HPシリーズ「初心者のためのトレース水彩画教室」も「基本偏」「線画偏」「彩色偏」と進み、いよいよ待望の「スケッチ画偏」に突入しました。
ぜひこの機会にスケッチ画の楽しさを実感してください。
私の仕事は、ひとりでも多くの方に絵を描く楽しさを味わってもらうことで、トレース水彩画はまさにそんな初心者を対象に開発した画法なのです。
絵画普及のポイントは、絵を描くのが楽しいと実感してもらうこと。それには「アレッ!私、意外と才能ある~~!」と上手に描けることを実感してもらうことにあります。上手に描けるから楽しく感じ、楽しく感じるから趣味の一部として定着するのではないでしょうか。
スケッチ画は皆さんが最も描きたい身近な画法であると同時に、絵を描く面白さが凝縮されている画法でもあります。
しかしスケッチ画に入る前に最低限の絵の描き方を理解してほしいので、「基本偏」「線画偏」「彩色偏」と展開してきましたが、その先はなんといってもスケッチ画を堪能することに尽きるようです。
なぜスケッチ画はなぜそんなに楽しいのでしょうか?
それは描き方の技術もさることながら、スケッチ画には高い戦略性と戦術的な視点が必要だからです。
といっても分かりにくいのですが、要するにスケッチ画はとても奥が深く、画家の精神性だけでなく、知性が如実に反映する世界なのです。
それでも分かりにくいのなら、描く人の人間性がそのまま出てしまう画風なのです。
だからとても難しく、同時にとても楽しいのです。
釣りは鮒にはじまり、鮒に終わるというように、絵はスケッチ画にはじまり、スケッチ画に終わるようです。
「初心者のためのトレース水彩画教室」のキャッチフレーズは「見るより描くのが100倍楽しい!」です。上の絵は「スケッチ画偏1. 遠近感はスケッチ画の命」です。ぜひあなたもこの絵を機に、実際に描くという行動を起こしてみませんか!
このシリーズを一通りマスターすれば、あなたの街の絵画歴10年選手を軽~くごぼう抜きする実力になれることを保障します。