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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

全く機ッ械な話よなあ

2014-05-21 23:57:10 | SF
蛇の卵 (Seishinsha SF Series) 蛇の卵 (Seishinsha SF Series)
価格:¥ 1,944(税込)
発売日:2013-03

という本、、前の記事もホントはこれを言いたかったのかも(なわけはないけど)日付変わる前にあわててアップ

5/22追記-何が機ッ械ってヒロインが機械、それもアタマがよくて思い込みの激しい甚だ始末の悪い女の子にしか見えない機械(2足歩行型コンピュータ)だということ、世界を海に沈めてやると言って北米大陸のド真中に海を作り始める(いやまああっさり地球を割っちゃうアラレちゃんの後ではさうド非常識なモノに見えないかもしれないけど)、おいおい、そんな危険な機械をほっといていいの?と言えば、彼女の仲間たちというのが、サルと呼ばれる人類(アダムとイブの子孫じゃないという)、チンパンジー、アシカ、超凶暴なオウム、天使(何だ、それは?って宇宙人らしい)、クズリ(ではなく実は悪魔つきの男の子、何だ、それは?って特に説明なし)、ニシキヘビ、クマ、生まれる前のインドゾウ(妊娠期間10年!!)といずれ劣らぬ個性派ぞろいで、どいつもこいつも世界を危機に陥れる存在と命を狙われているという設定(真っ先に消されるのはゾウ)、木の葉は森に隠せってねと言いたいとこだけどやっぱ殺し屋集団はアタマが悪い、真っ先に狙うべきはコンピュータ少女(たぶんこいつこそが始末すべき「蛇の卵」)だろが、どうやらアラレちゃんほどのパワーはなさそうだし(エネルギー源、何なんだろ?)倒せんことはなからうに・・・

アホなところではクズリ実は悪魔たちがタコ(動物の)に変身して大騒ぎ、やかましくてみんなは話ができなくなる・・・タコがしゃべるかよ、ホント西洋人はこの動物が嫌いなんだなあ(と思えばこれが実は意外な伏線だったり、おっとネタバレ自粛)

ちょっと気に入ったところは運命の機を織るオバハンたち(ギリシア神話の定番)がニシキヘビの子供を「かわいい」と養子にするくだり、タコは嫌いだけどヘビは必ずしも敵視しないんだね