ノー天気画家の本音生活 

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なぜ中国が嫌われるのか?

2011-12-14 09:22:17 | 犬たち

 

中国について「嫌い!」と言う日本人が増加しているようです。

 

昨年の尖閣諸島付近での中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件で、日中の関係が険悪になり、それを契機に日本人の中国嫌いが一気に急増したようです。

そんな中国嫌いは日本だけではなく、台湾や韓国、ロシア、チベット、インド、ベトナムなどの周辺諸国の中国とのいざこざがマスコミを賑わしており、中国が急速に経済的発展をとげるに従って、世界の多くの国の中国嫌いが顕在化しつつあるようです。

その根底に中国人の気質そのものに、他国から嫌われる要素があると言われており、その中国人気質について、拓殖大学客員教授・黄文雄氏が「中国が嫌われる7つの理由」というタイトルで究明しており、以下その内容を要約して紹介します。

 

①自己中心

国名の「中国」は「天下(世界のこと)の中心」という意味であり、中国は長い歴史を通じて一貫して自分たちが世界の中心・文化の中心であるという強い思い込みがあり、それが中国国民のゆるぎないプライドそのものだったのです。

だから古来より「自分たち以外は一段下の人間でしかない」という意識で、近隣国を蔑視してきたのです。

 

②ご都合主義

中国は多くの国際的な問題を起こしてきたが、それは双方が結んだ契約を自己の都合に合わせて原則(建前)と本音を使い分け、自分の都合のいいように勝手に変更する、ご都合主義がその原因のようです。

 

③独善

中国人には強烈な勧善懲悪の倫理意識があり、自己の敵は死後も容赦しないようです。

そのひとつとして日本の総理の靖国神社参拝にとどまらず、歴史教科書、南京事件の評価、憲法改正論議・・とどまるところを知らずしつこく、友好関係を阻害してまでも干渉してくるのです。

 

④責任転嫁

たとえば文化大革命の責任はすべて4人組のせいにされ、毛沢東の過ちに触れることは決してないことや、その後の社会の混乱を西欧の資本主義の汚染と決め付けるなど、責任転嫁と独善意識が中華思想の真骨頂となっています。

 

⑤人間不信

中国人は国家を信用していないばかりか、社会も人間も信用していないのです。

 

⑥土匪国家

日本での外国人犯罪の半数以上が中国人によるように、中国人の根底に倫理観そのものを否定する意識があり、犯罪行為を正当化する動きさえあるのです。

 

⑦危険な「友好」

日中間でいろいろな「友好」関係が結ばれましたが、それらは中国側のその時の都合にあわせてのものであり、日本は中国の朝令暮改の変更に付いていくしかないそんな「友好」なのです。

 

黄教授の中国観は痛烈ですが、それらを要約してみると・・・

 

他国や他民族への根拠のない優越感を持っていることと、

なにごとも自己中心的であることが、どうも嫌われる原因のようです。

 

最新の日本の輸出入の第1位はアメリカを抜いて中国となり、双方は強い関係を構築してきましたが、今後の日本と中国との関係はより高く濃密な相互依存となることは確実となっています。

世界潮流の大局観としても、これまでの50年はアメリカを軸として世界がまわってきたとするならば、これからの20年はアメリカと中国の2極化の中で世界は展開し、その後は中国が基軸として世界がまわると予測するのは、多くの有識者の一致するところであります。

 

敗戦後の日本の驚異的な復興は、最強国のアメリカに寄り添ってきたからに他ならず、これからの日本は次代の最強国・中国と(たとえ中国との付き合いが大変でも)、いかに上手に付き合っていくかにかかっているといっても過言ではないようです。

 

 


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