事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

これぞドキュメンタリー

2014-05-04 22:23:17 | 映画

School このところ事実をベースにした半フィクションが続いてた気がした(でもなかった)けど、これは(多少のヤラセありとは言え)正真のノンフィクション、事実ゆえの迫力にあふれてる、名演小劇場かなりの入りだった、まことにめでたい

Kenya ケニアの兄妹-片道15キロを2時間、主人公は兄貴だがいっしょに走る妹も全然遅れてない、たいしたもんだ、この国に陸上選手が多いわけだよ(そこか?!)、象はヒトを敵視してるらしい、しかたないかな、今までのいろんなこと考えたら(いやこれは別の話だけど)、ライオンやヒョウが出ないのはまだしもかもね(ヤツらは夜行性なのか)、途中で2人が食べる果実何だかわかる?サボテンだよ、こんなとこまで(元は南米のもの)入って来てるんだと変なとこで感心・・・
Morocco モロッコの女の子-寄宿学校まで22キロ、トラックに乗せてもらえることもあるが運転手のオッチャンがメッカを拝んでる時は待つしかない、何でニワトリを連れて来たかと言えば学校がある街の市場でお菓子と交換するため、取引成立でけっこう大量のお菓子をゲトできた、ま、この才覚があれば食うに困ることはあるまい(そこかよ?!)
Argentin アルゼンチンの兄妹-2人を乗せてひた走る健気なお馬さん、蹄鉄に石をはさんだら彼が手で取ってくれる、まだ小さい妹が卒業するまで長生きしろよ!!(そんだけ?)

India インドの兄弟-脳性マヒと思しき兄貴のオンボロ車椅子を押して引いて学校へ向かう弟たち、何で君らはそんなにノー天気なの?と思えば兄貴は学校で同級生たちにもサポートされてけっこう楽しく勉強してるようだ、インドって国も捨てたもんじゃないやね(と上から目線)

パンフの監督インタービューによればいろんな国のいろんな学校をロケハンしたとのこと、中国では当局が子供の安全を確保してくれちゃったからそれじゃこっちの目的と違う、オーストラリアの環境は面白いけど当人たちが勉強することを喜んでない・・・社会が学ばせたいことと当人がやりたいこと、それが一致する社会はどんな社会であれたぶんハッピーだ、でもそういうことはかなりマレだしそもそれがホントにいいことかどうかもわからない(わが国の歴史を考えてみよう)、改めて教育はむつかしいよね(そんだけかよ?!ってそんだけ)