ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

いよいよ楽しさいっぱいの「スケッチ画偏」に突入しました

2008-04-29 11:34:12 | 犬たち


HPシリーズ「初心者のためのトレース水彩画教室」も「基本偏」「線画偏」「彩色偏」と進み、いよいよ待望の「スケッチ画偏」に突入しました。
ぜひこの機会にスケッチ画の楽しさを実感してください。

私の仕事は、ひとりでも多くの方に絵を描く楽しさを味わってもらうことで、トレース水彩画はまさにそんな初心者を対象に開発した画法なのです。
絵画普及のポイントは、絵を描くのが楽しいと実感してもらうこと。それには「アレッ!私、意外と才能ある~~!」と上手に描けることを実感してもらうことにあります。上手に描けるから楽しく感じ、楽しく感じるから趣味の一部として定着するのではないでしょうか。
スケッチ画は皆さんが最も描きたい身近な画法であると同時に、絵を描く面白さが凝縮されている画法でもあります。
しかしスケッチ画に入る前に最低限の絵の描き方を理解してほしいので、「基本偏」「線画偏」「彩色偏」と展開してきましたが、その先はなんといってもスケッチ画を堪能することに尽きるようです。

なぜスケッチ画はなぜそんなに楽しいのでしょうか?
それは描き方の技術もさることながら、スケッチ画には高い戦略性と戦術的な視点が必要だからです。
といっても分かりにくいのですが、要するにスケッチ画はとても奥が深く、画家の精神性だけでなく、知性が如実に反映する世界なのです。
それでも分かりにくいのなら、描く人の人間性がそのまま出てしまう画風なのです。
だからとても難しく、同時にとても楽しいのです。
釣りは鮒にはじまり、鮒に終わるというように、絵はスケッチ画にはじまり、スケッチ画に終わるようです。

「初心者のためのトレース水彩画教室」のキャッチフレーズは「見るより描くのが100倍楽しい!」です。上の絵は「スケッチ画偏1. 遠近感はスケッチ画の命」です。ぜひあなたもこの絵を機に、実際に描くという行動を起こしてみませんか!

このシリーズを一通りマスターすれば、あなたの街の絵画歴10年選手を軽~くごぼう抜きする実力になれることを保障します。

 

 


軽い風邪をひいて、贅沢な時間を過ごしています

2008-04-26 16:29:18 | 犬たち
どうも軽く風邪をひいたらしく、熱があり、体の節々が痛く、とにかく体全体がだるいのです。
通常は睡眠時間が少ない私ですが、このときばかりは眠る・眠る・眠る、びっくりするくらいによく眠れるのにわれながら感心しています。
体がだるいからでしょうか、気力というものがなく、そのためか絵を描く気にはまったくなれず、やる気が充実するまで待つことにします。発見もありました。絵を描くには強い意思がすごく必要なことを感じました。それに比べてこのブログのように、文字を書くのは何とかできるようです。
病気だから大変だとお思いでしょうが、全くそんなことはありません。むしろこの時間を楽しんでいます。
「やる気がないんだから何もしなくていい」って神様が私に与えてくれた「贅沢な時間」と思っているからです。

私はこれまで大きな病気に見舞われたことがありませんが、ただひとつ40歳の頃に胃潰瘍になったぐらいです。
業務上の過労とストレスが原因でした。
出血のため血液が極端に少なくなるほど危険な状態になり、約1ヶ月間会社を休職し、自宅療養しました。
危険な状況を脱するまでの最初の2・3日は自宅で静かに寝ていましたが、それ以降の日々は健康そのもの、神様が与えてくれた「贅沢な時間」でした。
おりしもちょうど今のような新緑の季節。野山へのハイキング、海釣り、バイクに乗って日帰り旅行と、エンジョイ・ライフとはこのことなのだという日々で、休職も残り少なくなった時、「次に訪れるこんな楽しい長期の休日は、ずっと先のリタイア後の時だろうな~・・・」と羨ましく思ったのを記憶しています。
復帰後も業務上の過労とストレスが続きましたが、無事退職し、まさに今が楽しい長期の休日の日々なのです。ありがたく楽しまなくっちゃ!

「やる気がないなら何もしなくていい」って神様が与えてくれた「贅沢な時間」。ゆっくり満喫しようと思っています。




さよなら、メタボ 効果大・簡単ダイエット実践中で~す

2008-04-23 05:34:16 | 犬たち

これまで数々のダイエットをしてきましたが、今回考案・実践しているのは効果大、究極のダイエットのようです。やっぱりダイエットは シンプル イズ ベスト! で~す。

 私の身長は173センチ、目標体重は69キロに対してダイエット前の体重は75キロ、約6キロの減量となるのですが、ちなみにウエストは85センチでメタボリックの入口ということになります。
その上1年半前から禁煙したのですが、禁煙後の口寂しさからか爽快感からか、その頃から本能のおもむくままに食べれば、たちどころにオーバーしてしまうようになりました。
これまでいろいろな方法でダイエットを試みてきました。
カロリー本を持ち歩き、ひとつひとつの料理を足算しながらダイエットしたこともありました。
100グラムまで表示できる体重計を買ってきて、グラフ用紙に目標値までの右下がりの線を引き、決して線を越えないようにしたダイエットも試みました。
毎朝逗子海岸を2往復のランニングは、3日坊主ではなく2日坊主に終わりました。
どれも策に溺れた感があり、結論としてダイエットで苦しみや辛さを伴うものは無理!ということが分かりました。
それともうひとつ。ややこしいのはダメ。単純で分かりやすくなければ長続きできません。
ダイエットには食事から攻める方法と、運動からの方法がありますが、ぶっ倒れるほど走っても、軽~く茶碗一杯分のご飯ということで、運動からは無理、食事方面で何とかしなければと思っています。
と、やたら注文が多い中、以下の方法を思いつき、実践しました。

 3度の食事は普通通りですが、それ以外の間食は一切しない(酒は別)。

どうです、シンプルでしょ!食べていいものの範囲が明快でしょ!あまり苦痛も感じない割には、意外と減量効果が高く20日間で2.5キロの減量となりました。
それに大幅に食生活を変えるというわけではなく、これまで後ろめたい気持ちで食べていた間食を止めるだけですから、ほんのちょっとの生活変更ということも効果的です。
実践して初めて気づいたのですが、これまでいかに間食が多かったか、いまさらながらびっくりしました。ピーナッツが大好きで毎日ポリポリ、甘党の妻のお菓子のお相伴と・・・。
私としてはこの実践は目標体重までの減量作戦ではなく、新生活習慣となり定着していくことも夢ではないナ~とも思っています。

(酒は別)となっていますが、これに関するコメントは差し控えたいと思います。

 

 

 


第二の人生は田舎暮らし、の最大の課題は「心のよりどころ」

2008-04-19 11:09:32 | 犬たち
都会生まれで都会育ちの妻は、田舎暮らしに憧れを持っており、これからの人生の選択のひとつとして田舎暮らしを真剣に考えようよ、と半分本気で言い続けています。
しかし地方出身の私は、妻の性格から田舎生活など1週間もガマンできないのを重々知っているのですが、夢があるうちが花とばかり、場所の見学を兼ねて過疎地などの田舎にたびたびドライブしています。
あるドライブで、山また山を越えると桃源郷のような美しい風景に出くわしました。妻は「理想のイメージだわ!」とすっかり気にいり、あちこち見学していると、温泉が涌くのか足湯場があり早速私たちも入ることにしました。
足湯には40歳ほどの女性の先客が入っていて、雑談が進むうちに、彼女は東京育ちなのですが、夫の実家であるこの地に嫁いで15年もたったとのことでした。
「いい土地ですね~、こんなところで住んで幸せですね~」と妻が言うと、その女性は「とんでもない!ここに来たときはそうも思いました。しかし今は社会から取り残されたこんな古色蒼然としたところで過ごすことに大きな悔いが残る・・・」と、すべてにおいて妻の夢をぶち壊す発言でした。
この地で15年も生活しながらまるで馴染めず、故郷・東京への強い望郷の念を持っていることは明らかでした。
彼女の唯一の楽しみは、近くの町に最近オ―プンしたモスバーガーでコーヒーを飲みながら、都会の雰囲気に浸ることとのことなのですが、近くの町といっても1日4便のバスに1時間乗って、バス代だけで往復1600円なので、行けるのは週一回だけとのことでした。
あの時以来妻の田舎暮らしの声も、心なしかトーンダウンしたように思えました。

「第二の人生は田舎暮らし」はちょっとした流行のようで、理想的なセカンドライフのように言われています。事実それに類するTV番組や広告も華やかですが、都会生活者が地域に定住するにはそんなにカンタンではなさそうです。
自然や気候、風土や生活慣習が違います。それ以上に問題なのは、新しい地で「心のよりどころ」を作ることはそんなに容易ではないことです。
たとえば子供時代、住み慣れた家のぬくもりの中にいれば気づきもしないのに、その家から一歩離れると強いホームシックに襲われます。つまりホームシックは、その家や家族に強い「心のよりどころ」を持っていた紛れもない証拠なのです。
上記の女性も都会を離れて15年も経っているのに、「心のよりどころとしての都会」を手放すことができないように思えました。

故郷を思う気持ちも大切ですが、今住んでいるこの地を「心のよりどころの地」としなければ人は決して幸せになったとはいえません。
第二の人生を田舎暮らしにすることもひとつの生き方ですが、はたしてそんなに簡単に新しいその地を「心のよりどころの場所」と思うことができるでしょうか。

「心のよりどころ」は、その人にとって大切な財産でもあり、原点でもあると同時に、次への飛躍の足を引っ張る最大の障害物かもしれません。



芭蕉の気分で、寅さんの気分でドライブ旅行してきました

2008-04-16 06:01:21 | 犬たち

ここ数日HPもブログも更新しなかったのは、旅行に行ってきたからです。

旅行といっても名古屋近郊の犬山。行きは東名高速・帰りは中央高速でのドライブの旅でした。
なぜ犬山? その小さな目的は、上の写真のように明治時代を彷彿とさせる建築物が展示されている「明治村」への絵の素材としての取材。
大きな目的は、ひたすらドライブしたかったのです。そうなんです、私はドライブ大~好きフェチなんです。

私の免許取得は50歳と遅く、バカで頭の悪い教官に叱られながら、高校生といっしょにやっと取得した免許、遅いがゆえに運転の楽しさ・ドライブの面白さがそのまま人生の楽しさに直結しました。
ここ10年は新幹線や国内旅客機に乗ったことはありません。もったいないからです。何がもったいないといってせっかくのドライブのチャンスを逃すのがもったいなくて、すべてドライブで対応してきました。
東は青森・秋田、北は能登半島、西は四国・中国、わが郷土の金沢へは片道600キロを何度も往復してきました。
そのような訳ですから関東100キロ圏内は電車などには乗らず、ドライブ圏内。特に伊豆半島は、今回はこの道次はあの道と少なくとも年3・4回は走るものの、奥の深さに感動させられ、伊豆半島を発見のワンダーランドと思っています。

無類の旅好きの友人のドライブと言えば、平均1ヶ月の日本各地への長期ドライブ旅行。風の吹くまま気の向くままの行き当たりばったりの長~い旅なのです。
旅先の日課といえば、日本という国は何処にいっても(日帰り)温泉があり、行く先々の地でゆっくり温泉に入り、テレビを見てくつろいで、眠るところは道の駅に駐車した愛車の中となります。
1ヶ月ほどたっての叱られることを覚悟での帰宅は「あら、もう帰ってきたの!」との奥さんの冷たい声を聞き、自分の居場所がだんだん狭くなるのをひしひしと感じながら、次の旅を計画するそうです。
 
運転を始めたのが50歳ですが、絵を描き始めたのも50歳。運転席から見る、移りゆく日本の風景の美しさに感動したのも間違いなく大きな動機になったと思います。
私も風の向くまま、奥の細道を行く芭蕉になった気分で、寅さんの気分で1ヶ月ほどのドライブをしたいな~。
でも、わが妻は「あら、もう帰ってきたの!」では済まさないからな~。