイトです。
新しく作品の更新を行えば、その結果が如実に閲覧数の変化となって表れます。魅力ある作品を更新すれば多い閲覧数となり、つまらない作品は冷酷な結果となりました。そのためその評価こそ作品の能力評価のひとつとしていたため、毎日厳粛な気持ちでそのサイトを開いていました。

それが3年前の11月に入り急に数字が増加し、11月末ともなると通常時の数倍、12月に入ると留まるところを知らず一段と増加しました。
その原因がまったくわからなく、まさか私の才能を世間がようやく認め、天才と呼ばれる有名人の道を歩みはじめるのか!と意気込んだ矢先、アクセス分析サイトの言葉検索での「犬・イラスト」の言葉が膨大な数となったことで、ようやくその原因が解明されることができました。
3年前といえば平成17年11月、もうすぐ平成18年の戌年で、ぼちぼち年賀状の制作を考えなくっちゃとインターネットで犬のイラストやデザインを探し回っていたんですね~。そしてそれが年賀状制作の常道として一般化されていたんですネ~。
そこで引っかかったのがわがHP。名称は「主張する犬・猫たち」であり、事実、犬の絵も多く掲載していましたら。
その年は12月末には信じられない閲覧数となり、新年になるとバッタリと元の数字に戻ってしまいました。

それ以降平成19年はいのしし、20年はねずみと描き進み、来年は丑年なので10月31日より「牛のイラスト」サイトを新たに作り、年末までいろいろな牛のイラストを更新していく予定です。
とはいうものの牛を描くのが難しく、苦戦の末やっと上の絵を描きました。
何が難しいかといいますと、形や表情などの外見が難しいのではなく、私が牛を身近に接した経験が少なく、そのせいかまだ牛君のチャームポイントを掴みきれていないのです。早急に牛たちと面会する必要がありそうです。(とはいうもののどこに牛がいるのでしようか?)
さてこれから先どんな牛が描けるのか、まったく描いてみるまでわかりませんが、体当たり的に描き重ねていきます。ぜひご期待ください。

このイラストを参考にしてあなた独自の年賀状を制作してもいいですし、いっそのことそのまま活用しても結構です。
私としては少しでも皆さんのお役に立てば幸せなのです。

それにしても干支を見渡すと、大嫌いな「へび」、それに見たことも会ったこともない「龍」などはどう描いたらいいのか、今から心配しています。

 

 


サブプライム不況は日本にとってまたとない好機!

2008-10-25 15:41:45 | 犬たち
サブプライムローンの破綻から世界は深刻な同時不況に突入しており、日本も不況は避けられないのですが、気持ちまで暗くなる必要はないと思っています。
私はこの不況が「またとないチャンスが日本に訪れた!」とポジティーブに考えています。

この不況の震源地はアメリカですが、その激震の余波はアメリカはもとより全世界、特にヨーロッパを中心とした先進各国・中国等の巨大国に押し寄せ、深刻な不況の嵐が直撃しました。
しかしその中でも日本のダメージはそんなに深くないようです。その証拠に円高が進行しています。それはドルやユーロよりも日本の通貨・円のほうが健全だと思われているからに他なりません。
それだけではなく、日本は全世界的不況を脱する参謀役としての役割を担ない、もっといえば漁夫の利を得ることになるチャンスが来ているともいえるようです。

その理由は世界各国はこのような不況が未体験の中、日本が15年前に起こった試練と、それを乗り越えた貴重な教訓があるからです。

15年前に日本はいわゆる「バブル崩壊」=平成の大不況を体験しました。
この不況の構造は今回のサブプライム不況と同様な構造=大量の不良債権を出したことにあります。日本はその絶望的な試練を乗り越えて奇跡的に立ち直ったのですが、それは国や政治レベル、生活レベル、企業レベルと多岐にわたっての大きな教訓とノウハウを残すこととなりました。
私はその当時小さな広告代理店の経営の仕事をしていましたが、私の会社もその不況を乗り切るには大胆なリストラを敢行するしかありませんでした。
リストラといっても徹底的な経費削減だけでは足りず、最後は人件費をカットするしかなく、まさに身を削る想いで社員の雇用解雇を実施しました。この辛さは解雇される側より辛いのではないかと思ったほどです。

サブプライム不況は日本以外の各国では未体験の中、日本は教訓を生かしすばやい手を打ちました。
日本の首脳は各国の首脳に早急な公的資金の注入を進言しました。
日本企業がいち早く世界的な銀行や証券会社に資本注入・および傘下にしました。
今後日本企業が自動車のビッグスリーへの救済策を打ち出すでしょう。
それだけでなく世界的大企業への日本企業の資本注入化が進むでしょう。

苦しい時は皆苦しい。本当の実力は苦しい中でこそ発揮される。
前が見えない目先の対応に始終する国と、トンネルを抜け出す戦略を心得て手を打っている国とは天地の開きが生じます。
世界がこの不況を乗り待ったとき、日本のランクが数段上がっているはずです。信頼の高さにおいても、経済的強さにおいても・・・。
もしそうでなければ、あの平成の大不況を身を削って乗り切った貴重な教訓が生かされなかったことになります。



私がショーン・コネリーのようなヒゲを生やした理由

2008-10-20 05:31:20 | 犬たち
似たもの夫婦といいますが、私たち夫婦は似てないもの夫婦で何の類似点もないのですが、ひとつだけあるとしたらそれは2人とも「わがまま」なところです。ついでに言えば愛犬モモタロウは超のつくわがままですから、「わがまま一族」が同じ屋根の下に住んでいることになります。
そのため夫婦の言い争いもご飯を食べるように習慣化しているのですが、その定番テーマのひとつが私のおしゃれ。おしゃれというより身だしなみがあまりに無頓着過ぎることにあります。
たとえば妻が外出のときは、私の着ている一着は部屋着にもなり、庭仕事着にもなり、外出着にもなり、そしてパジャマにもなるという具合にまったくの野人と化すのです。
妻の口うるさい理由のひとつは、「あ~ら奥様、マダム森田はいつもおしゃれだけど、亭主を見てよ!まるでゴキブリじゃない~!」と後ろ指さされるのを警戒しているからと推察しており、最近は抵抗もせず指定された服を着せ替え人形のように着てなんとか平和を保つことにしています。

私は現在外国の映画俳優のようにといいますか、いわゆる無精ヒゲを生やしています。
それはおしゃれからではなく、自然に生えていくものを剃ってしまうことこそ不自然だと思っていたからです。しかし妻は最初はうす汚い顔がより汚くなると反対を通してきたのですが、今は妻の賛同をえて生やしているのです。

30代の頃、妻の反対を押し切って鼻の下にチャップリンのようなチョビヒゲとしたのですが、どう見てもインチキくさいペテン師に見え、仕事にも差し支えると思い早々に剃ってしまい、そんなこともあり妻の信念はより強固になっていきました。

リタイヤして自由の身になってから、再度ヒゲへの願望が生まれてきました。
しかし問題は妻の反対の壁をどう乗り切るかでしたが、一人前のヒゲ顔になるには1ヶ月。それまでは何とか隠し通し、1ヶ月後の一人前のヒゲ顔になれば既得権を盾に押し切る作戦で行こう決めました。
この年にもなればほとんどといいますか全くといいますか、夫婦で顔を見合すということがなく、1週間・2週間は無事に過ぎ、3週間目からはあぶない時には何気なく口に手をやり隠し通しました。
しかし残り一週間目に友人が我が家を訪れ、開口一番「あ~ら、ヒゲ生やしたの!」ですべてがバレて失敗してしまいました。

あきらめきれない私は次の作戦を企てました。
私と妻は「ケンゾー」という美容室のオーナー美容師の方に整髪してもらっているのですが、私の整髪時に何とか妻にヒゲを生やすことを説得してくれないかと彼に依頼しました。
数日後妻が美容院に行ったところ、その美容師は言いました。
「専門家としての意見ですが、ご主人ほどヒゲの似合う男性はちょっといないですよ。ショーン・コネリー風が似合うだろうな~」
というわけで美容院から帰った妻は、息つく暇もなく言いました。

「すぐショーン・コネリーのようなヒゲを生やしなさい!!」



「お金を使わないからこそ、楽しい」ことを実感しました

2008-10-14 18:16:11 | 犬たち
我が家の庭の木戸が完成しました。上の写真がそうです。
前からある木戸が朽ちてしまったので、同じ場所に新しく手作りしたものです。
どうです、ユニークでしょう!訪問した方が強く印象に残るようなものができたと思っています。

我が家はすぐ近くが海で、海のある生活と自負しており、「海」を印象づけるデザインにしました。

材料と調達方法は、左の背の高い木材、その右の木の根っこ、曲がりくねった木から右端の仙人の杖のような木まで、すべて海で拾った流木です。三浦半島のあちこちの海岸に打ち寄せられた木材を拾ってきたものです。
ところどころにある丸いものは、サザエとあわびの貝殻。港に行けばゴロゴロ転がっているのを拝借してきました。
四角いプレートは前の木戸からの陶器の表札です。これも若き時の私の手づくりです。
ついでに言えば、桟や柱となっている木は、近くの工事現場で捨てられていたものを譲り受けたものです。だからバラバラなのです。
ネジやちょうつがい・カギなどは、前の木戸のものを再利用しました。
 
そうです。徹底的に費用をかけないで作ることにもこだわりました。
出費といえばセメント2袋・塗料ぐらいで2千円でおつりが来る金額です。
費用が少ない分、知恵と工夫はたっぷり使いました。それは大工仕事の楽しさもたっぷり堪能したことでもあります。
最初は既存のフェンスを買おうと思い、散歩ついでにたくさんの門や木戸を見てきたのですが、どれもこれもデザインが平凡といいますかつまらないので、それでは手作りでということでチャレンジしたのですが、大正解でした。

たかが木戸を作っただけで言うのも大げさですが・・・

    お金を使わない=暗い・つらい・悲しい ではなく
    お金を使わない=明るい・楽しい・前向き を目指しています。

私の理想とする最高に豊かな生き方は、霞を食って生きる「仙人」のような生活だと思っています。
今は不況というチャンスのとき「お金を使わない豊かなライフスタイル」を身に付けるときでもあります。

絵の上達のコツのコツ、それは「目標」と「計画」を持つこと

2008-10-11 12:28:19 | 犬たち

なにごとにおいても効果的な練習法といえば、しっかり目標を決め、その目標を実現するための計画をたてることが常識のようです。
たとえばランニングの練習においても、なんとなく走るよりも、目標タイムと計画的なスケジュールをしっかりたて、それを実践すれば、明らかな進歩が期待できます。

絵を描くのも同様です。
長い期間絵を描き続けるのも目標と計画が必要なのはわかりますが、たった一枚の絵を描くにも目標を持ち計画をたてることで進歩が加速します。
 
たった一枚の絵を描くことでの目標と計画を具体的に言えば・・・

目標とは、絵を描く前に絵の完成イメージを構築することをいいます。
これから描く絵は画用紙の上は真っ白でも、頭の中では出来上がっているその完成画が目標となる絵となります。
実際は目標の絵と現実の絵は違ってしまいます。しかし長い期間絵を描き続ければ、目標画に現実の絵がどんどん接近していきます。そうなればより高い目標が設定され、それに現実の絵が追いかける・・・それを上達というのです。
目標を持たないで描くことは、どんな絵にしたいか考えないで、行き当たりばったりで描くことになりますから、あまり進歩が望めないだけでなく、描く楽しさが半減すると思います。
それではどうしたら目標やイメージが持てるのでしょう?
絵を描く前が勝負です。これから描く絵はどんな絵になるのか(するのか)しっかり考え、イメージすることに尽きるようです。

計画とは、目標を達成するための方法をいいます。
私の場合は、描く順番にこだわります。絵全体を絶えず意識し、どの段階でも「それなりに絵になっている」ようにバランスをとりながら描き進め、序々に仕上げていく描き方にこだわっています。
上の写真は、HP「初心者のためのトレース水彩画教室・さっと描く6」の彩色場面ですが、彩色の第一色は黒色でのモノクロの絵を描く方法をとっています。
色彩には色相・彩度・明度の3つの要素からできていますが、最初の一色は色相も彩度も忘れて明度だけに集中して描くことができるからです。それも納得のいくまで何度も塗り重ねるようにして描くことができます。 
その理由はなんといってもカンタンに描けるからです。そして絵の全体像がしっかりイメージでき、次への彩色がスムーズに進展できるからです。私にとってはこの方法が勝利の方程式なのです。

上達のコツは、一枚の絵を描くにも「目標」と「計画」をしっかり持つこと。つまり描くこともさることながら、描く前に考えることがとても重要なのです。
もっと言えば、絵の才能とは 描く能力=3、描く前の考える能力=7 というところでしょうか。